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簡単ロープワーク もやい結び編 ジェットスキー(水上バイク)

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知らないと肩身が狭い「ロープワーク」

皆さんも免許を取得するときには、絶対に「ロープワーク」を習っているはずです。しかし、私も含めて「そんなものは、とうの昔に忘れてしまった」という方も多いと思います。「ロープワーク」とは、苦労せずにほどける結び方の総称です。

今回、紹介する「もやい結び」だけは、絶対に知っておいたほうが良いです。マリーナの桟橋に一時係留することは、よくある話です。ロープワークができない人は、ひたすら何重にも固結びをします。人の引き波でロープがほどけ、ジェットスキーが流されるという経験をしたことがある人はなおさらです。最初は一重の固結びだったのが、ロープがほどけるのが嫌で、一度結び、二度結び……気が付いたら、5回ほど結んでいる自分がいます。出発するときになって、涼しい顔をしながらも、心中、大汗をかきながら、時間をかけてロープをほどく自分がいます。自分がほどくならまだしも、他人にやらせるのは拷問です。ほとんどパズルの世界です。

嫌な言葉「俺のも、結んどいて」

「俺のも、結んどいて」。ロープワークができない人間にとって、これは最低の言葉です。「私は結べません」と、断れるケースならOKです。昔話で盛り上がり、「今のレジャーの客は……」みたいな話のあとに、「俺は結べません」とは言えない場面に遭遇することがあります。「得意の固結び」で結ぶので、ほどくのに時間がかかる。5分前に行動開始。結んだ他人のロープをほどき、笑顔で手渡したあとでないと、自分のジェットスキーのロープをほどけません。皆が立ち去ったあとに、汗だくになりながら、ロープを片手にアクセル全開で追いかけていくシーンを、何度、繰り返したことでしょう。

こんな悩みは、「もやい結び」だけ覚えていれば、一発解消なのです。「もやい結び」は、水辺のシーンで「公用語」のようなものです。ぜひとも覚えてください。

今回、ロープワークを教えてくれた、「マリンウェーヴ竹原」の山村道信オーナー。


編集部が、山村氏を「師」と崇める理由

山村氏とツーリングに出かけ、彼のロープワークのすごさに何度も驚かされています。例えば、荒れた場所での係留でも、大小さまざまな太さのロープを駆使して、取材艇とジェットスキー数台を、まるでクモの巣に絡まった獲物状態のように共に結び、しかも、各船体が絶対に傷つかない、芸術的ロープワークを見せられてきました。穏やかな平水面での係留であれば、ロープ1本で事足ります。しかし、大荒れの水面に、一時係留しなければならない場面は必ずきます。

彼の手にかかると、目をつぶっていても、瞬時に「もやい結び」ができ上がります。

超簡単! 「もやい結び」の方法

1 片方のロープの端を掴んで、数字の「6」の字を作ります。

2 そのときに、掴んだロープ側が下になるように。

3 ロープの重なりを拡大したところ。このような形になります。

4 次に、もう片方のロープを端を、「6」の穴の下からくぐらせます。

5 ロープを拡大したところ。このような形になります。

6 通したロープを、もう片方のロープの下にくぐらせます。

7 くぐらせたロープの端を、穴に入れます。

8 穴に、上からロープを入れます。

9 上の工程「8」と同じ。少し形を整えたものです。赤く塗った部分は、次の工程「10」で掴む場所。

10 上写真(「9」)で赤く塗っている3本のロープを一緒に掴み、もう片方の手で、1本のロープを引っ張ります。

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