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コロナで変わる、この社会! 近い将来、「容姿端麗」が社会的優位とは限らなくなる!? ジェットスキー(水上バイク)

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背が15センチ高くなったら、本当に人生は変わるのか?

800万円かけても、背を伸ばしたい人が殺到しているらしい

「♪金もいらなきゃ 女もいらぬ、あたしゃ も少し背が欲しい~」と歌ったのは、玉川カルテットだ。
古くはナポレオン、近年ではスターリンやヒトラーなども、シークレットブーツを履いていたという説もある。
「背の低い男性は、その劣等感から嫉妬深く、攻撃的な過剰反応をみせてしまう」という心理状態を意味する「ナポレオン・コンプレックス」という言葉もあるくらい、古今東西、洋の東西を問わず、「身長」は全世界共通の悩みなのかもしれない。

自然界も同じだ。「身長(大きさ)=パワー」の公式は、人間だけでなく動物の本能でもある。敵と遭ったとき、自らの体、またはその一部を大きくして力を誇示する場面を、テレビや本などで見たことがあるだろう。

先日、『800万円で背を伸ばす手術。「15センチ高くなる」に予約殺到』という記事を読んだ。
ラスべガスにあるクリニックが、身長を伸ばせる「脚延長術」を発表したとあった。手術の所用時間は1時間半。費用は75,000ドル(約800万円)で、永遠に身長コンプレックスから解放されるのだという。

脚の骨を切断、伸縮可能な装置を挿入 体の中では何が起きるのかというと、脚の骨を切ってそこへ伸縮する装置を挿入するのだ。ただし、身長が伸びたことが一目で分かるまで1年近くかかる、という結果が出ている。(中略)

術後は少しばかりの我慢も必要だ。手術後には治療期間が続く。さらに、リモコン操作で1日1ミリずつ身長を伸ばすように管理するのは患者自身だ。
自分の骨の中に釘やボルトを仕込んだ「鉄人」になる心配はない。1年経てば、装置や固定具も外せるし、骨が生涯縮むことはないという。(中略)

「相談に訪れた人たちを含め、患者の9割以上を男性が占めます。ほとんどの方は平均7センチの身長アップを希望しますが、約12~15センチアップが叶います。特に男性にとって、高身長に見られたいという願望は、いつでも現代社会や世の中で注目度の高い話題として取り上げられます」(10月4日付、Forbes JAPAN)

今から4年前、イギリスからの研究報告で「身長・体重が 人生の成功を左右する」という文献が発表されている。今のご時世、ネット等では、様々なクレームが聞こえてきそうな内容だが、「背が低い男性と、太った女性は、そうでない人たちに比べ、教育や仕事、給与など、人生を左右する大問題において、チャンスが与えられる機会が少ない傾向があることが分かった」というものだった。

調査は40~70歳の英国人およそ12万人を対象とし、人種・民族に関連した要因を排除するため、白人に限定して実施した。身長と体重に関する遺伝情報と対象者の実際の身長・体重に加え、各人の教育水準、職種、収入などを基に分析したほか、それぞれの社会経済的地位を特定するため、社会の中で当然と受け止められている状況にないことを示す「タウンゼントの相対的剥(はく)奪指標(Relative Deprivation Index)」を用いた。(中略)

その結果、低身長の男性と過体重以上の女性には全般的に、与えられる機会が少ないことが確認された。男性の間では、身長と教育水準、仕事上の地位、収入の低さに関連性がみられた。遺伝的要因により身長が3インチ(約7.6㎝)低くなるごとに、年収は1,500ポンド(約24万円)少なくなるという。一方、女性の場合は、太っていることが収入と全体的な社会経済的地位の低さと関連していた。体重が1ストーン(約6.35kg)増えるごとに、年収が2,100ポンド(約34万円)少なくなっていた。(Forbes JAPAN)

もちろん、「全ての人にが該当するわけではない」とは述べているが、「こうした傾向があることが証明された以上、科学は今後、その原因の解明を図らなくてはならない」と指摘している。

そういえば、以前、タレントの光浦靖子さんが「美人とブスの収入の差は一生で1億円も違う」とテレビで言っていたのを思い出した。「容姿端麗で高身長がそれほどエライのか」と、私などはヒガミ根性丸出しになる話である。



コロナの前と後とでは、「外見」の価値観が大きく変わる

人の第一印象は3秒で決まると言われてきたが……

人が「第一印象」を決める要素は「3つ」あると言われている。
言語情報(話す内容)
聴覚情報(声)
視覚情報(見た目)

しかし、アフターコロナの世界では、直接人に会う機会が減り、オンライン化が進んでいく。今後、こうした「見た目重視の傾向」に少しの変化が起こるだろうと予想される。

 

何が変わる? 「顔」よりも「背の高さ」よりも「文章能力!?」

簡潔明瞭な文章を書くスキルは、ビジネスコミュニケーションにとってこれまでもずっと重要でした。
しかし、世界がオンラインへ移行する中、その重要性が急激に高まっているようです。オフィスや現場で行われてきたクライアントとのやり取りが、次々とSlackやメールなどの文字によるコミュニケーションに置き換えられてきました。

その結果、その場にいる人間を惹きつける能力でこれまで成功してきた人たちは、キーボードでのコミュニケーションを得意とする人たちに対する優位性を失いました。(中略)

その変化が最も顕著なのは身長です。背の高い人の方が高収入で、高い地位についている傾向があることを数多くの研究が示唆してします。

例えば、ニューヨーク大学のイーノック・バートン・ゴウィン教授の研究では、身長の違いは企業の幹部の間だけではなく、司教と牧師、そしてセールスマネージャーとセールスパーソンの間にもあることがわかっています。背の高い人に対して、職場において心理的に有利なバイアスが働いていることは間違いありません。
しかし、ビデオ会議では誰もあなたの身長を知ることができません。全員が座っていて、平等な条件でカメラを見ています。コミュニケーションがオンライン化すればするほど、身長の重要性はどんどん低くなっていくでしょう。(6月24日付、Forbes JAPAN)



「容姿の修正」が効くこの時代に

人の第一印象が3秒で決まるとしたら、オンライン会議でも、容姿が整っているほうが有利だ。直視し続けたくないと感じる顔より、「話が聞きたい」と思われる顔のほうがいい。

今後、コンピュータの画像加工技術や修正機能は、ますます進化を遂げるはずだ。Zoomには、すでに補正機能が備わっている。
この先、自分のウィークポイントが修正され、3倍増しで魅力的な容姿がコンピュータのモニターに写し出される時代が来るかもしれない。誰もが、魅力的なアナタの話を聞きたがるようになるはずだ。
そして、モニター越しでは身長なんて分からない。


ナニ? そんなの詐欺? フェイクじゃないかって? 要は、女性の化粧と同じである。
昨夜の徹夜で、目の下にできたクマを、コンシーラーやファンデーションで塗り隠し、健康的に見せることと何ら変わりはない。化粧を落とすと、全く別人に見える女性も現実にいる。

ビジネス会議ならなおさら、会議が終わっても、ずーと見とれていたい相手のほうが嬉しいし、コミュニケーションを取りやすい。

オンラインでは毎日出会う人でも、リアルな日常では一生会うことがないという未来も、十分にあり得る。その人の中では一生涯、アナタの容姿は3倍増しのままだ。

そういう世の中になったら、背の高さや、容姿の良しあしよりも、文章作成能力の方がよっぽど重要なスキルになるかもしれない。直接会って営業をするのが得意な人よりも、キーボードでコミュニケーションが取れる人の方が優位になる可能性があるのだ。

容姿に優越がなくなったら、あとはそれぞれの人間的な魅力が大切になる。個性が重要となる時代になるのだろう。

さて、あなたは800万円かけて、身長を伸ばしたいですか?

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