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「航行届出済証」があれば、憧れの「伊豆の海」でジェットに乗れます ジェットスキー(水上バイク)

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登録をすると、普通なら水上バイクに乗れない伊豆地域の海で乗れるようになります

伊豆の海は美しく、ジェット乗りやマリンスポーツをする人に人気のスポットです。一方で水難事故や様々な問題も多く、行政・市町や自治体で、独自の対策を講じているのが現状です。数多くの漁港があって、条例で水上バイク(以下、ジェット)を禁止している場所が多いのです。

編集部にも、毎年シーズンになると「伊豆の海で乗るには、どこでジェットを降ろせるの?」という問い合わせが必ずあります。そのたびに、「今は無理」という返事しかできませんでした。

数年前までは、毎年のように伊豆方面でツーリングの撮影をしていました。海から行っても係留できる桟橋を持っている食堂も多く、撮影の依頼をすると、いつもふたつ返事で歓迎してくれます。しかし、自分たちの知らないジェット乗りに関しては、一貫して「お断り」という姿勢でした。ジェット乗りをそれほどまで嫌う理由が、長い年月の中で出来上がっているのです。

現在は、上下架ができないし、上陸して食事もできないため、撮影自体を断念しています。伊豆は、シュノーケルやダイビングのメッカでもあり、「マナーの悪いジェット乗りが、ダイバーと接触事故でも起こしたら大変」と思う気持ちも強くあります。

そんな現状のなかで、「伊豆水上バイク安全協会」の方々が、伊豆の海(伊東市~下田市~南伊豆町~伊豆市までの範囲)でジェットが走れるように尽力してくれています。もう一度、伊豆の海でジェットに乗れる日が来るなんて、思ってもいませんでした。

皆さま、マナーを守り「伊豆水上バイク安全協会」の奇跡的な、素晴らしい行いに報いたいと考えてください。

伊豆水上バイク安全協会は、「水上バイク利用者に対し安全な航行、自然環境保護、マナー向上の為の活動を行い、スポーツの振興、伊豆地域の活性化、関係各所との協調、清掃活動などを企画実施することで社会に貢献し、水上バイク(水上オートバイ・PWC・マリンジェット・ジェットスキー)の認知と発展に寄与します。(NPO法人 伊豆水上バイク安全協会 設立趣旨HPより抜粋)」という目的で設立されています。

その活動のひとつとして、伊豆でジェットに乗る場合、「伊豆水上バイク安全協会」が発行したステッカーの貼付が必要となります。

伊豆水上バイク安全協会の活動に賛同し、入会すると、当協会発行の認証ステッカーが発行されます。それを貼付けたジェットのみ、指定の港やマリーナから上下架できるようになります(※認定業者での上下架料金は、各地域事業者によって異なります)。それ以外のジェットの上下架は認められていません。年会費は1艇につき3,000円。入会時、年度別ステッカーとパンフレットが配られます。

ルールとマナーを守って、伊豆の海をエンジョイしてください。

問い合わせ先 NPO法人 伊豆水上バイク安全協会



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