「ジェットスキー(Jet Ski)」は、川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー(カワサキ)が製造している水上オートバイのブランドです。
本来、「ジェットスキー」とはカワサキの製品に対する商品名ですが、商標の普通名称化(例・「セロテープ(Cellotape)」は、ニチバンが有する登録商標)が起きており、例えば、ヤマハ発動機のマリンジェットやBRPのSEA-DOO(シードゥ)など、他社製品の水上バイクも「ジェットスキー」と呼ばれています。
水上バイクの開発は、アメリカ人、マイク・ジェイコブス氏が「エキサイティングでニュータイプのレクリエーショナル・ウォータークラフトを商品化してほしい」とKMC(カワサキモータースコーポレーション、アメリカの販売会社)にアプローチし、製品化されたのが始まりです。1973年に、最初の水上バイク、1人乗りのスタンドアップ「JS 400」が、アメリカで販売開始されました。1983年から、日本国内での販売が開始され、バブル期には爆発的な人気を呼びました。
※水上バイク(水上オートバイ)は、推進力として「ウォータージェット推進システム」を使用している乗り物です。「ウォータージェット推進システム」については、水上バイク(水上オートバイ)とは?で詳しく説明しています。
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