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エンジンの降ろし方 SX-R編 その3 ジェットスキー(水上バイク)

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エンジンを降ろすために「プラグを抜く」

今回は、「プラグを抜く」です。「エンジンを降ろす」というテーマで連載しています。実際に行っているので、その都度、発生するトラブルに対し、どんな工具を使って、どんな対処をしているかをご覧ください。プロの仕事には、全部、理由があります。できる限り、詳しく掲載していきます。

プラグキャップは指でも抜けるが、ホースプライヤー(スナップオン製)を使えば、さらに便利。

プラグキャップを真上に引き抜く。

抜いたプラグキャップは、作業の邪魔になるので、まとめて船外に垂らしておく(写真右上の赤いコードの束)。

プラグが塩噛みしていないか確認するため、16mmのプラグ用ボックスレンチをラチェットに付けて、プラグをまわしてみる。もし、外れなかったら、絶対に、無理に外そうとはしない。プラグは10mmなので、すぐに折れる。ショップに持って行って相談しよう。できれば、3カ月に1度はプラグを抜いて、掃除してグリスアップしておこう。

塩噛みしていないことが確認できたら、インパクトレンチを使ってプラグを外す。

外したプラグ。プラグの焼け具合を見て、エンジンの状態が分かる。黒ければ、キレイに爆発している証拠。また、「異物が付いているかどうか」と「電極が折れていないかどうか」も確認しておく。

ワンタッチカプラー端子を外す。本来、指で押したら簡単に外れるはずだが、グリスが固まっていて外れない。

仕方がないので、ピックツール(スナップオン製)を使って外した。

プラスチック用ニッパーを使えば、先端が平らに切れるので、タイラップでケガをすることがない。

ノーマル艇のタイラップ(結束バンド)は、切り口が飛び出しているので、触るとケガをすることがある。

プラスチック用ニッパーで切ったところ。切り口が平らになっているのが分かる。

次は「エンジンの降ろし方 SX-R編 その4 エアクリーナーを外す」です。

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