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「550 A」クラス ヴィンテージ ジェットスキーに乗れるイベント 「Out a Time Sports」#4 伝説の名機でスラローム&タイムアタック  (水上バイク)

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伝説の戦い! 「Out a Time Sports」#4 イベントは夕暮れ前まで続いた。

ただの「スラローム&タイムアタック」の大会なのに「1日中、笑いあり、涙ありのヒューマンドラマ!」。なんでだろう? みんなジェットが好きだから!

「550A」クラスは、腕自慢が大集合

昔も今も変わらない。身に付いた「高いライディングテクニック」は健在!

ヴィンテージマシンのタイムアタック大会「Out a Time Sports #4」の最後は、豪華メンバー集結の「550A」クラス。
エントリーしたのは、世界チャンピオンホルダーや、全日本チャンピオン経験者、現役プロライダー、JS550全盛時代に活躍したレーサーなど、腕に覚えのある選手11名だ。

激戦を制したのは、現役プロライダーで、ジェットショップ55HEAVEN店長の加藤 豪選手。決勝レースでは、トップを走っていた小原聡将選手がミスブイをしたことを冷静に確認しながら、最後までミスなく走り切って1位。
加藤選手は、ワールドファイナルのヴィンテージクラスに出場しているJS 550のスペシャリストだ。もともとは、排気量1500ccの4ストロークスタンドアップ「カワサキ SX-R」で、全日本選手権に出場していたプロレーサーだが、JS 550が板についてきた感がある。

今回のイベントでは、芳賀 毅選手、関 泰光選手、そして小原選手といった、手ごわいライバルがいる。しかし加藤選手は、練習を積み重ね、スキルを習得して上に上がってきているので、彼を倒すのは至難だろう。レベルの高い走りを見せてくれる、「550A」クラスの熱い戦いは必見だった。

イベントの最後は、「550A」クラスの決勝レース。HEAT1は、参加艇11台によるタイムアタックを行い、上位4人がそのまま決勝進出。残りの7人で敗者復活戦を行い、そこで勝った選手1人が決勝で戦うという変則ルールとなった。夕暮れの中、5名によるクローズドレースは、ローリングスタートで始まった!

決勝レースのスタートは、「ローリングスタート」。オリャー!

550Aクラス、出走順で見る全選手のライディング

1位 加藤 豪選手/HEAT1タイム:1分06秒19(3位通過)

優勝した加藤 豪選手は、主催者であり裏方の雑務もこなす八面六臂の大活躍。愛艇550で参戦し、気合も十分だ。それに「乗れてる!」。

この日は、得意のレッグターンも封印し、本気で最速タイムを狙いにいった。加藤選手は、HEAT 1は3位で決勝に通過。

丁寧でありながら、攻めた走りで優勝を飾った。決勝のレースは、最後まで見ごたえがあった。ヤバい! このままだと、加藤選手の天下が、当分、続きそうだ!

前回に続いて2連覇の加藤選手。タイムアタックの最速者ではなくレースで勝ったところが、レーサーらしい。

2位 芳賀 毅選手/HEAT1タイム:1分05秒72(2位通過)

HEAT1では、加藤選手を上回るタイムで決勝進出の芳賀 毅選手。さすがである。次回のレースは、もっと“熱い戦い”になるだろう!

3位 関 泰光選手/HEAT1タイム:1分11秒19(4位通過)

S-1ライダーにとって、「レーシングスタート」は未知の領域。ましてローリングスタートなんて初めての体験だろう。慣れないスタート方式で、この成績はさすがである。

小原聡将選手/HEAT1タイム:1分05秒23(1位通過)

現在、プロの競艇選手として活躍している小原聡将選手。競艇選手になってから、一段とジェットの速さが増した気がする。このフォーム、あり得ない!?

小原選手が大変なのは、単に最速タイムを出すだけでは、ギャラリーが納得しないこと。人のできないことをやるのがプロ! この日も、「攻めすぎて」ギャラリーを喜ばせた。

あえて「見世物」になっている、スゴイ走りだった。限界を超えたスピードでブイに飛び込んで、曲がり際に調整している? 手品みたいなコーナリングだった!

レースはホールトゥフィニッシュ。誰が見てもダントツの速さだったが、残念ながらミスブイで勝利を逃した。コーナーはすべてレッグターンだ。

2代目・ネドラ久米さん襲名式の衣装のまま、レースを走った小原選手。

犬飼 和人選手/HEAT1タイム:1分14秒88(敗者復活戦で決勝進出)

犬飼和人選手は、元A級ライダー。水野賢一選手と同じチームに所属していた。

ノーマルっぽいけどオリジナルの船体カラーリング。

石田仁彦選手/HEAT1タイム:1分12秒72

石田仁彦選手は、妹の育美選手の熱狂的応援団長。伝説のチームASMのキャプテン。ただの「チア・ボーイ」じゃありません。

走りに人柄が現れる。いつも、2度目のほうが良いタイムなのだ。弱点は「ガラスの腰!」。ジープと550をこよなく愛する湘南ボーイ!

水野賢一選手/HEAT1タイム:1分27秒64

前回のイベントでは、「550B」クラスで優勝。今回は、「550A」クラスにエントリーした水野賢一選手。愛知県で「クルーズ」というジェットショップを営むオーナーでもある。

水野選手のライディングフォームは、まさに「550」のお手本のように美しい。1990年代の専門誌の表紙で使える!?

攻め過ぎたのか、スピンして大きくタイムロス。

家中 克弥選手/HEAT1タイム:1分30秒13

家中 克弥選手は、今年のヴィンテージ550クラスの全日本チャンピオン。元プロフリースタイラーなので、オーディエンスへのアピールも堂に入っている。

550時代のトップライダー・松口博文選手のマシンに乗って参戦。

家中選手は「ピカチュー」の異名を持つプロフリースタイラー。フリースタイル大会に出ていたころは、「“寝技”の名手」としてギャラリーを沸かせていた。現役時代は寝ながら走り、今は“立って”走っている。

家中選手(写真右)は、このイベントに出るために、はるばる大阪からやって来た。

山口 和彦選手/HEAT1タイム:1分35秒32

山口 和彦選手は、埼玉県羽生市在住のマルチレーサー。

スパーク、HX、ランナバウト、550と、全て自分のマシンで参戦している。何でも乗れるオールマイティな選手だ。

海老原 祥吾選手/HEAT1タイム:1分33秒57

全日本のスキークラスに参戦中のトップレーサーの海老原祥吾選手。こんなにカッコ良いフォームなのに、550に乗ったことがないという。海老原選手は20代。やはりそういう年代なのか……。

何度もスピンしたが、攻めた走りで、ギャラリーがかぶりつきで見ていた。乗ったことがない550で参戦してこの走り。まさに「No Fire。恐れ知らず」である。また海老原選手のファンにさせられた。

蔵田 幸生選手/HEAT1タイム:3分09秒72

元JJSBAのA級ライダーのプライドを見せてくれた蔵田幸生選手。今日は走りよりも撮影に命を懸けていた。

550AクラスRacing Topics

会場を盛り上げた、MCの村尾“DEVIL”高明氏。相模川に冴えわたる村尾節!!

最後まで応援してくれた、ギャラリーの皆様!

今イベントの公式Tシャツ。

Racing Show Time

お昼休みの“トンデモない”イベント。550やヴィンテージマシンのコースに、バリバリのレース艇登場。1500㏄エンジン搭載のプロフォースに乗るのは、海老原祥吾選手。550とは全く別人のようだ。

550Aクラスでは1分33秒57だったのに、このマシンだと47秒台と、半分のタイムでまわってきた。

2代目ネドラこと久米由紀子選手(写真左)と、太鼓持ちを務めた小原選手(右)。こんなファンキーな姿の小原選手が、プロフォースではスーパーヒーローのような走りを見せた。

海老原選手のさらに上を行く小原聡将選手。今年の全日本選手権で、他のプロライダーを全員周回遅れにした実力は伊達じゃない。

会場中が、かぶりつきで見ていた。まるで漫画のスーパーヒーローだ。

43秒台でコースを周回してきた。驚きを通りこして呆れるほど速い。

「550Aクラス」表彰式

優勝・加藤 豪選手(写真中央)
2位・芳賀 毅選手(写真左)
3位・関 泰光選手(写真右)

夕闇の中、ブイの片付け。これもイベントの大事な仕事。皆さん、お疲れさまでした!

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