「なぜ、ライフジャケットを着るのか?」。
当然、「命を守るため」だ。
ライフジャケットを着ていなかった場合、着ていた人と比べて、死亡率が約5倍というデータもある。
特に子供には、ジェットの後ろに乗せるときだけでなく、水辺で遊ばせているときでも、ライフジャケットを着せておいたほうが安全なのだ。
ただ、安全基準をクリアしたライフジャケットでないと、本来の機能が果たせない場合があるので、要注意!
スーパーなどで安売りされているものは、基本的に浮力が確保されなかったり、ベルトの強度が足りず、命を守れないケースもある。「認証マーク」のあるものを選べば安心。
アメリカ沿岸警備隊「U.S.COAST GUARD APPROVAL」の文字が記載されている。
「桜マーク」とは、国土交通省が認可したもの。
桜マーク
安全基準に合格したライフジャケットには、「桜マーク」が付けられる。
アウトドアグッズ売り場などで、安価で売られているライフジャケットには、たいてい「認証マーク」は付いていない。
「認証マーク」付きのライフジャケットを着用する義務のない人。
手漕ぎボートやカヌー、カヤック、岸から釣りをする人など。
認証マークは、厳しい検査に合格して世に出された商品。
ライフジャケットが、アナタの命を守るためのものならば、安価な製品ではなく、認証マーク付きのライフジャケットを着用することをオススメする。
2018年2月から、小型船舶に乗る人全員に、「認証マーク」付きのライフジャケットの着用が義務化されました。
水上バイクだけでなく、小型船舶に乗るときは、自分が操船者でなくても、「認証マーク付きのライフジャケット」を着なくてはなりません。
これに違反すると、船長(操縦者)には「違反点2点」が付き、船舶免許の再講習を受けることになります。
自動車免許と同じように、違反点数が累積して、行政処分基準に達したら、最大で6カ月の免許停止になります。
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