FNNプライムオンラインニュース(9月1日付)より、8月最後の日曜日となる30日、千葉県勝浦市の鵜原海岸で「海水浴客に近づき“暴走” ビーチに“迷惑”水上バイク」というニュースが流れた。
【情報元】海水浴客に近づき“暴走” ビーチに“迷惑”水上バイク(9月1日付、FNNプライムオンライン)
「海辺に響き渡る、水上バイクのエンジン音。海水浴客の目の前を、水しぶきを上げ疾走している」というアナウンスのなか、海岸すぐ近くを走る水上バイク4台が映し出された。
穏やかな波とキレイな砂浜として知られているこの海岸は、今年、新型コロナの感染拡大防止のため、海水浴場が開設されていない。
しかし、砂浜には多くの家族連れで賑わっていた。
「30日午後2時ごろ、4台の水上バイクが急接近」したといわれ、砂浜から20mほどしか離れていない水面を、「爆音をとどろかせて」「わが物顔で」走り続けていたそうだ。
さらに映像では、海水浴客の近くで旋回して、水をかけている姿も映し出されている。
普段の夏なら、海水浴場を開設しているので水上バイクが入れないが、今年は海開きをしていないので、規制することができないのだそうだ。
その場にいた海水浴客からは、「小さい子とかいたら、水がかかる以前にぶつかったらけがしちゃう」「結構近くですよね、ちょっと怖いですね。この前も、船で何かありましたよね、クルーズ船で」という声が上がっていた。
クルーズ船の出来事というのは、8月16日に神奈川県の由比ガ浜で、海水浴客が大勢いるなか大型クルーザーが繰り返し走り、危険走行をしていたというニュースだ。
このコメントを聞いて、「やっぱり同列に扱われたか……」と思ったジェットユーザーも多いだろう。
夏のシーズン、水上バイクの暴走行為は、マスコミの格好のターゲットとなる。
北海道でも、屈斜路湖や洞爺湖でも、さまざまな問題が起きているなか、少しでも水上バイクのイメージを損なうような行為をすれば、すぐに世間からつるし上げられ、乗り場がなくなってしまう。夏の開放感は分かるが、モラルまで開放しないように心がけたいものである。
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