順位 | 選手名(国名) | 獲得ポイント |
---|---|---|
1位 | 山本汰司(Japan) | MOTO 1 17P MOTO 2 20P 合計 37P |
2位 | リー・ストーン(UK) | MOTO 1 20P MOTO 2 15P 合計 35P |
3位 | マーク・ゴメス(USA) | MOTO 1 15P MOTO 2 17P 合計 32P |
4位 | 坂井田和明(Japan) | MOTO 1 11P MOTO 2 13P 合計 24P |
5位 | 福田憲男(Japan) | MOTO 1 12P MOTO 2 11P 合計 23P |
7位 | 岡本輝正(Japan) | MOTO 1 10P MOTO 2 12P 合計 22P |
今大会、プロフリースタイルクラスには、現世界チャンピオン、リー・ストーン選手、世界タイトルホルダーのマーク・ゴメス選手、坂井田和明選手をはじめ、現在、世界のトップクラスにいる山本汰司選手や岡本輝正選手、福田憲男選手といった実力者が顔を揃えた。
MOTO 1は、リー選手がその実力をいかんなく発揮してトップに立つ。2位に山本選手、3位がゴメス選手の順である。MOTO 2では逆に山本選手がトップとなり、リー選手は3位となった。これにより、山本選手がリー選手を抑えてタイトルを獲得。今回、山本選手がリー選手との直接対決で初めて勝利した。しかし、両選手がベストなパフォーマンスを披露した結果というわけではなく、MOTO 2でのリー選手の不調が勝敗を分けたと思う。
MOTO 1でリー選手がトップであったため、MOTO 2は、山本選手のほうがリー選手よりも出走順が先になる。MOTO 2での山本選手の演技は素晴らしかった。山本選手が完璧な演技を行えば、最強の世界王者であるリー選手は、ワンミスも許されない。リー選手にとって、かなり大きなプレッシャーになったことだろう。しかし、過去に何度もこういったプレッシャーを跳ね返してきた世界王者である。彼が実力を出し切れば、今現在、彼に勝てる選手はいない。
プレッシャーだけがリー選手の敗因ではないだろうが、MOTO 2のスタート直後から様子がおかしかった。ダブルバックフリップをするためには、ハンドルポールとマシンを固定する必要がある。しかし、そのストッパーが壊れて固定できない。1度、グリッドに引き返してマシンを確認したが、完全に直ったとは思えない状況で演技に入ったのだ。
ファーストトリックのダブルバックフリップでは、過去に見たことがないほど水面に刺さった。これだけ着水の決まらない彼の演技を見たのは初めてだった。この時点で、山本選手の勝利を確信した。もし、リー選手がMOTO 1で見せたパフォーマンスをMOTO 2でも披露していれば、彼が勝っていたと思う。
今大会の結果を見ても分かるように、この2人がいる限り、オーディエンスはワクワクドキドキのフリースタイルが楽しめることは間違いない。さらに、この2人に追随する選手が現れてくれれば、ますますフリースタイルクラスが盛り上がるはずだ。
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