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自然の恐怖!「落雷による死亡事故」毎年、発生しています。雷鳴が聞こえたら、海から上がろう! ジェットスキー(水上バイク)

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海に雷が落ちたら、人は死んでしまう!

海に落ちた雷は、海面で四方八方にあっという間に分散されるので、浮いている船も人も危険です

雷はどこにでも落ちます。陸上なら高いビルや鉄塔、高い木などによく落雷しますが、高い建物などが何もない海上では、船やサーファーが落雷の標的になります。

海に落ちた雷は、海面で四方八方にあっという間に分散されます。
水面は感電の恐れがありますし、何もない大海原に浮いているのは、船も人も危険です。
直撃しなくても、雷が水中で拡散することで、周辺の人も感電してしまいます。

事故の実話例・ケース1

ウェザーニュース(8月28日付)によると、高知県の海岸でサーファー集団に落雷した事故では、早朝から激しい雨にもかかわらず50~60人がサーフィンをしていました。雷鳴が聞こえたため、20人ほどが岸に上がり、残りはサーフィンを続けていました。

午前6時45分ごろ、サーファーに落雷し、20人ほどが気を失って海に浮かびました。無事だったサーファーや付近の民宿の人が救助しましたが、6人が死亡、7人が重軽症を負いました。

このとき雷の直撃を受けたのは1人で死因は感電死、付近にいた5人は気絶して溺死したと伝えられています。

事故の実話例・ケース2

千葉県の海水浴場で起きた落雷では、1人が亡くなり、8人がケガを負いました。
浜辺には、幅30mほどの広い範囲にわたって、落雷の被害にあった9人が倒れていたそうです。
濡れた砂の水分が電気を通し、30m離れた波打ち際にいた人も感電しました。

被害が拡大した原因は、海水が電気を通したためでした。
電気は海の中を伝わり浜辺にまで達します。雷鳴を聞いて「海から引き上げた人」と、「海に残ってサーフィンを続けた人」の判断の違いが生死を分けました。

海にも雷が落ちるし、それで死傷することがあります。

回避策

海にいるときに雷が近づいてきたら、すぐに海から上がり、鉄筋コンクリートや、避雷針のある建物に入ってください。

近くに避雷針がない場合には、自動車に避難してください。
万一、自動車に落雷しても、電気は車体を通じて地面に逃げるということです。

避難できる場所が近くにない場合は、できるだけ低い姿勢で雷をやり過ごしてください。

雷を甘く見ていると、大変なことになります。
この季節、海水浴やサーフィン、釣りなどの海のレジャーに出かける人は、十分に注意してください。

水の上に居なくても、濡れた砂浜で被害に会うことを忘れないで!


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