一体、何なんだ！　何にも起こっていないのに「水上バイク危険行為が横行、取締りを強化」という記事がニュースに…！　ジェットスキー（水上バイク）

世の中で「水上バイクは悪」のイメージが進行中!?

梅雨が明ければ、本格的な夏のレジャーシーズンを迎えますね。しかし、マリンスポーツとしても人気の水上バイクによる危険行為がこのところ横行しているんです。
重大な事故につながる危険もあることから、警察などは取締りを強化しています。（2020年7月24日付、RKB毎日放送）

このような映像が、夜のニュースで放映されました。驚いたのは、何にも事件が起こっていないのに、さも重大事故があったかのように放映されていたとことです。映像では、2人乗りの若者が地味なスラロームを繰り返し、警察官が「水上バイクは、けしからん」的な発言をしているものでした。

ジェットユーザーの皆さま、これから水辺に行くときは気をつけてくださいね。世間からのイメージは、我々の予想を遥かに上回る「悪」です。今年はマナーを守り、良く考えて行動しましょう。「いかにも水上バイクは悪者だ」と思われる映像を流されないように気を付けましょう。

「水上バイクのオーナー」が言う、自分以外のジェットは悪!?

先日、取材で琵琶湖に行ったときのことです。VIPが集まる別荘のプライベートビーチには、必ずと言っていいほど、各メーカーのフラッグシップ艇が置かれていました。そして、そのオーナー氏らは、全員、ジェットスキーを所有しているのにも関わらず、口を揃えて「ジェットユーザーはマナーが悪い」と言っていました。

自分たちも、ジェットスキーに乗っているのに、おかしな話ですよね。湖畔に別荘を持つ”成功者の”ほぼ全員がジェットスキーを保有していており、ほぼ全員がジェット乗りを「マナーの悪い奴」と思っている。絶対、変ですよね。でも、これが現実なんです。湖面を見ると目を背けたくなるようなジェットが爆音で走っていました。

そのオーナーの１人がジェットに乗っている姿を見ていました。遠目で見ると、彼は、マナーの悪い”爆音ジェット乗り”の仲間に見えてしましました。少し岸から離れると、どれが「良いジェット」で、どれが「悪い」などの区別がつかないからです。理解しやすい真実は、マナーの悪い「爆音ジェット」が数台いると、残りの「静かなジェット」もすべて仲間、同類にしか見えないということです。

現状を見れば、反論できない!

この光景を見れば理解できます。自分以外の人は全部マナーが悪いと感じてしまう乗り物が「水上バイク」なのです。くれぐれも肝に銘じておいてください。「水上バイクは、マナーの悪い人と言われやすい乗り物」であるということを。

だからこそ、思いやりに溢れ、気持ちの良い立ち振る舞いが求められます。「最低の人」に見られやすい乗り物の中で、「最高の人」と感じてもらいましょう。

そして、ジェットスキーという乗り物は、「ジェットユーザーは悪い奴」と感じているのに購入してしまうほど、魅力に溢れた”ノリモノ”だという事実を忘れにいて下さい。

お願いです、誇りをもってジェットに乗って好感度をアップさせて下さい。