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  3. 勝利者インタビュー・片山 司 aquabike 第4戦 蒲郡
最終の選択コースで、インとアウトに分かれての真っ向勝負だった。ほんの少しでも、ミスしたほうが負け。接触しそうなほどの僅差で、片山が先に合流地点を抜けた。最後まで両者のバトルは続き、もつれ合うようにゴールした。千両役者の舞台を見ているようなレースであった。


GP SKIクラス優勝者・片山 司

WJS 優勝おめでとうございます。
片山 ありがとうございます。狙い通りのレースができました。最初から、「何が何でも、ホールショットを獲って先頭を走る」と決めていました。スタートで、(平阪)勇助のブレット(3気筒2ストローク艇SX-R)に勝つのは難しいけど、それでも、合流で「前に出てやる」と、息を止めて走りました。言葉どおり、前に出れて良かった。

WJS 4サイクルエンジンのSX-Rが、スタートで、軽い2サイクルエンジンのブレット艇より前に出るのは大変ですし、平阪プロのホールショットにかける意気込みはものすごいものがありますからね。
片山 だから、最初から勇助の前にいたかった。追い抜くのに手間取ってたら、タケさん(竹野下正治)にやられてしまう。

WJS イメージ通りのレースだったわけですね。
片山 最初と最後だけね。最終周で、タケさんが来たのは見えてた。インとアウトに分かれての直接対決。少しでもミスしたら負けだと思って、慎重に、でも息を止めて攻め切りました。

WJS レース後、マシンコンストラクターであるお父様の強司さんが泣いていたのには驚きました。
片山 あのとき、実は父ちゃんだけじゃなくて、チーム員全員が泣いてくれたんです。自分が勝てるはずなのに、なかなか勝てなかったからですね。でも、ようやく勝てて良かったです。

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