全く隙のない、今季の竹野下正治。
レース終盤になっても、全くペースが落ちない走りを見せる。
「とにかく派手に」という竹野下のリクエストに応え、ヒロキックスデザインがペイントを手掛けた今年のヘルメット。
実力者らしい安定した走りで表彰台を獲得した松浦章人。
ホールショットキングの面目躍如。
優勝は竹野下正治。今シーズン、細かなマシンの不調が、竹野下とチームマリンメカニックを苦しめていた。「モンスター級のパワーに対し、マシンの細かな部分が限界に達していた」と、コンストラクターの小西氏が言う。
マシンの不調を完全になくして臨んだ今大会。竹野下の強さが際立ったレースとなった。見ていても、どこにも隙がない。「どこからでも勝つ」、そんな圧巻の走りであった。2ヒートともトップでゴールし、チャンピオンを獲得した。
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