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ジェットスキーに乗るには免許が必要。免許を取得するのに、どのくらいの期間がいるの?(水上バイク)

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これからジェットスキーの免許を取ろうと思っている人へのアドバイス

「免許の即日交付」は、セールスコピーであることを理解しておこう

この時期、ジェットスキー(以下、ジェット)を購入して、乗る日を心待ちにしている人も多いことだろう。
以前、こんな話を聞いたことがある。

「特殊小型船舶(水上バイク専用)免許の仕組み」を知らないまま、ジェットだけを衝動買いした人がいた。
ゴールデンウィークまで、あと1カ月。免許さえあれば、黄金週間には乗れるようになるだろう。というのが、彼のもくろみだった。

クルマの免許とは違って、長々と教習所に通う必要もないとショップに聞いていたし、インターネットで「即日交付」という文章も見ていた。ひと月もあれば楽勝で免許が来るだろうと、タカをくくっていたのだ。

免許を取るのに、何日くらいかかるの?

国家試験を受験する「受験コース」の場合 最短1日

最短1日コースの場合、学科講習をスマホやパソコンなどの端末を使って独学で勉強し、実技講習と国家試験を実際の会場で行います。会場に出かけるのが1日ということです。もちろん、別途、学科講習を行ってくれるコースもあります。その場合は、1日では終わりません。実技講習と国家試験が別の日になる場合もあります。
約1週間で免許が届きます。

国家試験を受験しない「教習コース」場合 最短1日半

学科講習:6時間
実技講習:1時間30分
講習の最後に、修了試験を受けます。これに合格すれば、2~3週間後に免許が届きます。

1日で全てが完結する「即日交付」というものはありません。あくまで、合格が発表されてから「即日」で免許が受け取れるということです

特殊小型船舶免許の宣伝文句でよく見かける「即日交付」という言葉を見ると、1日で免許が取得できるように思えます。しかし実際は、1日で免許が取れるという意味ではなく「合格発表の日に免許がもらえる」ことを言っています。いわゆる、免許業者のセールスコピーです。
国家試験を受けたその日に免許がもらえることなど、絶対にありません。なぜなら、「合格」か「不合格」かは、その場では分からないからです。間違っても「1日で講習も試験も終わって免許ももらえる」ということはありません。

講習の開催日は決まっているし、定員も決まっている。自分の都合だけで話は進まない

講習の開催日は決まっているし、定員も決まっている。自分の都合だけで話は進みません。
ジェットショップで免許講習をやっているところもあるし、免許専門のスクールもあります。

ショップが行っている免許教室では、「講習を随時行ってくれる」ところもあるので、講習は比較的いつでも受講できます。しかし、国会試験日は決まっています。定員も決められています。働いている人が多いので、土日の講習日の人気が高い。免許を取ろうとしている日程が、すでに満員になっていることも多々あります。

船舶免許は、一度取得してしまえば、あとは5年ごとの更新を繰り返していくだけです。何か不具合があって怒ったところで、免許を取得してしまえば、そんな免許教室と2度と関わることはありません。だからクレームになりにくい。
これから特殊小型船舶免許を取得しようと思っている方、嫌な思いをしたくなければ、あらかじめ知識を得てから申し込みましょう。

あとから泣きをみないために「ジェットスキーの免許の取り方」

国家試験が受けられる日は決まっている。余裕を持った計画を立てることが大事

国家試験免除のスクールは別として、普通の免許スクールを受講していたら国家試験の日程は決まっている。
ここで、初めて彼はそのことに気づいたのだ。今の時代、インターネットでも何でも調べられる。キチンと調べて、準備をしていればよかった……。

結局、彼はせっかくジェットを買ったのに、ゴールデンウィークに乗ることはできなかった。
家族、特に子供には非常にガッカリされた。ガレージの中で、自分の新艇のシートに座った子供が、自分に向かって「ケチ!」と、叫んだときには胸が痛んだという。

開催される免許講習が少ないわけでも、免許を取るのが不便なわけでもない。しかし、自分のスケジュール通りに進めたいのであれば、予め日程の確認はキチンとしておいたほうがいい。特に小さな子供がいる人ならなおさらだ。
ピカピカに輝く新艇がガレージにあるのに、乗せられない。この理由を子供に説明して納得してもらうのはかなり難しい。
どうか、「ケチ」と言われて、切ない思いをすることがないようにしていただきたいものです。

特殊小型船舶免許の取得を考えている方は、「ジェットスキーの免許の取り方」
「ジェットスキー(水上バイク)の免許を取ってみた 体験記1」 で、詳しく説明しています


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