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【 ワールドジェットスポーツマガジン「 2025年 3 月号 」】 「 ”チョット立ち読み” 」ヤマハ NEW モデル 他、 ただ今、まるごと1冊”無料公開中”  ジェットスキー(水上バイク)

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ワールドジェットスポーツマガジン「2025年1 月号・CONTENTS」

最新号の目次&内容
【※記事をクリックするとページに移動します】


Special Column “Bad Feeling”
悪い予感 -「 視察 」なのに “ジェット”の心配

Special Column The “Spring” of Fear
恐怖の「 春 」 ・ 桜の季節がやってくる

1990 Call Me The Rich Boy
昔、ジェット乗りは「 金持ちの ボンボン 」だった

Moving Music Station
ジェットで聴く「 最高の音楽 」をあなたに 

特集1 2025 YAMAHA New FX Cruiser SVHO
ヤマハニューモデル「FX Cruiser SVHO」試乗! 

特集2 Column Showa Man’s Final Recourse
“昭和”関西男の“切り札”。それは「 音楽 」

特集3  The Most Important Glove
“グローブ“にこだわる

特集4  2025 YAMAHA Sport Boat AR250
新しいスポーツボート「 AR 250 」登場

特集5  WGP#1 World Cup & World Series
ダイジェスト・各クラスの結果とギャラリー

特集6 LIFT eFoil, NEW trend in the marine sports
マリンスポーツのNEWトレンド「LIFT eFoil」

 

【 ワールドジェットスポーツマガジン「 2025年 3 月号 」】 「 ”チョット立ち読み” 」  


最新号 の【 目次 & 内容 】
【※記事をクリックするとページに移動します】

Special Column “Bad Feeling”『 悪い予感 -「 視察 」なのに “ジェット”の心配 』



悪い予感


ジェットが社会問題になれば イメージが低下する。


新規の 免許取得者が減り販売台数も下がる。


何より深刻なのが「 乗れる場所 」が 無くなることだ。


これは、私だけの“考え”ではなく この業界の 歴史である。


詳細は 後述するが、大阪万博開催の前に 大阪の水路を、行政のトップが視察するという。


当然、テレビやラジオなどでも 取り上げられるだろう。


今まで、ジェットがメディアに取り上げられて、「 良かった 」という記憶はない。





行政が 大阪の河川を 視察


本記事が 公開される2月10日、大阪府副知事、大阪府警察本部 地域部長をはじめ、行政関係の トップクラスの人たちが 船に乗って 大阪市内の河川を視察することになった。




大阪・関西万博 開催


大阪市内の河川には 多くの 旅客船が 就航し、インバウンドを含む たくさんの観光客が「 水都・大阪 」を“水の上”から 楽しんでいる。


さらに 今年4月13日~10月13日までの184日間、大阪市の 人工島「 夢洲 」で『 2025年 日本国際博覧会( 略称「 大阪・関西万博 」 ) 』が開催される。


桜の季節も 近いし、道頓堀川でも 非常に多くの旅客船が 運航している。


川には、ジェットや プレジャーボートのような 一般の船舶も 航行している。


「 川は 誰のモノでもない 」ので、一度、水面に出てしまえば 無法地帯になりやすい。


船を利用する人や、往来する船舶が 増えれば、衝突事故のリスクも 高まる。


今回の視察は、万博が 始まる前に、現状の確認と 今後の施策立案に役立てようとするものだ。




「 視察 」なのに、“ジェット”の心配を される 現実


警戒を強めている行政は、水上安全に関する「 官民 合同の 団体 」を 立ち上げるという。


本誌も、担当部署から「 今回の合同視察を できるだけ メジャーなメディアに 取材してもらい、水上の 安全に関する 問題意識を 周知徹底させたい 」と 協力要請の連絡をいただいた。


そのとき、担当者から 気になることを 言われた。


「 ワールドジェットスポーツマガジン社さんに 取材をお願いしていますが、もしかしたら 少し 嫌な思いをさせる かもしれません 」。

一体 何のことかと 聞いてみると、テレビや ラジオなど 大手マスメディアにも 取材依頼をしている。


この視察の様子が テレビで放映された場合、同時に「 悪質な 水上バイクの映像 」が 流される“かも”しれない というのだ。


ジェットとは 全く関係のない「 水上視察 」のニュースで、“悪質ジェットの画像”が 流されることを 危惧されるくらい、相変わらず 世間一般から“嫌われ者”扱いをされている。


大阪の川でも、「 悪質 水上バイク問題 」は 深刻だ。


川沿いには、水上から 楽しめる名所が いくつもある。

有名なところでは、「 桜ノ宮の 造幣局 」だ。

観光客に人気の 道頓堀 近くの 水路でも、毎年、市民から「 悪質 水上バイク 」に 関する 苦情が届くという。


「 行政としては、皆様が 安全に 楽しめる 水路でないと困ります。

悪い人は一部だと 思いますが、“悪質 水上バイクの対策”が 必要だと考えています 」と、担当者が 語ってくれた。


万博などで 多くの人々に利用される 大阪の水辺に 今、注目が 集まっている。


この状況で、無様で不快な ジェットの映像は 見たくない。




人に 見せびらかす「 道具 」として“ジェット”を 使うのは 格好が“悪い”


Special Column The “Spring” of Fear
恐怖の「 春 」 ・ 桜の季節がやってくる



せっかくなら、ジェットに 乗った 格好いい大人と 呼ばれて 欲しい

もうすぐ、恐怖の「 春 」が来る!


もうすぐ「 春 」。春になれば、桜が咲く。


私は、“桜”の 季節が怖い。


“桜”自体ではなく、多くの人々で賑わう 花見の名所に現れる「 ジェットの“集団” 」が怖いのだ。


それは、ここ数年、桜を見に来た ジェットの集団が、「 無様な姿 」として テレビなどで取り上げられ問題視されることが多いからだ。




「 問題視される場所 」には 訳 がある


本誌は、今のように「 花見に行くジェット 」が “問題視”される 前から、ツーリングの取材で 「 桜の名所 」などを巡り、記事にしていた。


そこで紹介したのは、「 東京の 目黒川 」「 琵琶湖の 海津大崎 」「 大阪 造幣局沿いの 大川 」など、「 桜の名所 」として 知られている場所である。


当時は、ごく一部の 地元 ジェットユーザーしか 知らなかった。


それが、今は「 迷惑 ジェットが 集まる場所の 代名詞 」として、世間から バッシングを 浴びている。


本誌が 掲載しなければ、これほどの“社会問題”にはならなかった という意見も あるかもしれない。

【 広島 原爆ドーム 】 撮影:2009年4月15日 ヘルメット隊



【 琵琶湖“白髭神社”鳥居 】 撮影:2013年4月16日 -琵琶湖浪漫



【 横浜“赤レンガ”倉庫 】 撮影:2011年2月23日 -TOYO-YOKOHAMA ベイサイド激走ツアー



メディアの 負う「 功罪 」


桜の名所 以外でも、琵琶湖の 白鬚神社の鳥居や、広島の 厳島神社の鳥居でも 撮影している。


それを誌面で紹介したことで、一気にメジャーなスポットになった。


今から、20年近く前の話だ。

今のように インターネットが 発達していない当時は、「 ジェットの 遊び方 」を 知る方法として、本誌のような「 専門誌 」の 存在が 不可欠だった。


【 広島“厳島神社”鳥居 】 撮影:2009年4月15日 -広島浪漫-


他人に“不快な思い”を させたのだ!


そのころは、「 ジェットで 桜を見に行く 」ことや、「 鳥居を くぐる 」ことで 非難や 苦情を 受ける日が 来るとは 夢にも思わなかった。


琵琶湖で問題になった 内容を聞くと、「 鳥居に ぶつかった 人 」が いるのだという。

話を聞くだけでも“罰当たり”だと 思うし、ジェットにも 傷がつく。


実際に その場所を 知っている身としては、徐行速度で くぐれば、鳥居に ぶつかることは ありえない。


雑誌で 紹介されていたからと、物見遊山で やって来ては、他の参拝者たちに 何かしら “不快な思い”を させたに違いない。

【 琵琶湖“海津大崎”沖 】 撮影:2013年4月16日 -琵琶湖浪漫



人が大勢 集まるところに、わざわざ 行く“意味”はない


「 花見 」についても同じだ。

水の上から 静かに桜を 見る行為に対して、非難される理由が 分からなかった。


それについては、行政に話を 聞いて 納得できた。


ジェットが これほど嫌われる理由は、「 花見に来た 」とは 思われず、ジェットに 乗った「 自分 」を “見せに来た”と思われているのだ。


陸上では 押し合い圧し合いしながら 桜を見ているのに、水の上では 大人数で 爆音を響かせて 走るジェットがいる。

石のひとつも 投げたくなる

気持ちは、非常に理解できる。


「 ジェットで 花見 」が 問題視され始めた ころから 本誌が 繰り返し言ってきたのは、「 多くの人が 花見を 楽しんでいる場所に行くのは 止めましょう 」だ。

もし、どうしても その場所に行きたいのなら、少人数で 静かに 花を 楽しむ ステキな大人でいてほしい。


今の ご時世、「 ジェットで 名所 」に 行くなら、「 ジェット界の代表 」という気持ちで 行くべきなのだ。

あなたの一挙手一投足が「 全ジェット乗りの 行い 」と思われている。


それを肝に銘じてほしい。






理不尽に 嫌われる ジェット乗り


我々の業界内では、悪質ジェットに対して「 一部の マナーの悪い ユーザー 」という 言い方をする。


しかし、世間からは「 ジェットに乗る人間の“95%”が ロクでもない 」と思われている。

この認識の齟齬が、今の「 悪質 水上バイク問題 」の 根源かもしれない。





多くのジェット乗りは、世間から嫌われていることを 肌で感じている。


そうなると 少人数で、一般の人が 多くいる場所に 近づくのは怖い。

必然的に、大勢で行くケースが増える。

例えば、10台のジェットが 水面に現れたとき、人の目につくのは「 グループのなかで、一番 ガラの悪そうな人 」だ。


その人が、実は すごく真面目な いい人でも、陸上で見ている人の 印象に残るのは「 ガラの悪い ジェットの集団が 来た 」「 怖い人たち 」「 ここには 来ないでほしい 」である。





ジェットで思いっきり 走るのなら…

誰の迷惑にもならない“場所”で人知れず 楽しもう!


1990 Call Me The Rich Boy
昔、ジェット乗りは「 金持ちの ボンボン 」だった




1990年に 初めて「 公 」に 非難された

「 海の暴走族 」と 呼ばれたのだ!




日本で初めて「 ジェット乗り を“悪い” 」と書いた 読売新聞!


ジェットは 昔から、「 世間が 叩きやすい乗り物 」であった。

最初に 新聞記事で 非難されたのは、今から35年前、1990年の “読売新聞”である。


記事の見出しは、ズバリ「 海の暴走族 」だった。

当時の 若い女性が望む“全て”の要素が、スタンドアップ時代には あったのだ。


35年前の非難は、今とは違い 憧れと称賛、ひがみ やっかみ の文章だった。


1990年といえば、ジェットユーザーの 95% 以上が「 立ち乗り 」に乗っていた。


ヤマハから「 Super Jet 650 」が 発売された年で、ほとんどのユーザーが カワサキの「 JS 550 」「 JS 440 」だった。


あとは「 JS 650X-2 」に 乗る人で、ランナバウトユーザーは ごくわずか。



当時、世間のイメージは“最高”「 金持ちの ボンボン 」


当時、ジェット乗りのイメージは「 金持ちの ボンボン 」だった。


当時と今とでは、決定的に マスコミからの「 非難 」の 内容が違っている。

ジェットを批判する 内容の 約9割は「 憧れと嫉妬 」から 出たものだ。

俗に言う「 ひがみ・やっかみ 」の 類である。


その証拠に、ジェットユーザーに対する“黄金のキャッチコピー”があった。

ジェットは、「 金持ちの ボンボン 」の 遊び。



これほど、羨望と 嫉妬にまみれた 言葉はない。



当時、独身女性の“憧れの的”マジで


何度も言うが、1990年といえば、スタンドアップ・モデルが主流。

そして、熱烈な「 立ち乗り ユーザー 」が 多かった。


上手くなりたい 一心で、わき目も振らず 練習に明け暮れ、結果的に 手に入れたのが「 真っ黒に日焼けした、体脂肪が ほとんどない 逆三角形の “体 ” 」である。


世は、バブル 真っただ中。

若い女性たちは「 高学歴・高収入・高身長 」という「 三高 」の 男性を、理想の結婚相手の条件に 挙げていた 時代だ。

そこに現れたのが「 金持ちの ボンボン 」の 代名詞でもあった“ジェット乗り”である。


そういった 理想を持つ 女性たちにとって、ジェット乗りは、垂涎の相手で あったことは 想像に難くない。



黙っていても、女の子にモテた時代


当時、「 陸 サーファー 」という言葉が 流行っていた。

波乗りは できなくても、サーフボードを片手に、ファッションだけを 真似ている「 似非 サーファー 」のことである。


しかし、ジェットの場合、「 陸 ジェット乗り 」なんていう「 似非 」が 存在できる“余地”は なかった。

ジェット乗りは、「 真っ黒に日焼けした、体脂肪が ほとんどない 逆三角形の “体 ” 」だから、見た目で「 似非 」と バレる。


何しろ、スタンドアップは、乗りこなすのが 大変である。


「 上手い 」「 下手か 」しかなく、女の子と遊ぶよりも「 いかに 上手く 曲がれるか 」の ほうが、よっぽど重要だった。

それほど、夢中になれる 乗り物であった。







そうはいっても、夜は 女の子と “遊び”たい。


当時の若者は、ディスコ( この 言い方も 懐かしい )に 行くとき、わざわざ ピックアップトラックにスタンドアップを 積んで出かけたそうだ。

「 ジェットを積んでいるだけで、女の子が寄って来た 」という話も よく聞いた。


引き締まった体で、どこから見ても 爽やかな スポーツマン。

そのうえ「 金持ちの ボンボン 」なのだから、モテる 要素しかない。


だから、新聞に「 海の暴走族 」と書かれても、ジェットに悪い印象は持たれなかった。


今の“半グレ”のイメージとは全く違った 時代である。



 

Moving Music Station
ジェットで聴く「 最高の音楽 」をあなたに 




RUN THE WATER,RIDE THE MUSIC

Music Station 2025

YAMAH ANew Model


今日 私は“最高の音”で、「音楽」を“聴く”ために“海”に 行く


特集1 2025 YAMAHA New FX Cruiser SVHO
ヤマハニューモデル「FX Cruiser SVHO」試乗! 

ヤマハ2025年 NEWモデル「 FX Cruiser SVHO 」

傍若無人 “無法者”の 乗り物

 

この言葉が、今、世間の人が持つ 「 水上バイク 」の イメージだ。


このイメージを 変えないと、未来は暗い。


2025年 ヤマハ NEWモデルの特徴は、「 オーディオシステム 」だ。

「楽器のヤマハ 」と組み、水と振動に強い、最高のPWC専用 オーディオを 開発し、搭載している。


まだ、このニューモデルに 試乗する前、製品について 説明を 聞いたときに思ったのが、「 忌み嫌われる、爆音ユーザーが“増えてしまう” 」である。


反社会勢力の “乗り物”の ように 思われている 今、「 最高の オーディオ システム 」と、その性能と 魅力を 説明されれば されるほど、余計に 心配になった。

ひと通り 説明を受けた後 メーカー担当者に 言われたのは「 取りあえず“乗って”下さい 」だった。




間違っていたのは“私”かもしれない


詳しい インプレッションに ついては 後述するが、実際に “乗った”感想は、「 素晴らしかった 」に 尽きる。


このモデルを通じて、ヤマハは「 新しい ジェットの楽しみ方 」を提唱しているのだと思った。

素晴らしいサウンドを体感しているうちに「 忌み嫌われる、爆音ユーザーが“増える” 」という考えが 変わった。




360度、誰もいない水面で、好きな音楽に包まれて、心ゆくまで「 自分のためだけ 」の時間を過ごす。


忙しい現代社会に生きる身で、これほど贅沢な時間を持てる“乗り物”を 私は知らない。


当然の話だが、ジェットはただの“道具”そのものに「 罪 」はない。


悪いのは全て、それに乗るユーザー( 人 )なのだ。


理想を追求し、進化を続ける


新しい「 FX Cruiser SVHO 」に乗って確信した。


ジェットは クルマのサウンドに 負けず劣らない。


「 移動する ミュージック・ステーション 」になるということだ。


企業である以上、さまざまな意味で「 マシン 」を 進化させる必要がある。


実際に、新しいオーディオシステムで 音楽を聴いて、本誌( 専門誌 )が すべきことを 悟った。


浅はかなユーザーが 騒音を まき散らす 心配よりも、「 ジェット+音楽 」の 素晴らしさとこの 魅力を 伝えるべきなのだ。



悪質ジェットの 報道があるたびに 決まって言われることは、「 水上バイクなんて、“なくなれ”ばいい 」だ。

全くもって、的外れなコメントである。


「 車がなければ 交通事故は 起こらない 」と いう人もいるが、自動車も ジェットも、人間がいなければ 勝手には動くことはない。


「 悪いジェット 」なんて、世の中に“1台”も ないのだ。


「 愚かな運転手 」が いるだけである。


我々がすべきことは、「 愚かな運転手 」を1人でも減らすこと。


そして、企業が 理想を追求して 進化させた製品を、正しく伝えるだけである。


「 音 」の追求に 終わりはない


話が ずい分と それてしまったが、「 ジェットで聴く 音楽の素晴らしさ 」を、より“深く”知ってもらうために、ぜひとも次ページからの記事を “一読”してほしい。

ここには、「 音に取りつかれた 男の執念 」ともいえる、「 ジェットの オーディオシステム 」に ついて書かれている。


良い音を 追求し始めたら、キリがない。


「 ジェット 」という形に 制約がある 乗り物に対して、「 もっと いい音を 」と、追い求めた結果を ぜひとも 知ってほしい。


それを 読んだうえで、ヤマハニューモデルに搭載されている オーディオシステム を 見れば、どれだけの 英知と技術力、時間を かけたものが、“安価”で 手に入るかが 分かるだろう。


 

特集2 Column Showa Man’s Final Recourse
“昭和”関西男の“切り札”。それは「 音楽 」

“昭和”関西男の“切り札”「 百万ドルの夜景 」と「 音楽 」

青春の 傍らには、常に「 音楽 」が あった


このオーディオシステムによって、ヤマハは「 新しい遊び方 」を 作り上げたと 思った。


多くの ジェット乗りと 同じく、私も「 昭和世代 」の 人間だ。


我々の 年代は「 音楽の力 」を 知っているし、信じていた。


平成の 初めごろ、クルマは オンボロでも、カーコンポ“だけ”は ケチらず、良い品を 奮発して買っていた。

それが、女の子にモテるための 必勝法だった。






当時、大阪に住んでいた私は、女の子と付き合うたびに、強烈に 夜景の美しい六甲山や、神戸港に ドライブに行った。

この角を曲がったら、「 ダイヤモンドを 散りばめたような 夜景が広がる 」。


相手の気持ちを 考えながら、「 このタイミングで この曲 」が 流れるように、カセットテープを セットしていた。


「 美しい夜景と、最高の音楽 」。

この組み合わせは、最強。

これ以上、女の子と自分をも“酔わせる” 方法はないと、このころに知った。


ちょっと 素行不良な 先輩は、恋愛について 悩んでいる 友人がいると「 六甲山に 連れて行って、夜景を見せながら この曲を 流せ!

それで 何とも ならない“相手”なら“クソ女”だから、山頂に 置いて帰ってこい! 」と、今なら コンプライアンスで“一発 アウト”なことを、真剣にアドバイスしていた 時代だった。


みんな、「 自然と音楽 」には、とても お世話になっていたのだ。


今回、浜名湖の真ん中で 最高の音質で 音楽を聴いていたら、気恥ずかしくなるような ガキの頃の 記憶がよみがえってきた。





特集3  The Most Important Glove
“グローブ“にこだわる



グローブこだわる


ジェットに乗るとき、マシンと接触している 部分は「 手 」と「 足 」と「 お尻 」の3カ所だけだ。


そのなかでも、ライディング時に重要となるのは グリップを握る「 手 」と、強烈なGに 耐えるための「 足 」である。


近年のフラッグシップは ものすごく ハイパワーだ。


フルスロットルにせず、常に“安全走行”ならいいが、せっかく 高性能モデルを買ったのだから、そのポテンシャルを とことん“味わい”たくなるのも人情だ。


となれば、「 グローブ 」と「 シューズ 」は 必需品。


上級者ほど、素手やサンダルで 乗ることはない。


水辺で“初心者”を、見つけるのは 簡単


彼らは、“素手”で乗っている!


“乗りこなせない”から グローブが 必要ないのだ。


“上級者”は“素手”で 乗ることはありえない。


思いっきりライディングを“楽しめない”からだ。

 





上級者が“グローブ”を着用する 理由


マシンが進化している今、手が滑ると“非常に危ない”。


本来なら、もっと アグレッシブに走りたいのに、手が滑ってハンドルグリップからすっぽ抜けたら“攻めた走り”ができない。


バイクに乗って、「 ツルツル の グリップだと、恐ろしい 」

これと“同じ”だ。



 

乗れないから「 乗りこなす“道具”」“こだわり”がない

 

最近のユーザーは、夏の 短い期間しか 乗らないと聞く。


高額なジェットは買うのに、ライディングギアには お金を 使いたがらない。


「遊びの道具のひとつ 」として ジェットを所有しても 本来の ライディング・フィールを楽しむことはない。


たかが数千円の「 グローブ 」を ケチったがために、ジェット本来の楽しさを 享受できないのは 非常にもったいない。


 

皆さんは グローブを 購入するとき、どうやって 選んでいますか?


「 好みの ブランドで 選ぶ 」と いう人も いるだろうし、「 価格で 選ぶ 」人も いるだろう。


「 グローブ 」といっても、メーカーによって それぞれ クセや 特徴がある。


例えば、同じ「 Lサイズ 」表記でも、どのメーカーでも 同一の 大きさとは 限らない。


場合によっては、同じメーカーでも ブランドが 違うと サイズ感が異なる こともある。


だから、「 何が 何でも、私は“L”サイズです 」とは言いにくい。


最近のユーザーは、夏の 短い期間しか 乗らないと聞く。




ベストな 選びかた!


では どうすれば いいかといえば、実際に「 試着 」するのが 一番だ。


はめてみて 握ったり 開いたり、アクセルレバーが 引きやすいか 人差し指の具合を チェックする。


メーカーや 使用している 素材によって 差があるが、試着したときは ピッタリでも、水に濡れると 生地が ひと回り伸びてくるものもある。


もちろん店頭で 濡らすことはできないので、濡れた状態を イメージしながら 品質とフィット感を 確認することになる。

「 好みの ブランドで 選ぶ 」と いう人も いるだろうし、「 価格で 選ぶ 」人も いるだろう。




グローブに“こだわる”と、ライディングが楽しくなる


あくまで 私の主観だが、使用するグローブが、厚手で ゴワゴワしていると 操船しにくい。


ランナバウトでも 立っていることが多い私は、ライディング時、船体と 自分の体の“接点”は「 両手 」と「 両足 」しかない。


だから、生地は 薄手で 手にフィットして、人差し指が 動かしやすいものが “望ましい”と思っている。


製品によっては、手のひらや 指先に、やたらと 補強の布が 縫い付けられており、指先を 動かす感触が、「 快適さ 」や「 軽快さ 」とは 逆方向に 進んでいる 製品もある。


そういうグローブは、はめているだけで疲れる。


では どうすれば いいかといえば、実際に「 試着 」するのが 一番だ。



 

グローブは「 消耗品 」


グローブは「 消耗品 」でいいと思う。


私の場合、その製品を 使った結果、「 いかに 快適に 走れたか 」が 問題であって、「 そのグローブが 何年使えるか 」を 基準に選んではいない。


補強は あくまで必要最小限で、微妙な アクセルワークに 支障が出ないもの がいい。


ここ数年、私が 使っているのは クエーキーセンスの製品だ。


現役プロライダーが 実際に使って、その使用感を フィードバックして 製品化しているので、使っていても ストレスがないとこがいい。


「 自分の“手の 大きさ”」に 合った グローブを選びたい


サイズについても、はめたときに 大きすぎるグローブは 使っていると 手に マメが できやすくなるし、逆に 小さすぎると 使っていても ツライだけだ。


「 小さいグローブ 」で 思い出したが、昔、取材で 中野 剛人 プロに 話を 聞いたとき、彼は「 ワンサイズ 小さめを選ぶ 」と言っていた。


理由は、「 小さければ、装着したとき 自然と 手が ハンドルグリップを “握る形”になる 」ということ だった。


コンマ数秒を 争うライダーにとって、「 グローブ 」は 死活問題なのだ。



「 グローブ 」を選ぶ基準は 人それぞれだ。


もし叶うなら、キチンと 採寸して、リクエスト通りの 素材と形で、オーダーメイドしてほしい くらいだが、なかなか そうもいかない。


もし、今シーズン 新しくグローブを購入する 予定があるなら、ジェットショップに行って、購入前に 試着できるか 聞いてみるといいだろう。


グローブひとつで、ライディングの 快適性は ずい分と 変わってくる。

 



特集4  2025 YAMAHA Sport Boat AR250
新しいスポーツボート「 AR 250 」登場


 

特集5  WGP#1 World Cup & World Series
ダイジェスト・各クラスの結果とギャラリー

 














特集6  LIFT eFoil, NEW trend in the marine sports
マリンスポーツのNEWトレンド「LIFT eFoil」

マリンスポーツのNEWトレンド「LIFT eFoil」って何?



ワールドジェットスポーツマガジン「2025年 3 月号・CONTENTS」





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