弟子屈町によりますと、国立公園内にある屈斜路湖では、水上バイクなどレジャー目的の動力船の利用者増加に伴い、岸の近くを高速で航行するといった危険な事例が後を絶たず、町や住民が環境省に規制を求めていました。
このため環境省は町や観光事業者などと協議し、自然公園法に基づいて動力船の利用を原則として禁止する方針を決めました。
今後、住民や利用者から意見を募り、周知期間を設けるかなどを検討したうえで、早ければ来年度から動力船の航行を禁止することにしています。
弟子屈町は「動力船の利用者から協力を得て、“静寂で安全な湖”として屈斜路湖の価値をPRしていきたい」としています。(8月16日付、北海道ニュースより)
屈斜路湖適正利用連絡協議会では、水上バイクと他の観光客との接触事故を防ぐため、離岸、着岸時など湖岸から沖合200mを航行自粛区域として、デッドスロー(徐行)の徹底をお願いしていた。
しかし、岸の近くを大きな音を立てて走り回るといった苦情が後を絶たなかったことから、環境省に法的規制を求めていたという
。
それを受けて、水上バイクなど個人による動力船の乗り入れを原則禁止とする方針を明らかにした。自然公園法に基づき来年にも乗り入れを禁止する方針が決まったのだ。
ルールを守っていないほんの一部のジェットユーザーのせいで、全てのジェット乗り「悪者」のイメージで見られてしまう。各地域によって、「ローカルルール」と呼ばれる独自のルールを定めている場所もたくさんある。
「悪者扱い」されないためにも、確認してから出かけよう。
関連記事
洞爺湖では水上バイクに乗れる日が決まっています 「利用可能日のカレンダー付」
知らないと危険! 死亡事故が多発「トーイングチューブ」を引っ張っているときに起きるトラブルは“無知”から起きている
ジェットスキーの「飛び道具」 夏はトーイングチューブ
必見!みんな知らない「トーイングチューブ」の使い方・基本編
2020水上バイク全モデルラインナップ