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操船者が悪くないけど、新聞記事! 水上バイクは注目の的。気を付けて! ジェットスキー(水上バイク)

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水上バイクの後部座席から海に転落! 命に別条がなくても新聞記事になるという現実

8月15日の中國新聞に、「水上バイクのジェット水流でけが 消防放水の80倍の威力、海保が注意呼び掛け」という記事が掲載された。

尾道市百島南西沖の備後灘で、女性が水上バイクの後部座席から海に転落。直腸裂傷のケガを負い、病院に救急搬送されたという内容だった。


操縦者は無謀な運転はしていなかったが、後部座席の女性は、波しぶきによって、掴まっていたグリップから手を放してしまった。バランスを崩して水上バイクのリアデッキに尻もちをついた後、海に落ちたという。

そのとき、ジェット噴流を受けて直腸裂傷のケガを負ったそうである。水流は消防放水の約80倍もの威力があり、女性はスパッツをはいていても身体を守りきれなかった。命に別条はないとみられているが、ジェット水流によって内臓が損傷し、最悪の場合、死に至らせる恐れもある。

記事には、こういった事故に備えるためにも、水上バイクに乗るときは、同乗者も「ウェットスーツ着用が望ましい」と書かれてあった。

編集部の驚愕、私はコレが言いたい!

今回の記事に関して、驚くべき事実がある。

細部までは分かりにくいが、「操船者に問題はなかった」「無謀な運転はしていなかった」と、ハッキリと書かれている。

後部座席の女性が、単独で落水したのだ。それなのに、新聞記事として扱われてしまうのである。

これが仮に、操船者が無謀な運転をしたうえでの事故なら、一体、どんな内容を書かれていたのか……。

少なくとも、今回の記事を詳細に読むと「誰も悪くない」ことが分かる。しかし、見出しの文字を見て、「また、水上バイクが問題を起こしたのか」と感じた読者は半数以上いるだろうと思う。

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