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aquabike 2020 二色の浜大会「AQUA SKI DIVISION GP1」クラス レース結果 JET SPORTS JAPAN CUP in NISHIKINOHAMA ジェットスキー(水上バイク)

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JET SPORTS JAPAN CUP in NISHIKINOHAMA、開催

2020年9月5日(土)、6日(日)の両日、大阪府貝塚市二色の浜公園において、「JET SPORTS JAPAN CUP in NISHIKINOHAMA」が開催された。
この大会のなかで、「aquabike(アクアバイク)」と「JET SPORTS JAPAN CUP in NISHIKINOHAMA」が行われた。今回、アクアバイクのレースのうち、スキークラスとランナバウトクラスは「国土交通大臣杯」にもなっている。

アクアバイクは「スキー」「ランナバウト」「スポーツ」の3カテゴリーが行われたが、ここでは「SKI DIVISION GP1」クラスの詳細と、優勝した山本陽平プロのインタビューを掲載する。

【レース結果】※「R/A(ランナバウト) GP1」「SPORTS GP1」の結果

SKI DIVISION GP1クラス

実力者同士の激戦を制したのは、山本陽平だった

「実力がなければ、絶対に勝つことができない」のが、このスキークラスである。
スキークラスはエントリー人数が多いため、土曜日は予選と敗者復活が行われ、日曜日に決勝の2ヒートが行われた。
このクラスは、KINGこと竹野下正治、片山 司、桜井直樹の3強に加え、山本陽平や服部和生といった実力者が揃っている。

ヒート1は、イン8艇、アウト8艇の16艇がグリッドに並ぶ。スタート後、インコースのホールショットは松浦章人、アウトコースは竹野下が取り、合流で竹野下トップに立つが、沖で落水者がいたためレッドフラッグで再スタート。
再スタートも、片山の斜行によりレッドフラッグ。片山はデッドエンジンスタートとなる。

3度目となったスタート。インコースのホールショットは服部、アウトコースは竹野下となり、合流で竹野下トップに立つ。それを、山本、服部が追う展開となり、1位から3位まではワンミスで順位が入れ替わる位置にいる。基本的にアウトコースを選択するライダーが多く、こうなると周回遅れをどうさばくかが腕の見せどころとなる。


ラスト2周となる13周目、2位の山本が仕掛けて、トップの竹野下を捉えた。そのまま抜き去って山本がトップに立つとそのままゴール。山本の逆転勝利となった。
このヒートは、1位・山本、2位・竹野下、3位・桜井と、実力者が順当に勝ち上がった結果となった。

午後からのヒート2。
アウトコースは片山、インコースは斉藤貴彦がホールショット。合流で片山がトップに立ち、斉藤が2位、山本が3位でレースが始まった。
トップの片山は、アウトコースを快走。2位の斉藤を追う3位の山本は、周回ごとにインコースとアウトコースを選びながら、ランクアップの機会をうかがう。
その山本を追っていた4位の桜井が、山本を抜いて3位に浮上。その勢いのまま、バックストレートで2位の斉藤を捉えて桜井が2位にランクアップした。山本も、斉藤を抜いて3位に順位を上げる。
トップの片山の隙を伺うが届かず、最後まで片山が危なげない走りでトップフィニッシュ。片山、桜井、山本、服部、竹野下の順でヒート2は終了した。新型コロナの影響で、この大会が今シーズン初のレース出場となる片山の、ゴール直後のガッツポーズが印象的であった。

総合優勝は、ヒート1で1位、ヒート2で3位と安定した成績の山本が獲得。2位が桜井、3位が竹野下と、接戦のプロクラスを山本が制した。

優勝した山本陽平(Team YRF)。

思い通りのレース展開で優勝したと語る山本。

優勝者インタビュー・山本陽平が語る今大会

WJS 優勝おめでとうございます。
山本 ありがとうございます。

WJS 今シーズンから、コマンダーGP1に乗り換えましたが、調子はいかがですか?
山本 そうですね。GP1は平水では速いけど、荒れた海面や海ではどうか? という声が多いので、そういう部分を改良して、トータル的な戦闘能力をドンドン上げてこられました。今日は、思い通りのレースができて良かったです。

WJS 山本プロは、水面状況やレース展開を深く考えてマシンを仕上げているので、状況が変化したときは結果に繋がらないこともありましたよね。
山本 そうですね。だからある意味で、準備した環境でなくなった場合でも、「その中でどれだけできるか」が、自分の満足感の基準になります。

WJS 確かに、山本プロを見ていると、表彰台に上がらなくても満足そうな顔をしているのを何度も見たことがあります。今回のレースは、竹野下プロ、片山プロ、桜井プロをはじめ、役者が揃ったなかでの勝利です。内容的にも、かなり満足されているのではないですか?
山本 はい。思った通りのレースが出来たので嬉しいですね。それと、結果が出ると、協力をしてくれているまわりの皆が喜んでくれる。それが、一番嬉しいです。

WJS マシンもライダーも順調に仕上がってきているのが良く分かります。来週のセレクションレースも楽しみです。
山本 はい。頑張ります。

アクアバイクのトップ・中地淳一氏(右)から、国土交通大臣杯を受け取る山本(写真左)。

レースリザルト

順位 ライダー名(チーム名)
1位 山本陽平(Team YRF)
2位 桜井直樹(#1 POUND ONE)
3位 竹野下正治(マリンメカニック)
4位 服部和生(TEAM UNLIMITED)
5位 片山 司(ZERO)

※上位5位まで掲載

写真で見る「SKI DIVISION GP1」クラス

今季からマシンをコマンダーGP1に乗り換えた山本陽平(Team YRF)が勝利。

粘りのあるライディングで、2位となった桜井直樹(#1 POUND ONE)。

KINGこと竹野下正治(マリンメカニック)が3位入賞。

服部和生(TEAM UNLIMITED)が4位となった。

ヒート2で優勝した片山 司(ZERO)。ヒート1でのリタイアがなければ……と思わせてくれる走りだった。

清野泰二(55HEAVEN)。

山﨑友裕(超Ponkan Racing)。

平阪勇助。

松浦章人(KHK RACING)。

斉藤貴彦(TEAM UNLIMITED)。

岡野まゆみ(TEAM FINAL-ZONE)。

古澤弘介(ZERO)。

竹田憲二。

塚本晴樹(NEO beach depot)。

重永大輝(Team SK)。

増子隆二(チーム ビークル)。

The Racing Gallery

ヒート1で惜しくも優勝を逃したKING竹野下選手。

スターティンググリットを映し出すスマートフォン。リアルタイムでパソコンに画像が送られ、フライングしたことが瞬時に分かる。

スターティンググリットを映すスマホは、本部テント内のモニターと連動している。国内のジェットレース界初の「フライング探知機」である。
「クルマやバイクのレースでも電子的に確認している。目視だけですませられる時代ではない」と、レースディレクターの柚木氏が語る。

フライング探知機を見守るフライング探知マン。ご苦労様です。

このフライング探知機が設置されることを確認して、今大会は4ストロークのSX-Rを投入してきた平阪選手。ホールショットキラーの異名を持つ平阪選手曰く「今までなら、上手くごまかしてスタートできた選手も、これでは無理。フェアなスタートだから、今回は4ストにしました」という。
平阪選手が手塩にかけて作り上げた2ストローク艇は、少々出遅れてもホールショットが取れる、驚異のロケットスタートが可能なマシンである。今までは、「スタート時のアドバンテージは捨てがたい」という理由で乗り替えずにいたが、15分間のレースで、2ストロークマシンで荒れた水面を1位をキープし続けるのは、体力的にも限界があるという。今大会、彼はホールショットは取れていないが、スタートの上手い平阪選手がこのまま終わるはずがない。驚異的な加速の4ストロークマシンを開発して、目の覚めるようなロケットスタートを見せてくれることを楽しみにしている。

チーム・マリンメカニック立ち乗り班。藤井亮平氏(写真左)と小西洋一氏(右)が、今大会から投入したニューマシン。ライダーの竹野下選手に似合う、ブラックが基調のカラーリングも素敵だ。

写真左が、マシンの足まわりなど船体担当の藤井氏。中央がライダーのKING竹野下選手。右がエンジン担当の小西氏。チームワークで世界一になって欲しい。

写真右は優勝した山本選手とお子様。右は山本選手のお母様。いつもレース会場で山本選手を応援している。

写真左:笑顔が爽やかな清野選手。右:上田 裕選手(Team 武蔵)。

今までにない、全く新しい船体に仕上げることができたと語るコンストラクターの藤井氏。

写真左:山本選手。右:元ライダーの伊東 誠さん。

The Racing Gallery番外編・編集部からのLove Letter

拝啓・竹野下正治プロ
今年は新型コロナの影響で、レース参戦はしない予定だったと聞いています。新しいマシンが仕上がった関係で急遽、招聘され、満足な練習もしていない状態での参戦になったと思います。それなのに、ホールショットを連発して総合3位の成績でした。
しかし、あなたが聞かれることといえば「どうして優勝しなかった?」です。サッカーの三浦知良選手なら、50歳を過ぎて試合に出るだけで大騒ぎ。なのに、54歳のあなたは、3位に入賞しても「なぜ勝てないのか?」と聞かれているのです。
スタンドアップのレースは、サッカーに負けず劣らず体力が必要なスポーツです。そのなかで結果を出すあなたは、本当にスゴいと心から敬服しております。どうか体を大事に、いつまでも世界を狙える現役バリバリのトップライダーで居続けてください。敬具

aquabike 2020 二色の浜大会 [ AQUA R/A(ランナバウト) GP1」クラス レース結果 JET SPORTS JAPAN CUP in NISHIKINOHAMA
aquabike 2020 二色の浜大会「AQUA SPORTS GP1」クラス レース結果 JET SPORTS JAPAN CUP in NISHIKINOHAMA

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