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初めてのジェットスキー(水上バイク)実践編 [2] ジェットスキーを水に降ろすまで

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プロが教える「ジェットスキーをトレーラーから降ろす」方法

これは本来、優良ショップで購入した人だけが聞けるジェットスキーを壊さない遊び方の秘訣です。この方法を頭に叩き込んで、楽しく末永く、遊びましょう!
今回は、ゲレンデに着いて、ジェットスキーを水に降ろすまでの方法です。この手順で行えば、安全かつ快適にジェットスキーを降ろせます。

トレーラーを固定するベルト(タイダウンベルト)を外す。

ベルトが掛かっている状態。

水に浸けるまで、絶対にフロントのストラップ(ベルト)は外さない。ここで外してしまうと、移動時にジェットスキーを落としてしまう。

水に浸ける前にエンジンを掛ける。 自宅を出る前にも確認したと思うが、ここでも確認する。

ドレン(ドレンプラグ)は水に浸ける直前に締め、水から上がってきたら開ける。これを閉め忘れてジェットスキーを水に浸ける人が多いが、開けたままだと水が船内に浸入する。そのままエンジンを掛けると、エンジンが全損するケースもある。

ドレンを締めたところ。

電気配線コネクターを外す。電気配線コネクターの詳細はコチラ

電気配線コネクターを外したところ。抜くときは、電気配線コネクター部分を持って外す。コードを引っ張って外すと、断線などを起こしショートの原因となる。

電気配線コネクターは、車の電源を使って、トレーラーのブレーキランプなど電装部分の動力に接続する場所なので、水に濡らさないように気を付ける。以下に、濡らさない工夫を紹介する。

抜いた電気配線コネクターは下向きにし、トレーラーのフレームに、この向きに置いておく。

配線コネクターの正しい置き方。

こうやって置く人が多いが、これでは雨が降ったとき水が入る。上向きには置かないように。

アンカーの種類と便利なロープ

アンカーを用意する。

収納時に傷つかないように、厚手の布で包む。

この形状のアンカー(ホールディングアンカー)は、降りたたんで、コンパクトに収納できるので持ち運びにも便利。岩場での使用に適している。

このゲレンデは、水底が細かい砂地なので、ハードコートアンカーを使用する。使用する場所によって、適しているアンカーの形状が違う。自分が使う地形に適したアンカーを使用しよう。アンカーの種類や詳細に関してはコチラ

これがレスキューアンカーロープ。ジェットスキーをアンカリングするのに便利。

レスキューアンカーロープは、フックでカチンと留めるだけなので、ロープワークが苦手な人でも安心して使える。

ジェットスキーを降ろす前にアンカーを沈めておく。

必ずアンカーは、腰より深い水深の場所に投げ入れる。

車をバックで移動し、トレーラーを水に浸ける。

先ほど説明した「工程[1]」でも書いたが、もし、ウインチストラップを外してしまうと、このあたりでジェットスキーを落とす。くれぐれも、フロントのストラップは外さないこと。

トレーラーも車も、本来、水の中で使用するものではない。なので、できるだけ水に浸けず、「水中にいる時間は短く」を心掛ける。

このように、水に入る直前で止めたい。ここで、ワイルドに「もう少し下がった」としても、車を引き揚げるときスタックする危険性がある。総合的に考えると、「車を濡らさない」のがベストだ。

ジェットスキーを降ろすため、ここで初めてストラップを緩める。

ウインチを緩め、ストラップを外す。

ジェットスキーを水に降ろす。このとき、ジェットスキーに乗ったままトレーラーから降ろす方法もあるが、今回は、基本の「手で降ろす」を実践。

角度が付いているので、それほど力を入れなくても動かせる。

トレーラーから降ろすときが、一番、船体を傷つけたり、押している人がトレーラーのフェンダーに足をぶつけて怪我をすることがあるので気を付ける。

ジェットスキーの大敵は「水深」。降ろしたばかりの場所は浅いので、水深の深いところまで運ぶ。

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