カテゴリ
タグ
  1. TOP
  2. RACE
  3. ノーマルエンジンのハンデを、ライディングテクニックで抜き去る倉橋秀幸

ノーマルエンジンのハンデを、ライディングテクニックで抜き去る倉橋秀幸

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ノーマルエンジンのハンデを、ライディングテクニックで抜き去る倉橋秀幸

前年度の「aquabike Japan Championship」シリーズチャンピオンで、今年も竹野下正治とタイトルを最後まで争ったのが、倉橋秀幸である。今大会も、第4戦を終了した時点で、ポイントリーダーは倉橋。2位の竹野下と10ポイント差と、最終戦で勝った方がタイトルを獲得することになっていた。

しかし倉橋は、10月にアメリカで行われるワールドファイナルに出場するためマシンをアメリカに送っており、最終戦は借りたマシンでの参戦となっていた。そのマシンは、ポンプ以外は完全にノーマルのストックマシンだ。 今大会、最終ヒートは3位でゴール。2位を走る松浦章人を猛追するレースを見せた。「周回数がもう少しあれば、抜いていたのでは……?」と、思わせてくれる走りであった。


レース終盤にこそ真価を発揮する倉橋の走り

GP SKIクラスは、松浦も含め、速くて上手いライダーばかりである。直線で競り合うと、マシンで劣る倉橋が決まって遅れることになる。スタートして1周目は6位くらいで通過。中盤は、ずっと5位にいた。それが、レース終盤に選択コースでいきなり2人抜き去り、3位にランクアップ。最後の最後まで、2位を走る松浦を追いかけた。

マシンも倉橋も全く速く見えない。しかし、しなやかに、ゆったりと抜いていく不思議な姿が、目に焼き付いて離れない。レース終了後、倉橋に直接聞いてみた。すると、「レースは、中盤以降、他の選手のペースも、自分のマシンの速さも分かります。そのなかで、精一杯できることをしただけです」という。何となく、分かるようで難しい話である。こういう走りができる人にしか、分からない感覚なのだろう。

ジェットスキー中古艇情報

月間アクセスランキング