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「トーイングチューブ」の遊び方 水上バイク(ジェットスキー)

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夏だ! ジェットだ!!
トーイングチューブだ!

真夏のジェット遊びに、トーインググッズは欠かせません。大きなトーイングチューブを1つ持っていれば、水上の「ベース基地」になったりもします。もちろん、仲間たちや家族全員が喜びます。

トーイングチューブをイメージで例えると、子供や女性を引っ張るときは「遊園地にあるメリーゴーランド」のように優雅に優しく。元気な男たちを乗せるときは、「スリリングだけれど、安全に配慮しながら」というのが正解です。

トーイングチューブの「遊び方」

「楽しさの理由、知っていますか?」

トーイングチューブの基本は、「遠心力で楽しませる」ものです。旋回すると、引っ張るジェットスキーよりも、引っ張られているトーイングチューブのほうが、遠心力によってスピードが上がります。

例えるなら、ジェットコースターのスタート時、上っていくときはずっと青空しか見えていなかったのに、頂上でイキナリ景色が変わり、フルスピードで降下していく感覚と似ています。直線走行のときは、ジェットスキーの水しぶきで何にも見えなかったのに、旋回が始まるとスピードが上がり、遠心力で横に滑りながら、イキナリ視界が開ける。この感覚は、「スリリング」以外のナニモノでもありません。スピードによる迫力と、急に変化する視覚による迫力。この2つが同時に味わえるのが、トーイングチューブ最大の醍醐味です。


「トーイングチューブは危険!?」

再度言いますが、トーイングチューブの基本は「遠心力で楽しませるもの」です。それなら、「トーイングチューブは危険か?」と聞かれたら、答えは「ジェットスキーで引っ張っている運転手の技量次第」なのです。「遠心力で楽しませる」という基本を十分に理解し、安全に配慮ができれば、これほど楽しい遊びはありません。逆に言えば、技量のない運転手が引っ張るトーイングチューブには、死の危険が満ち溢れています。

運転手が下手だと、トーイングチューブを引っ張っているロープの長さの感覚が分かっていない。最悪の場合、トーイングチューブが川の両壁に激突して大事故になったり、遠心力で振り回されて異常にスピードが上がり、乗っている人が恐怖することになります。

ロープの長さを見誤ったか!? チューブが波消しブロックに激突
岐阜県の長良川で、水上バイクが引く浮き具に乗っていた女性が死亡

これは、昨年8月に起きたニュースの見出しです。川岸の波消しブロック付近で水上バイクが急旋回し、トーイングチューブに乗っていた男女2人が投げ出されて波消しブロックに衝突し、1人が亡くなるという痛ましい事故でした。こんな事故が、毎年、起こっています。だから、「トーイングチューブはやらない」ではなく、悲惨な事故を起こさないように気を付けましょう。自分がジェットスキーを持っていて、子供がいたら、必ずトーイングチューブで楽しませてあげたいと思うからです。安全に遊べば、こんなに楽しいものはありません。

繰り返しますが、「事故は、運転手の知識と技量」でなくせるものです。この遊びは「遠心力で楽しませるもの」。これを理解していない運転手のトーイングチューブには、絶対に乗らないようにしましょう。

 

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