
3月21日~24日まで 開催されていた「 ジャパン インターナショナル ボートショー 」が 閉幕した。
今年は 4日間で 約35,000人が 来場し、昨年と 同レベルの 人数にまで 回復した。
ある マリン関係の総会に 出席した際に 言われたのが、「 2021年をピークに、ジェットの 販売台数は 減少している 」。
それより 深刻なのは、「 免許の取得者数が “減少 ”していることだ 」 という。
過去3年間の統計を見ても、明らかに減っている。
2021年度が「 23,533人 」。
2022年度が「 18,237人 」。
2023年度が「 15,067人 」( ※ )。
※2023年度( 2023年4月~2024年3月 )は、まだ 3月の人数が 出ていないため、確定していない。
それでも2月までで「 15,067人 」と、ずいぶん少なくなった。







ヤマハのボート、ウェーブランナー、船外機、次世代操船システムが展示。
天然由来繊維の船体。植物の亜麻(あま)に由来する新素材を、従来のFRPの代わりに艇体上部に採用した「スーパージェット」が展示されていた。
2024年モデルが勢ぞろいした展示ブース。
今年、フルモデルチェンジとなった Spark Trixx も 展示された。
BRPブース内に 作られたステージでは、「 FISH PRO Trophy 170 」の魅力を語る トークショーが行われた。
登場したのは、愛知県尾張旭市のショップ「 シーゲッツ」 代表・西本茂隆氏と “おかまり”の愛称で「 釣りの魅力 」を発信する 岡田万里奈さん。
実際に、FISH PRO Trophy 170を使って“スイベルシート”の取り付けや、“生け簀機能”の豆知識なども語られ、集まった観客も 頷きながら聞く姿が 印象的であった。
受賞した「 EXPLORER PRO Trophy 170 」は「 アドベンチャー 」をコンセプトに、長距離を走るときでも快適な装備が標準で付けられているのが特徴的なモデルだ。
2023年日本ボート・オブ・ザ・イヤー・実行委員長「 山﨑 憲二 氏」(左)と BRP社「 池田 幸子 氏 」(右)。
新商品の2段式 「 アルミ ラック 」や、「 スタンドアップ用 片袖ラック 」「 ヘルメット スタンド 」などが展示された。
画期的、なんと ジェットランチャーに ブレーキが! 下り坂のスロープでジェットを押さえきれず、猛スピードでランチャーごと水に突っ込んでしまった経験のある人も多いだろう。そんなときに、手元のレバー操作で ブレーキがかかるランチャーは画期的だ。まだ試作段階というが、すでに 実用に耐えられる 完成度。本格的な発売が 待ち遠しい(参考展示)。
大好評、オーバースライダーと、PWC エンジン メンテナンス スタンド。
2024年モデルのジェットスキーとオフロード四輪車などが飾られたカワサキブース。
昨年12月にタイで行われた「 JET SKI WORLD CUP 」で初披露されたスタンドアップも展示された。
HORSE JAPANはジェットと船を合体させる「合体ボート」を展示。
“合体ボート”は、動力のない船体にジェットをはめ込むだけの 簡単な仕組みで 大人数が乗れるボートになる。
琵琶湖で、実際に試乗もできるので、興味ある人は 問い合わせて みるといいだろう。
毎年、最新モデルのインペラーが展示されている。
「ジャパン・インターナショナル・ボートショー2024」の最終日となる3月24日、メインステージにおいて、「パワーボート」の年間シリーズ表彰式と、「水上バイク」の年間チャンピオンが表彰された。
日本パワーボート協会会長・小嶋松久氏(左)、国土交通省大臣官房技術審議官の河野 順氏(右)。
Aコース総合(OFF OPEN)のシリーズチャンピオン・飯塚 詩博選手(KEレーシング)(左)。
「 東京モーターサイクルショー 」にタイトジャパンが出展。
オートバイ用のヘルメットでメキメキと知名度が上がっている「 godblinc(ゴッドブリンク)」。
ジェットのレースでもスポンサードしている工具メーカ「 TONE 」。