去る11月1日(日)、神奈川県平塚市のマリーナ、ジェットフィールド湘南で「湘南合同PWCフェア」が開催されました。このイベントは、毎年、春と秋の年2回開催。春は2日間、秋は1日行われています。「見て、聞いて買える(場合によっては試乗もできる)」中古艇の売買イベントとして定着しています。
春のイベントは、新型コロナによる緊急事態宣言の直前となる3月に開催されました。そのときも、会場内のいたるところに消毒薬を設置するなど、感染対策に余念がありませんでしたが、今回も、密を避け、感染拡大防止に配慮したイベントとなりました。
天候が懸念されていましたが、当日は、爽やかな秋空が広がりました。新艇、中古艇がズラリと並んだ会場内は壮観で、これだけの数が一堂に会するのは、この催しならではです。
湘南合同PWCフェアは、神奈川県下の複数のショップが出展しています。ネットオークションと違って、売り主はプロのジェットショップのみ。しかも、その場にショップスタッフがいるので、気になるモデルがあったらすぐに聞けます。後から試乗もさせてくれる場合もあります。
個人売買は1艇もなく、全てジェットショップを介して販売されているので、アフターケアも万全。たくさんの中古艇から選べるだけでなく、「安心」と「信頼」も一緒に購入できるのです。
この日も、「商談中」や「売約済み」の札がかけられたジェットが、あちこちで見られました。また、2021年モデルの予約も受け付けていました。
春と秋の年2回行われるこのイベントを楽しみに足を運ぶ来場者も多く、今回の大変にぎわった催しとなりました。次回は2021年春に予定しています。
楽しいジェットライフを過ごすためにも、中古艇は、信頼できるジェットショップで購入するのがおススメです。
春に開催された同イベントでは、1カ所に人が集まる危険性を考慮して「東日本大震災復興支援チャリティーオークション」は見送られましたが、今回は開催。オイルやライフジャケット、バッグなど、集まった来場者から次々と声がかかり、落札されていきます。
市価よりもかなり安く落札されたものもあり、落札者にとっても、かなりお得なオークションになったのではないでしょうか。イベントの翌日、オークションの売上金47,570円は全て、東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付されました。
今回、オークションに出された品(写真右上)。売り上げは、全て東日本大震災の義援金として寄付された。10年目を迎えたこのイベントではございますが、さらに次の10年継続していくことが最も大切だと信じております。また、このイベントを通じ、率直に感じたご意見をお持ちのことと思います。
来場者の増加を見込めるよう、みなさまからの忌憚ないご意見を頂戴し、より魅力のあるフェアにするべく誠心誠意努力する所存であります。
湘南合同PWCフェア実行委員会
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