ジェットスキー「プロが教える、デッキマットの貼り方」
本邦初公開・プロのデッキマットの貼り方
デッキマットの貼り方、実践編です。ショップ店長の鈴木雄生氏に実際にSEA-DOO(シードゥ)「GTX Limited 300」のデッキマットを交換してもらいました。純正ノーマルの黒いデッキマットを剥がして、新たにスズキマリンオリジナルの「ウッドデッキ風デッキマット」を貼りました。熟練したプロの仕事を一部始終、公開しています。何であれ、達人の仕事は参考になりますよ。
写真左:スズキマリンオリジナルデッキマット。写真右:ノーマルのデッキマット。今から、ノーマルのデッキマットを剥がして、オリジナルのデッキマットを貼っていきます。
用意するのは、船体を傷つけないプラスチックのヘラ。ホームセンターで購入できます。
船体を傷つけないように、少しずつ慎重に、ヘラでデッキマットを剥がしていきます。
ボンドの残りかすが残らないよう、丁寧かつ、慎重に行う。
こんな感じでマットを剥がしていく。
どれだけ慎重に剥がしても、ボンドの残りかすが残ってしまう。あとでキレイに取り除く。
新艇でも、部分によってはマットが剥がれている。そこに砂利が溜まる。
この砂を放置すると、船体が傷つく。
全部、マットを剥がす。
残った砂や、ボンドの残りかすを全てキレイに取り除き、拭き取る。
反対側も同じように、全部キレイに拭き取る。
新艇のマットは剥がしやすい。写真のように、1度、貼りかえたマットは剥がすのが大変。古いジェットのマットを剥がすのも大変。
オリジナルマットの位置決めを行う。
位置決めのため、全てのパーツを置いてみる。
ちなみに、これは横ボーダーのマット。両方を見比べると、かなり迷う。
位置を決めたら、実際にマットを貼っていく。
接着面のシールを全部剥がすのではなく、一部剥がす。
剥がした部分を、正確な位置に貼り付ける。このボンドは超強力なので、貼り直しができない。
残りのシールを剥がしながら、少しずつ貼っていく。気泡が残らないように、気を付ける。
マットの間隔が均等でないと美しく仕上がらない。