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忘れられないノスタルジックな街「尾道」へ 瀬戸内ツーリング ジェットスキー(水上バイク) 1

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ジェット乗りの夢「瀬戸内ツーリング」

幕末に来日した多くの地理学者たちが「世界一美しい」と絶賛した瀬戸内海
無数の島々が織りなす美しい景観は、『東洋のエーゲ海』とも言われている

世界に誇る瀬戸内海を、ジェットスキーで思い切り走る喜び。世界に誇る圧倒的な美を、堪能してほしい。
今回の行き先は、歴史の町「尾道」だ。映画の舞台にもなる歴史ある町。有名なのが、大林宣彦監督による尾道三部作といわれる映画『時をかける少女』『転校生』『さびしんぼう』だろう。青春時代、胸躍らせた人も多いはずだ。

昭和の風情そのままのレトロな商店街や、渡り船が行き交う海が臨める坂道、路地には猫。港町の風情あふれる景色が素晴らしい。出会った人も素晴らしかった。
普通、我々のツーリングは1日中ジェットスキーで走って、休憩ついでに上陸ということが多い。しかし「尾道」だけは、上陸してから半日以上も散策していた。歩くのがこれほど楽しい町は珍しい。

瀬戸内ツーリングの拠点、マリンウェーヴ竹原(広島県竹原市)。マリーナ内は、居心地のいい空間が広がっている。

瀬戸内ツーリングのベース基地は、東京から日帰りできるマリーナ

私の瀬戸内ツーリングは、いつも「マリンウェーヴ竹原」から始まる。オーナーの山村道信氏は、広島の海を知り尽くしているから、何をするにも安心だ。シードゥ正規販売店なので、万が一、マシンにトラブルがあっても安心だ。

このマリーナの最も嬉しい点が、アクセスの良さである。広島空港から、自動車で20分も走ればマリーナに到着する。
例えば、東京から朝一番の飛行機に乗れば、9時半には瀬戸内海をジェットスキーで走っている。日暮れまで目いっぱい遊んで片づけをしても、最終フライト時間には余裕で間に合う。この素晴らしいロケーションを堪能するため、東京のユーザーがマリンウェーヴ竹原にジェットスキーを預けているケースもあるという。

マリーナオーナーの山村道信氏。海図を見ながら、尾道までのルートを確認する。

マリンウェーヴ竹原から尾道までのルートマップ。海から行くとかなり近い。しかも、島影を走るので波がほとんど出ない。

いざ、尾道へ! 瀬戸内海は今日も最高だ!

この日はドベタの平水。目の前には、ジェットスキーで走るのにおあつらえ向きの水面が広がっている。瀬戸内最高!

これも瀬戸内独特の景色だ。造船王国・広島では、ドッグ入りした大型船が数多く見られる。大型船の横に並ぶと、大きさの感覚が狂う。

「いつの日か」と、誰もが夢見る瀬戸内放浪記

以前、ツーリングの鉄人・斉藤智祐氏が「暇があれば、1週間ほど瀬戸内海でジェットスキーに乗り続けたい」と言っていた。日の出と同時に出港して、日没まで気ままに走る。たどり着いた先の島の民宿に泊まる。そんな毎日を過ごしたいと言っていた。その気持ち、とても良く分かる。こんなに魅力的な島と海が、目の前に広がっているのだから。

瀬戸内海ツーリングで気を付けなければいけないのが、「全て同じ景色に見える」こと。島にある小さな港は、同じ土木業者が工事をしたのではないかと思うぐらい似ている。地元の人が見れば違いは分かるのだろうが、私などではその違いが分からない。

水先案内人がいないとすぐに迷子になるのは間違いない、しかしそれ以上に、小さな島々から、歴史の重みを感じる。「日本は良いな~」と、顔がほころぶ景色や、魅力に溢れている。

おのみち海の駅でジェットスキーを停泊させてもらった。広さに限りがあるので、あらかじめ予約が必要。

尾道に行くなら、時間は余裕を持ったほうがいい。ついつい長居をしてしまうから。

その2に続く ココから尾道のノスタルジックな街並みへ

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