
2026年1月1日。出港時はあいにくの曇りだったが、だんだんと晴れてくる。
集合時刻 は 夜明け前。
出航の準備をしているうちに、夜が明ける。今回、大々的に声掛けをしていなかったので、“有志”の方々だけで出発。2026年1月1日、毎年恒例ともいえる「元旦初日の出・ツーリング」に行った。
今年の日の出は6時52分(神奈川県平塚市)。昨年より、2分ほど遅い日の出である。
日が昇るのを待って マリーナを出港し、烏帽子岩に向かって 走るのが毎年のコースだ。
私も、愛艇SX-Rで 走り出した。
横を見ると、55HEAVENの加藤店長が愛艇「JS550」のレース仕様モデルに乗っている。
いつも、ヴィンテージマシンイベントで一緒になる大河原さんご夫婦はランナバウトだ。
今年は、この3艇で出港する。
今年の元旦は、曇り空。海は穏やかだ。
相模川の河口から 海に出て、左へ3kmほど走れば 烏帽子岩に着く。
いつもの年なら1隻くらいしかいない観光船が、今年は珍しく4隻も出て、初日の出を見に来ていた。
船の上は、定員いっぱいの人たち。
寒そうだけど、とても嬉しそうに 初日の出を楽しんでいた。
時折、「なんで?」という目を向け、ジェットで来た 我々を不思議そうに見ていた。
烏帽子岩に到着。
曇っているせいか、“空は明るいのに、太陽が見えない”状態である。
半分水に浸かった状態で、太陽が出るのを待った。
単に待っているだけのこの時間も愛おしい。
この状況で「 ジェットが楽しい 」なんて、船の上から見ているだけでは絶対に理解できないだろう。
30分ほど待っていると、雲の切れ間から光が差し込んでくる。
この現象は「天使の梯子」や「光芒」などと言われ、「神々しい」の一言に尽きる。
なかなか姿を見せない太陽を待っているうちに、加藤店長の550がガス欠を起こしてしまった。
レース艇なので、常にエンジンを“吹かせて”いないと、被ってしまうのだ。
それでも、自分の大好きなジェットと一緒に「初日の出」を見たいと思う、加藤店長の気持ちが痛いほど良く分かる。
私も、こんな“特別な日”なら、絶対に自分のSX-Rで出港したい。
帰りは、加藤店長の550を牽引しながらマリーナへと戻ったが、それもいい思い出になった。
加藤店長と愛艇550。太陽を待っているうちに、ガス欠になってしまった。元旦の“日の光”は、特別気持ちが 引き締まる。
そして、太陽に照らされる 海は、「 神々しい 」の 一言に尽きる。
大自然の雄大さを前にすると、自然と頭を垂れている自分がいる。
この景色が見たいから、毎年、仲間たちと来てしまうのだ。
愛艇SX-R。眼前には、朝日に輝く 富士山。
目の前にはどこまでも広がる海。
これで、心が躍らなかったら嘘だ。
山は神の座する場所であり、信仰の対象でもある。
日本人にとって「 富士山 」は、神がいる厳かな場所なのだ。
烏帽子岩に向かって走っている最中、振り返ると太陽に照らされて輝く富士山が見えた。神々しいまでに、美しい姿を目にする。地球上の 全てに 感謝したくなる 瞬間である。
1月に水に浸かって寒くないかと聞かれれば、「寒くない」のだ。
体は高機能なドライスーツを着て、頭にはヘルメット、手には“ぬくぬくキット”で 常にお湯が掛かっている。
装備は万全だ。
冬の海は、澄んだ空気と最高の景色。
聞こえるのは、潮騒と 鳥の鳴き声だけ。
これが楽しくないわけがない。
何より、海の中は暖かい。
川の水より、圧倒的に水温が高い。
心身ともに最高の状態で、半分水に浸かりながら眺める「First Sunrise」は最高だ。
「今年も、皆さまにとって良い年でありますように」と、朝日に願った。
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