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海が危険ならば、海に囲まれている日本は”すべて”が危険地帯だ!ジェットの”取り締まり”に「革新兵器」が登場か!「これだけは言えない」と海保職員が隠す“新兵器”とは 水上バイク(ジェットスキー)

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最新機器で「現在地」が一瞬で分かってしまいます

日本は、四方を海に囲まれている海洋国家です。海からやってくる「不審なもの」に常に目を光らせるのは当然です。

先日のニュースで、『密漁に手を染めるのは暴力団だけではなく…「これだけは言えない」と海保職員が隠す“新兵器”とは(文春オンライン、8月30日付)』という記事がありました。内容は、暴力団による密漁の話でしたが、そのなかで気になる記述がありました。「海保(海上保安庁)はドローンを持っている」とあり、その“新兵器”について、海上保安庁では「これだけは言えない」と頑なに証言を拒んでいると書かれていました。

気になって、その“秘密兵器”について調べてみたところ、「HAMADORI3000」というドローンが、どうやらそれっぽい感じなのです。そのドローンは、よく見かけるマルチコプター型の陸上ドローンではなく飛行艇型。海や川、湖、屋外プールなど水のある場所から、手軽に離着水できるそうです。

波の高さが1.5mあっても離着水可能で、1~2秒あれば離水可能。全地球測位システム(GPS)利用とリチウムイオン電池搭載で、2時間も自動飛行できるそうです。一般の船舶や巡視船のほか、小型漁船にも搭載できるタイプとあって、海上保安庁などからも引き合いがきているという話もあります。
物体認識・自動追従機能を備え、不審漁船などをロックして、カメラ、赤外線センサーでそのまま追跡できるというから驚きです。

現在開発中のドローンは、近い将来、排他的経済水域の200海里(約370km)地点まで往復可能で、8時間飛べるドローンを目指しているという情報もあります。
もちろん、海上保安庁の秘密兵器が、この機種かは分かりませんが、広範囲に渡って空から監視ができるシステムというのは、我々ジェットユーザーにとっても他人ごとではありません。

10年ほど前、編集部も、東京湾ツーリングの最中、一度、海上保安庁から「国際航路の斜め走行」と「2海里を超えた走行の疑い」があるということで止められ、後日、管轄の海上保安部に出頭したことがあります。
そのときは、何のお咎めもなく終わったのですが、こういった高性能ドローンを海上保安庁で使用しているのなら、2海里を超えた走行をしたら、すぐに分かってしまうことになります。

何度も書いていますが、「航行区域違反航行(検査証書に記載してある航行区域を越えて航行すること)」はできません。1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられますので、くれぐれも気を付けてください。

海上保安庁人、真っ先に確認されるのが、船舶免許証の有無と現在の走行位置です

ジェットで釣りを楽しんでいる人や、ロングツーリングに出かける人には特に注意してほしいのが、「ジェットの航行区域」です。
ご存じの通り、ジェットが走れるのは「海岸から2海里まで(1海里は1,852m)」の距離で、「安全に発着できる任意の地点から最大15海里」と定められています。陸から2海里以上離れてはいけないというのが、結構、クセモノです。

最近では、スマホなどのGPS機能を使って自分の位置を確認できるとはいえ、海の上を走っているときに、いちいち確認なんてできません。ましてや、港湾でもない限り、海の上には標識もありません。

現代のランナバウトなら「2海里」なんて、ものの数分です。「気が付いたら、2海里を超えていた」なんてことも十分に起こります。
蛇足ですが、海で海上保安庁の巡視船に停止を命じられたとき、真っ先に確認されるのが船舶免許証の有無と現在の走行位置です。

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