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ジェットスキーでやる「ウェイクボード」(水上バイク)

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ウェイクボードの春。ナメてはイケない水の上

想像していた自分の姿と、実際は大きく違う……!?

1年ぶりにウェイクボードに乗った。
ジェットスキーで引っ張るトーイング系の遊びといえば、ウェイクボード、ザップボードはもちろん、バナナボートを代表とするトーイングチューブまで、さまざまなことをやってきた。
そのなかでも、ウェイクボードは特別だ。世界チャンピオンもいるし、ひとつのスポーツジャンルとして確立している。それだけに奥が深い。

スキーやサーフィンなど何でもそうだが、奥深いスポーツは入口の「ハードルが高い」。誤解しないでほしいのは、初心者が無理と言っているわけではない。最初に、キチンと「基本を教わって」から始めたほうが良いということだ。

ジェットスキーでも、いきなりスタンドアップに乗せられたら、乗れなくて嫌になる人は多いはずだ。「自分はできる」と、自信満々で挑んで、ひどい有様だけを体験すれば、2度とそのスポーツをするのが嫌になるだろう。
その逆に、「自分にはできるわけがない」と感じていたスポーツで意外とできてしまったら、その気になってドンドン上達していくというのは、よく聞く話だ。

1年に1度のウェイクボードは、楽しくて超ハード

実は私、ウェイクボードを結構ナメていたので、かなり苦戦を強いられることになった。

この日は春の強風が吹き荒れて、水面コンディションが悪かったのが主な原因だが、もっと根本的な過ちは、「自分のレベルは、もう少し上」と考えていたところにある。
仕事柄、ジェットスキーに関係するスポーツはひと通り経験している。水面状態がそれほど良くなくても、1年ぶりでも、もっと簡単に乗れるものと思っていた。この時点で、すでに状況判断ができていないのだ。

風上から風下に向かってなら立ち上れるが、逆に風上に向かってスタートすると、立つことすらできなかった。転ぶときも、とっさの対応ができない。顔面から、水面に叩きつけられることも多かった。
何回も派手に転んで、ようやく「何となくこんな感じ?」と思えたころには、完全に電池切れ。体力がなくなっていた。
だからこそ、このスポーツにハマるのだろう。簡単にできないからこそ、できたときの喜びや満足感が高まるのだ。

もし明日、ゲレンデに行って「何でも好きなものに乗っていいよ」と言われたら、間違いなく私はウェイクボードを選ぶ。
自分は「ヘタクソ」と理解していて始めるので、絶対に今日より楽しめる自信がある。長い人生の中で、ようやくウェイクボードに目覚めた春なのだ。

4月10日公開のワールドジェットスポーツマガジン5月号本誌で、シードゥWAKE PRO 230のインプレッションを掲載します。WAKE PRO 230は、ウェイクボードをするための装備が揃ったモデルです。ジェットスキーでウェイク、楽しいですよ。

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