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「ガソリン問題」は現代社会のブラックボックス⁉「ハイオクの品質はほぼ同じ」とトップが認めたのに、いまだに各ブランドの宣伝表記はバラバラ!?  (水上バイク)ジェットスキー

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「ハイオクの品質は、どのメーカーでもほぼ同じ」ことが7月に判明

毎日新聞の報道で、「ハイオクガソリンを巡っては、各社がタンクを共同利用することによる混合出荷や、自社の製油所やタンクがない供給網の空白地帯で、他社製を買い取り、自社製として販売するバーター取引が行われていた」ことが判明。今年7月、石油元売り各社などで作る業界団体「石油連盟」のトップが「各社のハイオクガソリンの品質はほぼ同じ」と認める発言をした。

ハイオクガソリンは、どのブランドでも品質に差がなくなっているはずだが、現在でも、燃費に関する各社の宣伝文句はまちまちだ。
「タンクを共同利用して、混合出荷が行われている」ことが明確になったのに、各ブランドごとに個別の性能を謳っている。

その内容を下記に記したが、本来やるべきことは、ブランドごとの性能の違いを信じてきたユーザーに対するお詫びと説明だろう。
7月にトップが認めたのにも関わらず、誤解を与えてきた各社からの説明やお詫びの言葉は一切聞こえてこない。報道しているのも、毎日新聞社だけだ。

何度も書いてきたが、これがガソリンでなく、例えばビール会社が同じことをしていたら、世の中がひっくり返るほどの大騒ぎになるはずだ。スーパードライと、一番搾りやエビスビールが、「タンクを共同利用して混合されたものに、各ブランドのラベルを貼って」いたら、そのブランドの購入者は「騙された」と怒り、全マスコミの餌食になったはずである。

しかし、ガソリンはならない。マスコミも追随しない。なかなか、心は満タンに……ならないものだ。

混合されているのに、各ブランドの「ハイオクガソリン」は、こんなことを謳っている

ENEOSは「車の性能が上がったため、ハイオクによる燃費向上を保証できなくなった」といい、同社が販売する「ENEOSハイオクガソリン」は、宣伝では燃費向上については触れていない。しかし、「ハイオクガソリンのJIS規格はオクタン価96以上ですが、ENEOSハイオクガソリンは国内最高水準のオクタン価。よりエンジンにやさしいガソリンを使うことで、運転性の向上などの効果が期待できます」といっている。

出光興産は、「出光スーパーゼアス」について、「プレミアム仕様車に適したオクタン価と、エンジン清浄剤によるエンジン吸気系のキープクリーン効果があります。これらによりクルマのエンジン性能を十分に発揮することができます」と謳い、「レギュラーガソリンより最大2.7%低燃費」といっている。

コスモ石油も、「スーパーマグナム」について、「エンジン吸気バルブの汚れ付着率を当社レギュラーガソリンに比べて80%低減します。使い続けることでエンジン吸気系をきれいに保ちます」、「レギュラーガソリンに比べて最大2.8%向上」といっている。

ハイオクガソリンを主にコスモ石油から仕入れているキグナス石油は、ハイオク「α-100」について『キグナス石油販売のホームページにおいて、ハイオクガソリン「α-100」のオクタン価は、日本産業規格(JIS)の基準をクリアしているものの、100 ではなかったところ、オクタン価 100 と表記しておりました。
ハイオクガソリン「α-100」には、「エンジン内部のカーボンなどの汚れを付きにくくする」機能がありますが、これまで弊社及びキグナス石油販売のホームページにおいて「エンジン内部のカーボンなどの汚れをキレイにする」と表記しておりました』といった謝罪文を7月にホームページで掲載している。

「ハイオクが同品質ということが明らかになったのに、それでも各社の宣伝がバラバラなのはなぜか。そもそも燃費は本当に伸びるのか」といぶかる消費者の声もあるのも事実だ。

なぜ、ガソリン価格は日々変化するのか?

ガソリンは、原油を輸入し、それを石油元売会社が精製して、ガソリンスタンドで売られている。毎日、価格が変動する理由は、この「原油価格」と「為替」によるものである。

原油価格は、産油国の状況により変わってくるので、燃料を輸入に頼らなければいけない日本は、どうしても大きな影響を受けることになる。

ガソリンには「ガソリン税」「石油石炭税」「石油ガス税」「消費税」など、数種類が課税されている。市販ガソリン価格のおよそ半分を、税金が占めているといわれている。
現在、ガソリン税は、1リットル当たり「(本則税率)+(暫定税率)を合わせた53.8円」が課せられ、これに石油石炭税、地球温暖化対策税と消費税が加算される。
「(本体価格+ガソリン税+石油石炭税+地球温暖化対策税)×消費税(1.10)=販売価格」となるのだ。
では、税金以外の価格は、どのように決定されているのか?

国内の大手石油元売会社は、「卸売価格については、原油価格や輸入量、為替、在庫状況など、何かひとつふたつだけの理由ではなく、さまざまな情報を総合的に考慮して決定しています。
その後の店舗価格については、店舗ごとに決定されるので、私どもはあくまで『卸すまで』を行っています」とコメントしている。

では、卸されたあとの店舗では、どのように価格を設定しているか? とある大手ガソリンスタンドチェーンでは、「仕入れ量や、競合店舗の価格、全国的な平均値などを考慮して決定するため、そのときの状況によって変わります。
当店では、とくに固定の基準などは設けていません」「仕入れが少なかったり、販売量が少ないところでは、どうしても価格は上がってしまいます。ガソリンも『モノ』ですから、そのあたりは一般的な商売と同じではないでしょうか」と話す。(※資料/くるまのニュース

レギュラーガソリンもハイオクガソリンも、どこで買っても中身は一緒。なら、安いところで買うのが正解!

7月に、本ウェブサイトで、『ブランドごとに配合成分が違うはずの「ハイオクガソリン」。実は中身は一緒!?』という記事を掲載した。

「ハイオクガソリン」は、ブランドごとに品名は違うが中身は同じ。
資本主義の原理からしたら、中身が同じなのだから、よほど特別な理由でもない限り、価格の高い店は淘汰されるはずだ。しかし、未だに店ごとに値段がバラバラである。それは、「ハイオクガソリンの中身が同じ」という事実を、国民全体が周知していないからだろうと思われる。
離島や都道府県によってガソリン価格が違うのは、「貯蔵タンクからの運送費の違い」というのが一般的な見解だ。

高速道路のガソリンスタンドの価格が高いのも不思議だ

税金で建設された高速道路という公共の場所で営業しているのだから、国民に負担をかけない配慮のほうが必要なのではないだろうか? 高速道路の高いガソリンを入れなければならないのは、「一般のドライバー=納税者」なのだ。

高速道路のガソリンスタンドの価格が高い理由について、NEXCO中日本管内のガソリンスタンドを管理している会社によると、「高速道路のガソリンスタンドは、一部を除き、原則として24時間営業です。交通量が少なく夜間の利用者が少ないSA・PAにおいては、採算が厳しい中でも年中無休で24時間営業しなくてはなりません。そのため、一般道より高い価格設定にせざるを得ないと思われます」という話だ。

「ガソリン問題」は、現代社会のブラックボックス

ガソリンに関してさまざまな疑問を調べていくと、もっと疑問が増えてくる……。値上げは10円単位で行われるのに、下げるときは1円単位。そもそも品質が同じ製品なのに値段がバラバラなのも分からない。そして、高い単価で、今日も営業が続けられているという事実。
「ガソリン問題」は、現代社会のブラックボックスかもしれない。
ジェットスキーは、当分、ガソリンエンジン仕様のままだろうから、これからもガソリン関連の問題から目が離せない。

私事だが、16歳のときにオートバイの免許を取得してから、今年で41年。その間、ずっとガソリンを購入してきた自分としては、「41年間、騙され続けてきた」という感覚が拭えない。
このガソリンの話を聞いて、私と同じ感覚に陥った人は非常に多いと思う。良く分からない「摩訶不思議な理由」が解明され、国民が報われる改革を切に望むものである



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