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「550 B」クラス ヴィンテージ ジェットスキーに乗れるイベント 「Out a Time Sports」#4 伝説の名機でスラローム&タイムアタック  (水上バイク)

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勝利の女神は誰に微笑む!?

見ているだけでワクワクする。

「JS 550」はジェットスキーの原点

27人がエントリー。大人気の「550B」クラス

ヴィンテージマシンは、ライディングフォームが「全員違う」から面白い

今回、「JS 550」カテゴリーは「550A」と「550B」の2つに分かれていた。
現役ライダーや、日ごろからジェットに乗っている選手は「550A」クラス、昔、レースに出ていても、現在はそれほど乗っていない人や、大会に出ていない人が「550B」となる。一応、そのように分けられているが、あくまで本人の希望制なので、どちらにエントリーしてもいいことになっていた。「550B」クラスのエントリーは27名と、その人気の高さに、「実は、今回のメインクラス」とMCが言うほどである。

このクラスは参加人数が多いこともあり、午前と午後の2ヒート終えたあと、上位4人によるトーナメント戦が行われた。
2ヒート合計のトップは植原美鈴選手で、2位が大中原育美選手、3位が蔭割孝幸選手、4位が飯田洋右選手であった。準決勝では、1位の植原選手 vs 4位の飯田選手、2位の大中原選手 vs 蔭割選手で競われ、決勝は植原選手 vs 大中原選手の戦いとなった。

優勝は、植原選手で決勝戦の最速タイムは1分13秒89。植原選手は、ウィメンクラスの元全日本チャンピオンという、バリバリのトップレーサーだ。
2位は550全盛時代に、ウィメンクラスのトップライダーだった大中原選手で、最速タイムは1分14秒49。
3位は、飯田選手で最速タイムは1分14秒17であった。飯田選手のタイムは総合2位の大中原選手を上回っていたが、対戦相手が植原選手だったため、準決勝戦敗退で3位となった。

さあ、熱い戦いの始まりです!

550Bクラス、出走順で見る全選手のライディング

1位 植原 美鈴選手/合計タイム:2分33秒42

植原美鈴選手はウィメンクラスの元全日本チャンピオン。決勝のトップ4トーナメントでも、最速タイムを叩き出して文句なしの優勝!

美しくしなやかなライディングで、このクラスの最高タイムを叩き出した。

可愛いお嬢さんも、一生懸命お母さんの応援をしていました。ちなみに乗っているのは懐かしのカワサキ「SC」。伝説のヨコヨコ・タンデムシート。

2位 大中原 育美選手/合計タイム:2分34秒03

大中原 育美選手は、名門チーム「ASM」に所属し、ウィメンクラスのトップカテゴリーで走っていた。その実力は本物だ。

決定戦では植原選手が1分14秒19、大中原選手が1分14秒49と、コンマ3秒差の戦いとなった。

大中原選手が登場すると、森高千里の「私がオバさんになっても」の曲が流れる。そしてMCのDEVIL村尾氏が「育美先輩がオバさんになっても~」と連呼する。バカバカしいが、面白い!

3位 飯田 洋右選手/合計タイム:2分40秒45

飯田 洋右選手は、DEVIL FREERIDEメンバー。前回も表彰台に上がっている。結果を残した飯田選手は格好いい。

4位 蔭割 孝幸選手/合計タイム:2分38秒28

名門、元ASMのチーム員。バリバリのレーサーから出戻り参加。

小松 麻衣子選手/合計タイム:2分42秒27

ウィメンクラスの元トップライダーで熾烈な時代の全日本チャンピオン。その走りは健在。

鎌田千耶子選手/合計タイム:2分43秒18

以前は、550でレースに参戦していた鎌田千耶子選手。後から走った六花選手は娘さんである。千耶子選手のほうが速いタイムを出したのは、親の面目躍如。ジェットに乗る「カッコイイ親の姿に憧れて」、娘もジェットに乗っているのは超ステキな現実である。

陣川道子選手/合計タイム:2分43秒33

格好いいターン! JJSBAに参戦しているときは、「オークス」というチームに所属していたそうだが、さすがに上手い。今回、親子で出場する選手も何組かいたが、総じて親のほうが速いのは、さすがである。

陣川選手のマシンは、船体カラーもスポンソンも、ノーマルのままだ。

陣川道子選手。

高橋伸裕選手/合計タイム:2分44秒04

DEVIL FREERIDEメンバーで、主宰のDEVIL村尾氏曰く「今、チームの中で最も練習している選手」だという。

水野浩子選手/合計タイム:2分48秒39

水野浩子選手は、元ウィメンクラスのトップライダーだ。550Aクラスに参戦している水野賢一選手の奥様で、夫婦揃っての参戦。

水野浩子選手。

編集部A君/合計タイム:2分54秒50

「常に全開」がモットーの編集部A君。結果は10位と、良くも悪くもコメントしにくい順位……。55HEVENの加藤 豪選手にマシンを借りたが、「乗りやすくて驚いた」とのこと。550は改造も含めて奥が深い。

川原 愛南/合計タイム:2分59秒14

免許取りたての16歳。たった数カ月でこのフォーム&このタイム! オジさんたちの立つ瀬がない……。

大畑麻美選手/合計タイム:3分05秒11

JJSBAのA SKI-Xクラスで活躍している大畑雄一選手の奥様。いつもはご主人の応援をしているが、今日は麻美選手が出場し、ご主人が応援である。

荒井 勇輝選手/合計タイム:3分07秒23

ジェットが趣味の父親のマシンを借りて登場!

出走前の荒井選手。「Out a Time Sports」#4の看板の前で記念撮影です。

清水邦男選手/合計タイム:3分12秒37

X-2クラスにも参戦していた、マニアックレーサーの清水選手。笑顔が素敵な選手だが、乗っているときは真剣。

山岸 孝善選手/合計タイム:3分19秒54

山岸 孝善選手は、熱心に練習をするライダー。ヒート2で痛恨のミスをしたため、タイムを落としてしまった。DEVIL FREERIDEのメンバーで、モトクロス出身という。

出走前の山岸選手。ほどよい緊張感が背中から伝わってくる。

佐々木 力選手/合計タイム:3分36秒28

佐々木 力選手は、モトクロスの国際B級レーサー。DEVIL FREERIDEのメンバーで、マシンはフリーライド艇「クラッシュ」に乗っている。モトクロスのライダーとフリーライドは相性がいいようだ。今は、ヴィンテージマシンでタイムアタックをしているという。

松本将人選手/合計タイム:3分36秒44

若さ爆発! 冬の相模川で「半袖」のロングジョンのみでブイをまわっていた。その姿を見た辛口のMC・DEVIL村尾氏が「スゴイヤツ!」と大絶賛(?)。松本将人選手は、某夢の国のテーマパークでジェットスキーのショーに出ているそうだ。「ランナバウトの細かい取り回しをさせたら、神業的に上手い」とDEVIL村尾氏。

ノースリーブで、寒くないんですか!?

大中原 凪選手/合計タイム:3分43秒34

このクラスで2位となった大中原育美選手は実母。凪選手は17歳というから、今後の成長が楽しみだ。

笑顔はじける大中原選手。

大畑 梨菜選手/合計タイム:3分46秒07

免許取りたての16歳。

大畑 梨菜選手。どれだけ近寄って撮影しても、はじける若さには勝てません。

紀 昌則選手/合計タイム:4分04秒56

S-1チャンピオンの関選手一味。「ジャック・ダニエルをこよなく愛するダンディな人です」と関選手のコメント。

鎌田六花選手/合計タイム:4分07秒11

鎌田千耶子選手の娘さん。親子で同じマシンでレースに出られるもの、「JS 550」という機種の魅力だ。現役レーサーの六花選手は、「負けん気が強い」という噂も!?

安達 珠栄選手/合計タイム:4分10秒49

安達俊一さんの奥様。なんと夫婦で1台づつ550を所有している。非常に熱心な練習だ!

久米 由紀子選手/タイムDNR

世界チャンピオン・久米由紀子選手。ミスブイで1ヒート目のタイムが出なかったためDNR。

見崎 勉選手/タイムDNR

見崎 勉選手。2ヒート目でミスブイのため、順位はつかず。

安達 俊一選手/タイムDNR

安達 俊一選手は、フリースタイル出身のレーサーだ。ヒート1でミスブイがあり、成績が残せなかった。

ヒート2では、ドクロのマスクで皆を驚かせてくれた。

このマスク、モトクロス用だという。

Out a Time Sports・Topics

 熱い熱い応援

軽妙で毒舌なMCは、この大会になくてはならない存在。村尾“DEVIL”高明氏、お疲れさまでした。

大中原育美選手の走行に合わせて登場したチアガール(?)。ポンポンを振って応援です。

実は正体はチアボーイ。大中原選手の応援団。

大中原育美選手。「育美先輩は、ジェットスポーツ界の永遠のアイドルです!(DEVIL村尾氏談)」。

高橋選手のX-2と550。おそろいのカラーリングが素敵。

中部地方から、わざわざ観戦に駆け付けた林口忠雄選手。

550Aにも参戦し、ドローンで動画も撮影していた蔵田幸生選手(奥の赤いベスト)。通信障害で、一時、ドローンが行方不明に!! 落ち込んでいたが、隣のマリーナで発見され、無事戻ってきた。一安心。手前は、応援に熱が入る2代目「ネドラ・久米」女史。

植原美鈴選手の愛娘(写真右)と、エスコートする小原聡将選手。お母さんの雄姿を、水面で観戦中(?)。

このイベントは、美女が多い。

このイベントは、美女が多い。その2。

全日本ウィメンクラスのトッププロツーショット。写真左:植原美鈴選手、右:小松麻衣子選手。彼女たちの「最近、全然乗ってません!」を、信用してはいけない。基礎ができているから、いつ乗っても速い。

みんな笑顔!

今大会の公式ステッカー。「みんな、こうやって乗りたかったんだよね」

 

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