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「スキークラス」詳細報告・水上バイク(ジェットスキー)のレース aquabike 第3戦 蒲郡

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優勝は倉橋秀幸



2位は片山 司



3位は服部和生



時間が短くなり、1回こっきりの一発勝負になった今大会

第2戦まで、1レースは15分+1周だった。ヒートも2ヒートに分かれ、両レースの総合ポイントで勝者が決まっていた。しかし今回は、時間ではなく周回数8周で、1ヒート制の一発勝負である。

国内最高峰のレースで、最高レベルのライダーたちは、ルールに合わせて戦略も変えてくる。各陣営の戦い方が明確に変化するのも、見どころのひとつである。

例えば、レースの時間が長ければ、マシンの耐久性をより重要視する。反対に、時間が短いと1発の速さを求めるセッティングに変わる。

GP SKIクラスは、「名前」のある実力者が勝利する。番狂わせはめったにない。今大会も、KINGこと竹野下正治の独断場になるかと思われた。まず、スタートで飛び出したのは、平阪勇助だった。平阪は、自他ともに認める「スタートのエキスパート」だ。ライディングの上手さもさることながら、ホールショット獲得になみなみならぬコダワリをもっている。他のライダー全員が、4ストロークのカワサキSX-Rに乗るなか、あえて2ストローク3気筒エンジン搭載のブレットV3を選択。このスペックが、世界最速であると確信しているからだ。

写真右が4ストロークの「Kawasaki SX-R」、左が2ストローク3気筒エンジン搭載の「ブレットV3」。

この日の海面は荒れていた。ブレットV3で戦うには、ギリギリの海面状況だという。これ以上、荒れれば、間違いなくSX-Rで参戦したと、平阪は言う。プロライダーは、これほどまでに勝利に執着しているのだ。


最後に上がってくるのは実力者だけである

しかし、SX-Rに比べてブレットV3の船体は、小さく、ラフ水面の走行性能は劣る。だが、今大会は周回数が減って、一発勝負の短期決戦。だから、あえてブレットV3を選択したという。

早くも2周目で、その平阪を抜き去った竹野下がトップに立つ。続いて、調子を上げてきている片山司が続く。片山は、併催のJJSFのSKIクラスでも優勝しており、このレースの優勝候補の1人と予想していた。服部和生、山本陽平、倉橋秀幸と、名のある実力者がそのあとに続く。

普通なら、このまま竹野下が逃げ切るパターンだが、竹野下のマシンが急にペースダウン。気が付いたら、ジリジリと上がって来ていた倉橋が、竹野下を抜いてトップに立っていた。そのまま倉橋が逃げ切って優勝。2位が片山、3位が服部であった。マシンの不調に見舞われた竹野下以外、各ライダーが、十分に自分の持ち味を見せつけた、非常に見ごたえのあるレースであった。

倉橋選手の勝利者インタビューはコチラ

第3戦 リザルト

1位 倉橋秀幸(Wave Fighter)
2位 片山 司(ZERO)
3位 服部和生(UNLIMITED Racing)

写真で見る「GP SKI class 第3戦」ダイジェスト

全身で喜びを表現する倉橋秀幸。

ここにきて、マシン、ライダーともに調子を上げてきた片山司(写真右)。左は竹野下正治。

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