去る3月15日(日)、ヴィンテージジェットスキーによるタイムアタックイベント「Out a Time Sports」が、神奈川県平塚市のマリーナ・リバーポートマリーナ/ジェットフィールド湘南で開催された。この日は、併催イベント「湘南合同中古艇フェア」も行われており、その取材も兼ねて、このイベントに来ていた。
午前中のMOTO 1を終えたとき、「アナタのカッコいい姿が、誌面に掲載されるかもしれません」と、主催者からの放送が流れた。続けて「ワールドジェットスポーツマガジンのカメラマンはあそこにいます! 皆さん、しっかり写って下さい!」と言うではないか。
しかも、「フォトコンテスト グランプリの優勝者は、WJS編集部の独断で決めて良いですよ」と言われたのだ。それを聞いて、編集部は半泣きになった。いまだかつて、バレルロールとレッグターンを、同じカテゴリーで採点した大会などないんですけど……。
参加者は、順番にカメラマンの前で素敵なライディングフォームを披露することになっていた。事前に「レッグターンをします」と、カメラマンに言ってから走り出してくれる選手もいる。しかし、参加者の1人である私(編集部A)も含めて、レーシングターンを繰り返し、「カメラマンよ、あとは頼む!」みたいな感じで走り去っていく選手も多い。
全員の撮影を終え、編集部で協議した結果、僭越ながら1位だけ決めることにした。あくまで「フォトコンテスト」なので、写真の仕上がり具合で評価させていただいた。
優勝したのは、市川浩二選手。このフォトコンテストに、並々ならぬ意気込みで参加してくれていた。他の参加者にある、「恥じらい」は一切なく、我が編集部のカメラマンの目を射抜くような勢いで、素晴らしいレッグターンを何度も何度も披露してくれたのだ。
フォトコンテスト優勝者・市川浩二選手と、参加者の皆さんのライディングを紹介しよう。全員、違うコンセプトで走るのだから、甲乙つけがたい状況だった……。
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