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「迷惑、悪質、危険、愚か」な「水上バイク問題」究極の”解決方法”とは…? 「明石市長・泉 房穂氏」に聞いた、筋が通った「究極・理論!」(ジェットスキー)

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もし、新たな法律が出来て「水上バイクの危険走行、無期懲役」と改定されたら!?

9月15日午後、兵庫県淡路市の海上(この場所)で水上バイクによる痛ましい事故があり、男女3人の死亡が確認された。

 

「解決方法?」編集部が「明石市長・泉 房穂氏」に聞く理由

明石市民を守ることが、「最大の使命」と話す、明石市長・泉 房穂氏

「悪質な水上バイク」をなくすには「新たなる”法律”の制定」が必要

「法の制定」などと言うと果てしない話に聞こえますが、そうではありません。「法律の制定」は国の管轄です。新たな「法律の制定」のために最も有用なことが、「声を上げる」ことです。多くの国民の”声が集まる”ことで国が動き「法」が出来るのです。

「あおり運転」のケースを思い出して下さい。報道などを通じ、世論が高まると、国は非常に”迅速”に自動車の「あおり運転」の法律を作りました。同じように水上バイクも「新たな法律を作る」時期に来ていますし、作れるはずなのです。

声を上げて、世論が高まると、国は非常に”迅速”に法整備を始める。

”あおり運転”の以前にも「危険走行」に関する法律は”存在”していた

法律を作ることで問題の全てが解決するわけではありません。「あおり運転」の法律が出来る以前にも、危険走行に関する法律はありました。しかし、効果も影響力も低かった。あおり運転で、クルマを停止させ”恫喝”するという、ショッキングな映像が繰り返し流されました。そのせいもあり、国民の問題意識が高まり、声が集まることで、法律が敏速に制定されました。「あおり運転」が社会問題化したおかげで、国民に周知徹底されたのです。

法律を作ることは当然だが、その内容を国民が”知る”ことが本当に大事!

法律は”存在”を”知る”ことが大切!

「そんな法律あったかもしれない」と、「おぼろげ」に意識されている法律は、あっても“無い”のと同じ。

禁固刑の年数や罰則規定が厳しくなることが「抑止力」になるのではなく、「皆が知ること」が”効果”なのです。 罰則の強化。例えば「禁固5年」が「禁固10年」になること”そのもの”よりも、「刑務所に入る」という事実を”知る”ことが「最大の抑止力」になるのです。

明石市民を危険な水上バイクから守るためには、国に新たな「法律」を作らせ、その”罰則規定”を多くの国民に「知って」もらう必要がある!
 

国民に、知られていない「法律」は「存在していない」のと同じ!

あおり運転のケースは非常に参考に出来る。

「水上バイクのルール」も、存在するが、知られて”いない”のが実情

各都道府県に「水上バイクの条例や規則」があっても、知っている人はごく少数です。”知らないし、誰も捕まらない”。だからこそ、誰かが声を上げることで、「知らしめる」必要があります。

我々国民が声をあげることで、マスコミに取り上げられ、さらに大きくなった声で“国”を動かす。あおり運転のように、水上バイクもきちんとした法律を作り、皆が周知徹底することで、「暴走行為をする“おかしな連中”」に対する抑止力になります。

今、必要なことは、みんなが納得できる「新たな法律」を制定して、水上バイクで危険な運転をすれば、“こんな罰を受ける”ということを皆に理解してもらうことなのです。


水上バイクに関しての「条例」や「ローカルルール」は日本全国に存在している。しかし、認知度は低い。罰則規定があっても、誰にも”取り締まられて”いない。解決策は「ゲレンデ閉鎖」そればかり!
 

「声を上げた!」明石市民を守るために「殺人未遂で告発」というセンセーショナルな発言をした

今回、「悪質水上バイク」に対して、兵庫県明石市の泉 房穂市長が「殺人未遂で告発」というセンセーショナルな話題で、声を上げました。 これにより、世の中で「水上バイク」に対する注目が集まり、新たな議論の対象となっています。

刑事告発に至った理由について泉市長は、「明石市長として、市でできることをやっている。 でも、小さな町の市長では、実際の権限はほとんどない。 そういう中でメッセージを発しないと、市民を守れないと思ったので、強いメッセージ性で「刑事告発」をした」と語っています。

「明石市長・泉 房穂氏」は会って話を聞くまで、”水上バイクの撲滅運動”の代表格で、「水上バイクの排除」を主張する人だと思っていました。しかし、事実は違いました。水上バイクと市民の双方が、「安全に楽しく共存できることがベスト」という”考え”でおられました。

水上バイクの撲滅ではない!終始一貫している考え方・解決策!

「(水上バイクは)新しいテーマ」なので、極端に走りがちになる。端端になる議論は良くない。

両極端には偏るな!「端端」になる議論は良くない!

今、「海」については、その“議論の手前”だと思うんですよ。なので、両端に行ってしまっている。 「ルールがないから構わない」という一部の方がいて、逆にだったら「全部やめろ」という。

車の運転についても、交通事故が多いからと言って、「車に乗るな」とは言いませんし、バイクの事故が多いからといって「オートバイ全面禁止」とはなりません。

暴走族がうるさいからといって、「バイクを全部やめろ」とは誰も言わない。 にもかかわらず、「水上バイクの全滅だ」というのは“おかしな議論”です。 そこはちゃんとしたルールを作って、守っていただく方向にすればいいと思いますね。

「(水上バイクは)新しいテーマ」なので、極端に走りがちになる。端端になる議論は良くない。

特に、コロナなどで愛好者が増えてると聞きますけど、最近乗り始めて、ちょっと目立つ行為をしてしまってて、それをもって全体を語るのは違う。そこをちゃんと分ける議論を始めないと、非常に間違った方向に行きかねないかなとは思います。

何度も話しているように、海の楽しみの”ルール化”がこれからなので、そこをしっかりとルール化を図っていく。その際に大事なのは、できるだけ関係者、みなさんが納得するルール作りです。

市長に就任した当初から、市民から「何とかして!」と言われていた水上バイク問題、明石市長・泉 房穂氏

水上バイクは「新しい乗り物」、従来までの「海の法律」では合わない部分が多い

新たな乗りモノには、新たなルールが必要。

最も大切な「皆が納得」するルール作り

おかしな話だが「海は国」の管轄。「海岸沿岸は都府県」です。

市長として「明石市民を守る」ために”できること”を”すぐ”にする

明石の海岸に設置された監視カメラ。取り締まって貰わなければ意味を成さない。

水上バイク業界が「ルール化」し、行ってきたこと

水上バイク業界も、泉市長と同じく「悪質水上バイクをなくしたい」という立場は同じ。この問題の解決に関しては、一刻の猶予もない、「待ったなしの状況である」と考えております。

 

ジェットは爽やかなスポーツだ。


※今回の泉 房穂明石市長の記事全文は、「ワールドジェットスポーツマガジン 12月号」に掲載しています。


【独自取材】明石市長・泉 房穂氏に聞く、「なぜ悪質水上バイク犯人は逮捕されないのか?」

「水上バイクが岸壁に衝突」淡路の3人死亡事故!今は何を言っても叩かれるが、”全部悪い”は
絶対に”違う”!多発する、ネガティブなニュース報道に要注意!

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