ブックタイトルWorld Jet Sports 2019年5月号

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概要

World Jet Sports 2019年5月号

プロの走行ラインに、決まりはないという。砂盃プロの教えてくれた走行ラインも、あくまで「大体、こんな感じ」というものだそうだ。波が出て水面がひどく荒れたら、36ページ図Aのように走るという。コースが広くフラットな水面なら、右ページ図の1のブイと2のブイの間に、「もうひとつブイがある」という想定で走ることもある。1のブイではなく仮想ブイを曲がるほうが、トップスピードを殺さずにタイムが上がると思うときだ。その場合、練習走行で実際にコースを走り、タイムを計測して確認するという。◆「予想」して、「テスト走行で検証」し、最も速く走れるラインでレースを戦う。だから、プロの走行ラインは、ケースバイケースなのである。ただひとつだけ、「普遍の走行ライン」がある。それは、上の写真のようにブイをかすめて走ることだ。41ランナバウトのBRP SEA-DOO RXT-X 300