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エンジンの降ろし方 SX-R編 その2 ジェットスキー(水上バイク)

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オイルキャッチタンクを外す

「オイルキャッチタンク」って何?

「オイルキャッチタンク」とは、「ブローバイガス」と「オイル」を回収するための装置です。一番上のホースは熱い空気をエアクリーナーに逃がすためのものです。エンジンから繋がっているホースは、オイルが混じった高温のブローバイガスが通ります。このガスが筒状のオイルキャッチタンクにぶつかることで、高温の空気は上のホースでエアークリーナー側に送られ、オイルだけが下に送られるようになっています。

指で触っているアルミの筒が「オイルキャッチタンク」。これを外していく。

オイルキャッチタンクのホースを外すため、ロングラジオペンチを使ってホースクランプをずらす。最悪、指でも外れる。

ホースクランプをなくさないために、外すのではなく、ホースの途中までずらしておく。

エアークリーナー側のホースクランプも、同じようにずらしておく。オイルキャッチタンク側のホースを外す。

ホースを外したところ。

ステンレストレーに、外したホースを一時的に置いておく。ホースクランプは付けたまま。

エンジン本体から伸びているホースも、同じように外す。

オイルキャッチタンク本体を外すため、固定しているネジを外す。

ステンレストレーに、外したネジ類を一時的に置いておく。

このように、船体からオイルキャッチタンクが外れる。

オイルキャッチタンクの下にあるホースを外す。

ホース内部にオイルが残っている場合があるので、外すときはこぼさないように気を付ける。

これで、オイルキャッチタンクが外れた。ステンレストレーに一時的に置いておく。

今、外したばかりのオイルキャッチタンクの下側に付いていたホース。

オイルが逆流して、エンジンルームを汚す可能性があるので、洩れないように不要なプラグなどでホースに栓をしておく。

抜けないように、結構、深く差し込んでおく。

ちなみに藤江氏は、このような栓を自作して使っている。

次回は「エンジンの降ろし方 SX-R編 その3 プラグを抜く」です。

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