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「飽きた」とは言わせない

 

 最近は、夏しかジェットに乗らない人が多い。夏前にジェットを買って、真夏に徹底的に乗ってから、「飽きちゃった」と言って秋に売る人も多いと聞く。
 そんなやめ方をされたら、ショップだって残念なはずだ。縁あって、せっかくジェットまで買ってもらったのに、たった数カ月乗っただけで売ってしまうのと同時に、この趣味までやめてしまうなんて……。「ありがとう。最高に楽しい。ずっとジェットをやめないよ」という言葉が聞きたいのに、「楽しかった。もうジェット遊びはやりつくしたから売る」と言われたら、ショップの店長だって悩んでしまう。自分の対応に問題があったのだろうか、と。それは違う。人それぞれ、感じ方も人それぞれだ。

 その証拠に、私もその店長も、毎週ジェットに乗っているし、過去に1度たりとも、「ジェットに飽きた」と思ったことはないからだ。かといって、自分以外の人間に、いくら力説しても相手がそう感じなければ仕方がない。

 



  昨年、小型特殊免許を取得した人は、5万人以上いるそうだ。そのうち、何人がジェットを購入しているのか。新艇の登録台数は約3,000台というから、ジェットに乗りたくて免許を取得したのに、実際に購入した人は10%にも満たない。免許保持者の9割以上が、ジェットを所有していない。免許を取るのだって、お金がかかる。決して、安い金額ではなかったはずなのに……。

 私も20年以上、ジェットに乗っているが、この乗り物でしか味わえない「水の上を走る」という感覚を、今も楽しんでいる。ジェットはどんな遊び方もできる。ツーリングや釣り、ナンパだって……。でも、もし、「スポーツ」としてジェットに向き合ったら、「飽きた」とは言わなくなる。

 すみません。遊び方は、人それぞれ自由です。決して、無理強いをしたいわけではないので誤解のないように……。

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