世界最大級のジェットスポーツレース「ジェットスキー・ワールドカップ」が、4月21日（水）～25日（日）に、タイのパタヤで開催されます。
プロスキーおよびプロランナバウトクラスの最高賞金850万円と、この大会は、世界的に人気が高いものです。毎回、参加人数を規制しないと爆発的にエントリーが増えるため、各国の参加人数が厳格に決められています。
本来、日本から参加できるのは、JJSF主催のセレクションレースの上位4名までです。しかし、現在のコロナ禍で参加人数の減少が懸念されるため、特例的に今回は、誰でもエントリーができるようになりました。
本日（4月19日）、主催するTJSBAより、エントリーリストの発表がありました。
メインの3つのカテゴリー（Pro Ski Grand Prix Class、Pro Runabout GP Class、Sport GP Class）の合計31名と、例年に比べて、非常に少ないものとなっています。かといって、決してレベルが低い大会ではありません。エントリーしているライダーは「真の実力者」が多いのも特徴です。
世界チャンピオンを獲ろうという気概と自信がなければ、海外から参戦するはずがありません。隔離期間を含めて、約1カ月も時間をかけようとは思わないからです。
日本からは、砂盃 肇選手、片野丈一郎選手といった、タイトルホルダーが参戦。コンストラクターには、世界レベルのレースマシンを開発している、マリンメカニックの今﨑真幸氏や、K-1 Racingの藤江功一氏が参加しています。この場所は、世界で戦うだけの選手の力量とマシンがなければ、参戦する意味がないのです。
広い観客席は、ソーシャルディスタンスが保たれる取り組みが行われている。ギャラリーも全員、フェイスマスクの着用が義務付けられている。。プロスキーGPクラスのエントリーは9名。フランス人ライダー3名、ベルギー人ライダー1名、タイ人ライダー3名、そして、カンボジア人ライダー2名です。
注目は、スキークラスで頂点を争っているクエンティン・ボッシュ選手（ベルギー）とジェレミー・ポレット選手（フランス）の直接対決でしょう。エントリーはされていますが、参戦の可否が明らかになっていない、フランスのマーリン・ラファエル選手の動向も気になるところです。日本人のエントリーがないのが残念です。
果たして、「King of Jetski」の称号は誰の手に？
フランス人選手
MOGAN PORET
JEREMY PORET
RAPHAEL MAURIN
ベルギー人選手
QUINTEN BOSSCHE
プロランナバウトGPクラスのエントリーは13名。日本から人ライダー3名、クウェート人ライダー1名。カタール人ライダー1名、タイ人ライダー3名、カンボジアライダー2名です。
注目は、2018年のワールドチャンピオン砂盃 肇選手でしょう。「クウェート、カタールといった中東勢がキーになるだろう」と、砂盃選手は話していましたが、彼のタイトル奪還も大いに期待が持てます。
日本人選手
砂盃 肇
生駒 淳
海辺満幸
タイのお家芸ともいえるこのクラスのエントリーは9名。日本人ライダー1名、タイ人ライダー8名です。
なんといっても注目は、2019年のトリプルクラウンホルダー、片野丈一郎選手です。ダスティン・ファージング選手や、クリス・マックルゲージ選手というアメリカのスーパースターが参戦していないだけに、タイのライダーから徹底的にマークされる存在になることは間違いありません。「頑張れ、丈一郎選手」と、応援にも力が入ります。
日本人選手
片野丈一郎
ジェットスポーツ界にとって、この「JETSKI WORLD Cup」という大会は、一大イベントであることは間違いありません。しかし、コロナ禍により、国によってはタイに渡ることができない選手もいたでしょう。ちなみに、アメリカからの参戦は1人もいません。
だからといって、この大会が役者不足かというと、全くそんなことはありません。参戦リストを見てみると、役者は揃っています。相手に不足はありません。日本人ライダーが、真の世界チャンピオンになることを期待しています。
競技後、全ての関係者はすぐに宿泊施設に戻ること。 娯楽エリア、パブ、バーなどの危険性の高いエリアへの訪問は避け、公共のレストランで食事をする場合は、アルコール飲料を飲まないでください。 2021年4月20日〜25日にパタヤ市ジョムティエンビーチで開催される「JETSKI WORLDCUPおよびJETSKI WORLD SERIES 2020-2021」に参加する、すべてのライダー、チームメンバー、スタッフ向けの手順が発表されました。
主催者、TJSBAは政府当局から、開催許可を得ています。
タイCOVID-19状況管理センター（CCSA）は、厳格な公衆衛生対策の責任を負います。この大会開催に向けて、人員チームを割り当て、参加者全てに、以下の対策を厳密に遵守させます。
1.レース会場での手順
危険度の高い場所への訪問は避けてください。 高熱、ひどい咳、インフルエンザのような症状がある場合は、自分や他の人を救うために、チームに参加しないでください。
2.グランドスタンドでの手順
全ての人は、フェイスマスクを着用し、他人との距離を保ち、手洗い、アルコールベースの消毒剤を使用する。
会場に入る前に、赤外線温度計を使用してください。 体温が37.5℃以上の方は、レースエリアへの立ち入りはご遠慮ください。
3.ピットに入れる人
診断書をお持ちの方のみご入場いただけます。
4.全てのライダーとスタッフのリストバンド登録
すべてのライダーとチームメンバーは、フェイスマスクを着用し、自分と他の人との社会的距離を保ち、手を洗い、アルコールベースの手指消毒剤を使用する必要があります。 指定ゾーンでのみお待ちください。
5.ライダーズミーティング
ライダーズミーティングに参加するすべてのライダーとチームメンバーは、指定された座席にのみ座り、
自分と他の人との距離を保ち、ミーティング中は常にフェイスマスクを着用する必要があります。
6.ピットでの全てのライダーとチームのための手順
すべてのライダーとチームメンバーは、フェイスマスクを着用し、自分と他の人との距離を保ち、手を洗い、アルコールベースの消毒剤を使用する必要があります。
ピット内にアルコール飲料を持ち込まないでください。 ライダーまたはチームメンバーがこのルールに違反していることが判明した場合、そのライダーは直ちに失格となります。
7.飲食について
調理したての食品を食べ、生の食品を避け、清潔で清潔な器具や容器を使用し、ボトルの水のみを飲み、他の人とボトルを共有しないでください。
8.スターティングゲート
スタートゲートでは、ライダーはヘルメットを着用する必要があります。
ホルダーは、スタートゲートで常にフェイスマスクまたはフェイスシールドを着用する必要があります。
9.競技後のスポーツマンシップ
ライダーは、タイの「ワイ（胸の高さに手を合わせてお辞儀する、タイの伝統的な挨拶方法）」や、身体的な距離を保つボディランゲージを使用した方法でお互いを祝福します。
10.表彰式
表彰式には、すべてのライダーとチームメンバーがフェイスマスク、手袋、スニーカーを着用する必要があります。
トロフィーは、物理的な距離を維持して勝者に渡される。 授賞式終了後は、すぐに宿泊施設に戻ってください。
11.競技後のすべてのライダーとチームの手順
競技後、すべてのライダー、チーム、スタッフはすぐに宿泊施設に戻る必要があります。 娯楽エリア、パブ、バーなどの危険性の高いエリアへの訪問は避けてください。
公共のレストランで食事をする必要がある場合は、アルコールを飲まないでください。
ライダーまたはチームメンバーがこのルールに違反していることが判明した場合、そのライダーは直ちに失格となります。
ライダー、スタッフ、参加者の皆様には、厳守にご協力をお願いいたします。 これらの措置に違反している、または責任を負わないことが判明した場合、当社はその人がこのトーナメントに参加することを許可しない権利を留保します。
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