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トレーラーは、クルマと切り離した状態では、それ自体で動く能力はありません。それだけに、キチンと接続しないと大変な事故になる可能性があります。
今回は、電気配線コネクターとセーフティチェーンの正しい接続方法について解説します。
電気配線7極コネクター(コネクター)。このように、灯火類配線をひとまとめにしてクルマと接続している。
トレーラーは、エンジンが付いていませんが立派な「クルマ」です。そのため、公道を走るには、ウインカーやブレーキランプ、テールランプなどの灯火類の点灯が必要となります。
簡単に言えば、それら灯火類をひとまとめにしてクルマと接続できるのが「電気配線コネクター」です。
電気配線コネクターを接続しないと、ランプが一切、つきません。夜、走行しているときにブレーキランプやテールランプがつかないと、思わぬ事故を起こすことになります。電装コネクターは、必ず接続を確認し、キチンとランプが点くかも見てください。
電気配線7極コネクター(コネクター)。
クルマ側のコネクター
クルマ側のコネクターのキャップを開け、そこに差し込みます。
トレーラー側のコネクターは、上部側にでっぱりがあります。
クルマ側のコネクターのキャップは、内側にでっぱりあります。
コネクターのでっぱりと、クルマ側のキャップのでっぱりが重なるように差し込んでいきます。
キチンと接続されたところ。キャップのでっぱりが、ストッパーの役目を果たしてコネクターが外れません。
でっぱりが重なってしまうとストッパーとしての役割を果たしません。最悪なことは、この状態でも電気が付いてしまうこと。しかし、走行時の振動などで、トレーラーのコネクターが抜ける危険性があります。
電気配線コネクターのでっぱりは、差し込む向きがひと目で分かるのはもちろんですが、クルマとトレーラーの配線を保持する「ストッパー」としての役割が大きいです。 また、クルマ側のコネクターのキャップを邪魔に感じることもあるかもしれませんが、これがなくなるとストッパーも同時になくなるので、コネクターが外れて破損の原因に繋がります。
セーフティチェーンを装着する際、フックの向きが重要になります。
写真のようにセーフティチェーンのフックを上から差し込むと、振動で外れることがあります。
フックは、下からくぐらせるのが正解です。こうすることで、チェーンが外れにくくなります。
セーフティチェーンは、ピンと張るのではなく、ある程度たるませておきましょう。急な角度のカーブなどでクルマとトレーラーに角度が付いたとき、ピンと張っているとチェーンが切れてしまいます。
取材協力/ビーチマリン(埼玉県久喜市)、タイトジャパン【関連記事】
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