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夏こそ行きたい日本海! Part.1 京丹後の海で大自然を満喫する(ジェットスキー)水上バイク

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ツーリングの鉄人・斉藤智祐氏と、チームPAL-UPで行く「海の京都・夏の日本海」ツーリングの参加メンバー。


関西屈指のキレイな海。それは京都のビーチです!

ジェットでしか行けない、「超穴場」のツーリングスポットにご招待!!

京都府の北部には、透明度の高いキレイな海が広がっています。そして、漁村や漁港の景色は、「どこか懐かしくて、温かな、古き良き日本の風情」が感じられます。

今回、ツーリングの鉄人こと、斉藤智祐氏(パルアップ)と「チームPAL-UP」一行が、「海の京都」と言われる「京丹後、天橋立、伊根、舞鶴」を、水上バイク(ジェットスキー、以下「ジェット」)でツーリングしました。地元の人しか、知らない ”穴場の入り江” も紹介しています。

【Touring Digest】「海の京都」と言われる「京丹後、天橋立、伊根、舞鶴」の旅

日本海、京都の海は水がキレイです。このあたりの海は遠浅で、船外機では近づけません。ジェットだけが上陸できる「秘密の入り江」です。波が静かで天気のいい日なら、ジェットをアンカリングして、ただ泳ぐだけでも至福の時間を感じられます。今の季節なら、水も程よく温まっているので、浮かんでいると、気持ちよくて眠ってしまいそうになるかもしれませんね。


Digest 1・日本三景「天橋立」の新ルール

日本三景のひとつ「天橋立」で、天橋立エリアの自治会・観光関係団体や行政等の関係機関により、ジェットの規制に関する自主ルールができました。通行を禁止するエリアと、停泊場所が定められました。ルールを守って上陸しましょう。


Digest 2・地元民しか知らない、ご当地観光スポット「青の洞窟」

自然が生み出す神秘の光景「青の洞窟」。海水の浸食によって作り出された地形と海水に差し込む太陽の光、反射、海の透明度など、いくつもの条件が揃って、美しい景色が見られます。


Digest 3・地元の人しか知らない、ご当地観光スポット「京丹後”誰も”いない秘密のビーチ」

幹線道路から離れているせいで、陸から来る手段がないまま放置されている「魅力的な無人ビーチ」が、このあたりにはいくつも点在しています。


Digest 4・関西の知る人ぞ知るメジャースポット「伊根の漁港めし」

「漁港めし」は、文字通り「漁港」で食べられる食事です。2,200円で、新鮮な海の幸をふんだんに盛り込んでいます。蒲入水産(京都府伊根町)の「漁港めし」は非常に有名です。


Digest 5・夏の日本海は、走りやすい「ベタ凪の平水」

冬と違って、「夏」の日本海は平和で穏やかです。水もキレイだし、マリンレジャーを満喫するのに最高です。


Digest 6・日本海が作り上げた「海の芸術」です。ご当地観光スポット「蘇洞門(そとも)」

蘇洞門(そとも)は、福井県西部、小浜湾を抱く内外海半島の外海側にあります。約6kmにわたって展開する崖は、海食洞の大門、小門をはじめ、唐船岩、獅子岩、夫婦亀岩や碁石浜など、見どころが満載です。花崗岩の白い岩肌と青い海のコントラストも鮮やかで、一見の価値あり! 写真は大門です。


Digest 7・ご当地観光スポット「伊根の舟屋(いねのふなや)」

伊根の舟屋(いねのふなや)は、「海の京都」と呼ばれるエリアでも、ひときわ人気が高い観光スポットです。「舟屋」とは、船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために建てられた施設です。海上に浮かぶように建つ舟屋が、ぐるりと海を囲んでいます。昔は木造船を使用していたため、乾かす必要がありました。船を1階部分に収納して、2階は網の干し場や漁具の置き場として使われていたそうです。ここは重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。


Digest 8・日本海の「優しい」景色

日本の海とは思えないほど、高い透明度と白い砂がキレイな場所です。


Digest 9・日本海特有の「厳しい」景色

日本海の冬は厳しい。大陸からの冷たい季節風が日本海を渡るとき、湿気を大量に含むので「雲」を発生させます。これが中央アルプスなどの山地にぶつかり、日本海に大量の「雪」を降らせます。風が波を作り、海を荒らす。その波が岩を削って洞窟や、切り立つ崖を作り出すのです。

波に削られたり、抉られたりしている岩には、何か引き付けられる魅力があります。


斉藤鉄人&チームPAL-UPと行く「海の京都・夏の日本海」ツーリング

「京丹後の海で、大自然を満喫するツーリング」、スタートです!

ツーリング参加者のジェットは、斉藤鉄人(写真・手前の白のライフジャケット姿)がトラックに積んで運びます。1度に運べる台数は7台なので、今回、2往復で14台運びました。これ以上は運べないので、参加台数に限りがあります。わざわざ兵庫県西宮市から、長距離を移動して日本海まで来ました。2日連続で、ツーリングを楽しみます。


1日目:朝9時に集合、10時からツーリングスタート!

午前9時に京都府宮津市にある「ネスト・プライベートマリンリゾート」に集合し、10時に出発しました。桟橋には、チームパルアップのジェットがズラリと並んでいます。


出発前に、ちょっと”寄り道”。懐かしさ炸裂! 昭和レトロ感満載! 現役稼働している、感激の「働く”50歳”の自販機」たち!

ここは、「ネスト・プライベートマリンリゾート」の近くにある、「ダルマ」という自動販売機だけのドライブインです。

50年近く愛されている貴重な自動販売機。注文ボタンはなく、お金を投入すれば、いきなり調理が始まります。

1杯250円。自分が裕福なときは、なぜだか美味しいし、感激します。貧乏なときに買うと、切ない味に変わります……。いつも、うどんに「ありがとう」と言ってしまいます。ホッとする味です。


1日目のツーリングルート大公開

1日目のコースは、由良川沿いの「ネスト・プライベートマリンリゾート(宮津市)」を出発→プライベートビーチ→伊根の舟屋→洞窟探検→犬ヶ岬(青の洞窟)→漁港めし→プライベートビーチ→ネスト・プライベートマリンリゾート到着。
全走行距離/102km、ガソリン使用量は52リットルでした。


我々が「プライベートビーチ」と名付けた、京丹後の ”誰もいない” ビーチ

このあたりの透明度は抜群です。

道らしい道がないので、海からしか来られません。

ジェットを停めて、水に浸かっているだけでもぜいたくな時間です。シュノーケリングを楽しむ人もいます。海の中は、たくさん魚が泳いでいました。


伊根の舟屋(いねのふなや)

「伊根の舟屋」として知られるこの地域の家屋は、直接、海に接していてる特殊な造りになっています。1階は船のためのガレージ、2階が居住スペースです。「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

「伊根の舟屋」は、有名な観光名所です。ここで、「これ見よがしに走り回る水上バイク」の写真が、お決まりのように「ジェット・ネガティブキャンペーン」の抗議活動に使われています。一部のバカ者のせいで、最も迷惑しているのが、ジェット関係者なのです。建物に近づかず、全員が徐行を徹底しました。

洞窟探検→犬ヶ岬(青の洞窟)

京丹後の海は、こういった洞窟が多数あります。ジェットでも入れるくらいの大きさのものもあります。ただし、海底の様子が分からないので、船体に傷がつく可能性があります。入るかどうかは自己責任で!

気分は洞窟探検隊!? 洞窟が凄いのは、岩の間から差し込む光や角度によって、水の色が変化します。同じ場所なのに、「なんと美しい!」だったり、「寒々しい!」と感じます。自然が相手なので、風景は「一期一会」。毎回違う表情が見られるので、何度来ても飽きることがありません。

これほど大きな洞窟なら、入ってみたくなるのがジェット乗りの性。このあたりの海は、「山陰海岸ジオパーク」の一部でもあります。ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味しています。

「宝石のような海」とは、まさにこの海のことをいうのでしょう。京丹後市の犬ヶ岬にある「青の洞窟」は、本場イタリアに勝るとも劣らない奇跡の絶景です。

ここはエーゲ海? 「京都の海」で、このような景色が見られることが驚きです。


「伊根の漁港めし」

伊根町の蒲入漁港内にある食事処。ここで名物の「漁港めし」が食べられます。

伊根町の蒲入漁港内にあります。写真点線。陸の孤島のような場所で、一番近い駅(天橋立駅)から、タクシーで40分かかります。

店構えから、美味しい魚料理が期待できます。

地元の海で採れた「新鮮な海の幸」をふんだんに盛り込んだ漁師料理。「量が多すぎて、食べきれない」というコメントが多いです。

ちなみに、この写真は、今から10年ほど前に編集部が取材で漁港めしを食べたときのものです。こころなしか、今よりも……。美味しくて、完食しました。

そのころ、天ぷらも付いていました。量が減るのは寂しいです……。個人的な話でスミマセン。

漁港なので、獲れたての新鮮な魚や干物が買えます。

どれも、この近くで獲れた魚介類ばかりです。

ジェットは、このように停泊させてもらいます。事前に連絡が必要です。

今回のツーリングの詳細・ルートのダイジェストは 「Part.3 フォトギャラリー&マニアック写真特集・洞窟、岩、崖、etc.……」の最後の動画を見て下さい。。

続き・「Part.2・夏こそ行きたい日本海」!京丹後の海で大自然を満喫する 軍艦を見に行った2日目

続き・「Part.3 夏こそ行きたい日本海」!京丹後の海で大自然を満喫する 【動画あり】「フォトギャラリー&マニアック写真特集・洞窟、岩、崖、etc.……」


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