今回は、ジェットスキー(以下、ジェット)で引っ張る「ウェイクボード」に挑戦!
やってみると、なかなか難しい……。「簡単です!」とは言いにくいが、それだけに 奥深いスポーツでした。
誤解しないでほしいのは、初心者が無理と言っているわけではありません。最初に、キチンと「基本を教わって」から始めたほうが良いということです。
今回、牽引に使ったジェットは「シードゥWAKE PRO 230」。ウェイクボードをするなら、専用の装備がある機種のほうが無駄な出費にはなりませんよ。ウェイクポールもボードラックも標準装備なので、改めて購入する必要はありません。
※ウェイクボードの選び方とボードの紹介は、『グループに1枚あると遊びの幅が各段に広がる! WJS編集部が選ぶ「ウェイクボード」セレクション』で紹介しています。
購入したばかりのウェイクボードには、フィンもビンディングも付いていません。特にビンディングは、自分の足のスタンスを決める大切な要素です。安全のためにもしっかりと位置を決めましょう。
ウェイクボードは、スノーボードやスケートボード、サーフィンと同じ「横乗り」スポーツです。
左右の足は、どちらかが前、どちらかが後ろになります。利き足は後ろを担当し、舵の役目を果たします。前にくる足は、板が暴れないように押さえつける役目を担います。
ウェイクボードは体重移動をすることで、自分の好きな方向に動いてトリックが行えます。最初は左右に移動するスラロームの練習をするといいでしょう。
ハンドルを腰の位置にしっかり固定し、行きたい方向に向かって体重移動します。かかと側に荷重することで、背中側へ弧を描いて曲がります。逆につま先に体重を掛ければ、胸側へ弧を描いて進みます。
上手くなったら、このように引き波を使ってジャンプもできますよ。
昔から、このブーツを履くのが嫌いだった。履くときにはきつくて足が入らない。ウェイクボードに乗る前にこれで疲れた。そして、脱ぐときはなかなか脱げない。疲れているときに脱げないと拷問だ。
しかし、このブーツ、脱ぐのも履くのも驚くほど簡単。昔の俺の苦労は何だったのか、と思うほど履きやすい。
靴ひもが、足先から甲までと、足首からトップまでの2段階に分かれている。それぞれの部分で固定するので、足全体にフィットする。
ああ、テクノロジーって素晴らしい!
この日私は、久しぶりに気持ち悪くなるくらい、たらふく相模川の水を飲みました。加藤店長と交代するたびに、彼の華麗なライディングを見てムカつきました。心の中で、「なんでやねん」と、何度も叫んでいました。
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