気を付けて！子供は静かに溺れます！水辺では “子供たち”に「ライフジャケット」を着せましょう！水上バイクに乗る際は、「認証マーク」付きでないと法律違反になります、命を守る“ギア”ですよ！ジェットスキー（水上バイク）

災害時、「子供は静かに溺れます！」命を守る“ギア”ですよ！

水辺では“子供たち”に「ライフジャケット」を着せましょう！

子供の水難事故が起きるのは、親が目を離した隙です。

他の人も大勢いる！誰かが見ている！何かが起きても、誰かが必ず見つけてくれる！こんな考えは間違いです。

現実の災害現場では、「子供が溺れるときは、静かにです」バシャバシャと暴れて、大騒ぎしてくれれば、見つけるのも簡単ですが、そうはいかないのです。

こんなとき、ライフジャケットを着せておけば安心なのですが、機能的に品質の保証された「認証マーク」付きの製品をお勧めします。

法律で認められている「ライフジャケット」とは「認証マーク」付きのモノ

水上バイク、プレジャーボートなど、全ての船舶に乗る場合、ライフジャケットの着用が法律で義務付けられています。

このとき、着用するライフジャケットは「何でもいい」わけではありません。

2018年（平成30年）2月1日より、同乗者全員に「認証マーク」付きのライフジャケットを着ることが、法律で決められています。

では、「認証マーク」とは何でしょう？

国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットのことで、合格した製品には「桜マーク」と呼ばれる印が付いています。

「認証マーク」付きのライフジャケットは、「水中で浮き上がる力（浮力）が7.5kg以上ある」こと、「顔を水面上に維持できる」ことなど、さまざまな厳しい検査に合格して世に出された、「命を守ってくれるライフジャケット」です。

ショッピングモールのアウトドアグッズ売り場などで、安価で売られているものには、たいていマークは付いていません。

「桜マーク」の印。

「桜マーク」以外の「認証マーク」、「JCI」マークとは何でしょう？。

基本的には、小型船舶に使用するライフジャケットは「桜マーク」が必須ですが、水上バイクは「JCI」マークでもOKとされています。

もし認証マークの付いていないライフジャケットでも、「日本小型船舶機構（JCI）」で審査してもらい、基準をクリアしていれば「JCI」のシールを貼付してもらえます。

「JCI」マークは、水上バイクを船舶検査に出すときに、法定備品としてライフジャケットを提出すると付与してもらえるので、船舶検査時に一緒に提出するといいでしょう。

船舶検査とは別でライフジャケットのみJCIに提出できますが、別途手数料がかかります。

仮に、全員が「ライフジャケット」着用していても、その製品に「認証マーク」が付いていなければ、「ライフジャケットを着用していない」ことになり、罰則の対象になるのでご注意を。

審査、基準をクリアしていれば「JCI」のシールを貼付してもらえます。

後部座席に乗せた人が「ライフジャケット」を装着していない場合、運転者が罰せられる！

水上バイクに乗る際、全員に「認証マーク」付きのライフジャケットの着用が義務付けられています。

法改正により、2022年から違反点数が付き、最大6カ月の免許停止になります!!　

これに違反すると、船長（操縦者）には「違反点2点」が付き、船舶免許の再講習を受けることになります。

自動車免許と同じように、違反点数が累積し、行政処分基準に達したら、最大で6カ月の免許停止になります。

後部座席に乗せた人が着用していない場合には、運転者に罰則規定が適用されます。

違反点数が累積加算されると、最大6カ月の免許停止になります