愛知県尾張旭市のジェットショップ「シーゲッツ」の西本茂隆店長は、普段、トヨタのプリウスでスパークを牽引してロングツーリングに行きます。「スパークは疲れると皆が言うけれど、それは間違っています。波が出たときの楽さは、かなりのモノですよ」と言います。「最新モデルだから当たり前です。他メーカーのロングセラーモデルと、波間を走り比べてみたら分かります。全然、スパークの方が楽だから」と言い、昔と今では、船体の基本設計が全く違うので、その差が歴然だといいます。
スパークは4ストローク900ccエンジン。ガソリンはレギュラーガソリン仕様で、満タンで30リットル入ります。ちなみに、フラッグシップのGTX Limited 300は、4ストローク1,600ccエンジンにスーパーチャージャーを搭載。ガソリンはハイオク仕様で、満タンで60リットル入ります。スパークのガソリンタンク容量はフラッグシップの半分ですが、燃費はハンパなくいいので、同じくらい遊べます。ガソリン代のことだけ考えると、スパークは断然お得です。
さらに西本店長のスパークのリアデッキには、後付けできる「LinQ(リンク)システムのアタッチメントキット」が装着されています。そこには、前回紹介した画期的な「ガソリンタンク」が装着されていました。
満タン30リットルのガソリンでも十分に遊べるのに、さらに15リットル分のガソリンタンクを持っていける。これってスゴいことですよね。万が一、ガス欠になっても、タンクの半分まで給油できるのですから、水上バイク遊びの強い味方です。
ちなみに、このガソリンタンクを取り付ける「LinQ(リンク)アタッチメントキット」はオプションで販売されており、スパーク2UP以外、どのSEA-DOO(シードゥ)艇にも取り付け可能です。
誰も知らなかったSEA-DOO(シードゥ)大革命 [1] ガソリンタンク編はコチラをクリック