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「スキークラス」詳細報告・水上バイク(ジェットスキー)のレース aquabike 第4戦 蒲郡

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チーム「ZERO」。片山 司以外、チーム員全員、涙。レースは、大人の男を泣かせるのだ。

優勝は片山 司

やり切った表情の片山 司。


2位は竹野下正治

どれだけ賞賛を浴びたレース内容でも、結果にこだわり、2位だと悔し気な竹野下正治。


3位は日高瑞夫

ベテランのテクニックを存分に見せつけた日高瑞夫。


片山 司 vs 竹野下正治、3強同士による「魂」の壮絶バトル

第3戦同様、今大会も、1ヒート制の一発勝負だった。GP SKIクラスは、「名前のある実力者」が勝つ。

最初から飛び出したのは片山司だった。片山は、現在の全日本のプロスキークラスで、「3強」と呼ばれるライダーの1人である。その片山の、ホール・トゥ・フィニッシュの快勝である。しかし、簡単に勝たせてもらえるほど、このクラスは甘くない。ラスト1周で、KINGこと竹野下正治との一騎打ちが待っていた。怒涛の追い上げを見せる竹野下を制し、僅差で勝利した。

スタートで、アウトコースは平阪勇助が、インコースは片山が、それぞれホールショットを獲得。合流で、わずかの差で片山が前に出た。それを、平阪、日高瑞夫、竹野下の順で追いかける。

レース序盤から、4位の竹野下が、3位の日高に接触ギリギリまで詰め寄って襲いかかる。2人のデッドヒートに、オーディエンスの目は釘づけとなった。サイドバイサイドで走り続ける2人のバトルは、スリル満点。これぞ「プロの走り」という走りが続いた。

猛烈にプッシュする竹野下を、日高が紙一重で抑え込んでいく。6周目に、レースが動いた。2位の平阪が、日高と竹野下に抜かれたのだ。ますます激しくなる、日高と竹野下の2位争い。竹野下は何度も仕掛け、それを日高が紙一重でかわす。均衡が破られたのは、ラスト1周だった。強烈なアタックをかけていた竹野下が、コーナーで日高を追い抜く。

そのままの勢いで、竹野下はトップの片山を追う。「3強」同士の直接対決に、観客は息を止めてレースに見入った。それにしても、竹野下の勝利への執念は凄まじいものがある。

最終の選択コースで、インとアウトに分かれての真っ向勝負だった。ほんの少しでも、ミスしたほうが負け。接触しそうなほどの僅差で、片山が先に合流地点を抜けた。最後まで両者のバトルは続き、もつれ合うようにゴールした。千両役者の舞台を見ているようなレースであった「片山は速い」「竹野下はすごい」と、改めて感じた戦いであった。久しぶりに、胸が高鳴るレースを見せてもらった

最終戦へ向けてのタイトル争いの行方

残すところ、最終戦の二色の浜大会のみとなった。年間タイトルは、第2戦の小豆島大会+上位3戦の合計ポイントで決まる。現在のポイントリーダーは、340ポイントで竹野下正治。2位は、今回、海外のレースに出場したためエントリーしなかった倉橋秀幸が290ポイント、3位に服部和生が260ポイントと続く。

ポイントだけを見ると竹野下有利に見えるが、上位4戦のポイントで争われるため、現段階の上位3戦分のポイントを合計すると、倉橋が290ポイント竹野下が280ポイント10ポイント差で倉橋のほうが上回っている。これにより、最終戦で竹野下が優勝し、倉橋が2位なら、同ポイントで竹野下のタイトル獲得。逆に、倉橋が5位以上で、竹野下より先にゴールすれば、倉橋がチャンピオンとなる。

いずれにせよ、相手よりも先にゴールした方が勝者だ。タイトルホルダー同士の対決だけに、竹野下と倉橋の一騎打ちが、今から非常に楽しみだ。

第3戦 リザルト

1位 片山 司(ZERO)
2位 竹野下正治(MARINE MECHANIC)
3位 日高瑞夫(FLORIC)

写真で見る「GP SKI class 第4戦」ダイジェスト


アウトコースのホールショットは平阪勇助(写真手前)。その後ろを日高瑞夫、竹野下正治が続く。

猛烈にプッシュする竹野下(写真奥)を、日高瑞夫(写真手前)が紙一重で抑え込んでいく。

世界チャンピオンに最も近いDNAを持つ少年。父は服部和生(写真右)。ちなみに、母は元全日本チャンピオン(旧姓・山下)恵さん。

今大会4位となった、若手のホープ「20歳」の海老原祥吾。

現在、ハタチの海老原。




同日併催のJJSFで2ヒートとも勝利。最終のaquabikeのレースでギリギリの攻防を見せ、ギャラリーを大いに沸かせたKING竹野下。

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