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再び緊急事態宣言発令! 先の見えない世の中に ジェットスキー(水上バイク) コラム

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「緊急事態宣言」ふたたび。暗いだけの世の中は嫌!

2021年1月7日、政府は、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に対して「緊急事態宣言」を再発令した。さらに13日には、大阪、兵庫、京都、愛知、岐阜、福岡、栃木県の、合わせて7府県を緊急事態宣言の対象とすることが追加決定された。

今回の緊急事態宣言は、飲食店などの20時以降の営業自粛の要請などが中心となっている。学校や劇場や映画館なども対象となった昨年の春と比べると、人の行動への制限については、そこまで強いものではない。

しかし、「緊急事態宣言」が長引けば長引くほど、精神的苦痛は大きくなる。経済や先の見えない世の中に対する不安で、押し潰されそうになる。
先日、NHKの番組で、20年前の阪神・淡路大震災で被災した、当時小学校の音楽教師が書き上げた、『しあわせ運べるように』という歌があることを知った。

地震にも 負けない 強い心を持って
亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
傷ついた神戸を 元の姿に戻そう
支えあう心と 明日への希望を胸に
響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる 神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように

しあわせ運べるように
作詞・作曲:臼井 真

現在では10カ国語に翻訳されて、国内外の被災地で歌われる“希望の歌”になっているそうだ。

この歌詞に、心を揺さぶられた人も多いだろう。「毎日を大切に生きてゆこう」とある。人は成長するために生まれてきたものだと思うが、自分を大切にすることも大事なことだと思うのだ。


「遊び」を見直そう

人間が、最も成長するのは赤ちゃんのときだ。乳児の仕事は主に3つ。寝ているか、食べているか、遊んでいるか、だ。
そして、その行動の全てが“全力”だ。適当に寝たり、食べたり、遊んだりしない。だから猛烈に成長する。

我々大人も、と言いたいところだが、そうはいかない。理由は、将来のことを考え、あれこれと心配を始めるからである。「○○になれるかな〜」「お金は……」と、次々と心配なことが思い浮かぶ。
モノゴコロがついてくると同時に、このタチの悪い「心配」が始まるのだ。楽しく遊んでいるときでも、心の中では、「こんなことをしている場合か!?」と考え、MAXの気持ちで遊べなくなる。目の前のことに全力で集中している人と、注意力散漫な人を比べたら、どちらが楽しいかなんて決まっている。

大人になると、将来を考え、不安や心配事を抱え込む。心配して解決するならいくらでも悩むが、心配しても仕方がないことのほうが、世の中には多い気がする。
そんなことで楽しい時間が減少するのは割に合わない。

私の日常も、毎日ハッピーというわけではないが、スタンドアップに乗って、レースコースを走っていると、他のことを考えている余裕がなくなる。ひたすら、ライディングに集中しているからだ。

結果的に、真摯に遊びに向き合っていることになる。だからこそ、ジェットは何にも代えがたい「楽しい」ものとなる。

子供のころ、テストの成績が悪くて、よく親に叱られた。でも、怒られるのはテスト用紙を見せた一時だけ。それ以外は平気だ。
友達は、「家に帰るのが嫌だ」と言って嘆いていた。私も同じだが、どうせ家に帰ったら怒られるのだから、それまでの下校時間や帰り道を楽しんだほうがいいと思っていた。今思えば、結果的に、嫌でツライ思いをする時間は、私のほうが短かったはずだ。
しかし、嘆き悲しんでいた友達はだんだん成績が良くなって、私だけがいくつになっても叱られ続けることになるのだが……。

私のほうが幸せだったのか不幸だったのか、いまだに分からないが、人生は人それぞれだ。
話は逸れたが、同じ1度の人生、今を全力で楽しもう。子供のころのように、何かに夢中になって。




心が元気でいるために

「テレワークを推奨し、職場での出勤者数の7割減を目指す」ことを推奨しているので、在宅で仕事をしている人も多いだろう。
しかし、在宅勤務が続くと、家にいることがなんとなく窮屈に感じることがある。食料の買い出しぐらいしか外に出ないと、だんだん息が詰まってくる。1日中、スマホやパソコンを眺めているだけでは寝付きも悪い。眠りが浅いと、翌朝、憂鬱な気分で目覚める。
こんな日が続いたら、ジェットスキーに行きましょう。

できるだけ移動しない方がいいのはもちろんだが、今回、再発令された緊急事態宣言では「県をまたぐ移動」については言及していない。
海の上は「密」にはならないが、そこに行くまでに移動は必要だ。くれぐれも「静かなジェットライフ」を心がけましょう。


大海原をジェットでぶっ飛ばせば、心の中の何かが変わる。
風を受けて走っているうちに、「人生は素晴らしい」とか「まんざら捨てたモンじゃない」という気持ちになってくる。
「生きている実感」を全身で感じることが、人間には必要なのだと思う。

アクセル全開でぶっ飛ばすのは、かなりハードな運動だ。当然、お腹がすく。食事も美味しく感じるし、夜はぐっすりと眠れる。
ジェットに乗ることは、「精神の特効薬」にもなれると思っている。
この記事を読んでいる皆さまが、健やかで楽しく過ごされますように……。



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