「First Challenge」クラスにエントリーした、これからが楽しみなフレッシュな「ライダーの卵」の皆さん。
80歳で現役ライダー・中地淳一選手。中地選手はaquabikeのトップでもある。アグレッシブな走りは健在。こういう年齢の重ね方をしたい。去る2021年10月9日（土）、10日（日）の2日間、兵庫県南あわじ市の慶野松原海水浴場において、JJSA 全日本選手権「ALL JAPAN JET SPORTS SERIES 2021 FINAL STAGE」が行われた。
両日ともに、真夏のような快晴に恵まれた。水面コンディションは、ベタ凪のフラットウォーターと、絶好のコンディションとなった。
ここでは、「VINTAGE X-2」「VINTAGE 800 X-2」「R/A 800」「VINTAGE 550」「First Challenge」のレース結果を紹介する。
VINTAGE X-2クラス表彰式。左から2位の中地 淳一、右：優勝した佐藤 裕司。| 順位 | ライダー名（チーム名） |
|---|---|
| 1位 | 佐藤 裕司（sato engineering） |
| 2位 | 中地 淳一（KHK RACING） |
１位を獲得した佐藤 裕司。
今大会2位の中地 淳一は、年間チャンピオンに輝いた。| 順位 | ライダー名（チーム名） |
|---|---|
| 1位 | 中地 淳一（KHK RACING） |
| 2位 | 佐藤 裕司（sato engineering） |
| 3位 | 高橋 伸裕 |
※上位3位まで掲載
VINTAGE 800 X-2クラス表彰式。左から2位の池田 高広、右：優勝した黒田 賢。| 順位 | ライダー名（チーム名） |
|---|---|
| 1位 | 黒田 賢 |
| 2位 | 池田 高広 |
| 3位 | 節和 香 |
※上位3位まで掲載
アグレッシブな走りで、1位を獲得した黒田 賢。
2位の池谷 高広。
3位の節和 香。節和は大会関係者であり、裏方として運営にも尽力している。
VINTAGE 550クラス表彰式。左から2位の中村 貴司、中央：優勝した加藤 豪、右：3位の石田 仁彦。
| 順位 | ライダー名（チーム名） |
|---|---|
| 1位 | 加藤 豪（55HEAVEN） |
| 2位 | 中村 貴司 （sato engineering） |
| 3位 | 石田 仁彦（55HEAVEN） |
※上位3位まで掲載
１位の加藤 豪は、もともとプロスキークラスに参戦していたプロライダーだ。現在は、ワールドファイナルにも参戦する550ライダーである。
途中で大きくバランスを崩すと、会場から大きなどよめきが起こった。
芳賀 毅、家中克弥、中村貴司、石田仁彦といった実力者がしのぎを削るなか、見事なホールトゥフィニッシュで加藤が快勝した。
中村 貴司は、日本を代表するレースマシンのメカニックだが、レーサーとしての実力も高い。
石田 仁彦は、伝説チームASMのリーダーで、往年のトップライダー。今でもナイスな走りを見せてくれる。
佐藤 舞旺は、若者らしく、アグレッシブな走りを見せてくれた。
今大会の成績は5位だった家中 克弥だが、第4戦で優勝し、シリーズチャンピオンに輝いた。元フリースタイラーという異色のレーサーでもある。
今大会、マシントラブルに泣かされた芳賀 毅。加藤とのガチンコバトルが見たかった。本来はX-2のチャンピオンだが、今は日本を代表する550レーサーである。
今シーズンは、第5戦と最終戦に参戦した若林 利雄。
山本 茂晴は、A SKIクラスにも参戦している。この最終戦だけ550クラスにエントリーした。| 順位 | ライダー名（チーム名） |
|---|---|
| 1位 | 家中 克弥（KHK RACING） |
| 2位 | 中村 貴司（sato engineering） |
| 3位 | 芳賀 毅（55HEAVEN） |
※上位3位まで掲載
「VINTAGE 550」クラスのシリーズチャンピオンに輝いた家中 克弥。
「First Challenge」クラスに参加したライダー。
今大会、「初めてレースコースを走る」という企画「First Challenge」クラスが設けられた。初めてクローズドコースを走ったライダーたちが、一様に目を輝かせて満足げな表情を見せてくれた。
他のレーサーたちも「自分が初めてレースコースを走った日のこと」を思い出すのか、微笑ましい目で見つめていた。
丁寧な走り。
アグレッシブな走り。
超アグレッシブな走り。
友人に付き添われて参戦していた。良い感じの走り。
今年発売された、4ストロークのスーパージェットも走っていた。
ワンポイントに、会社の名前が入ったレーシングフード。仕事にプライドを感じる、素敵。
初めてのスタートシーン。この光景は、「一生忘れない」。
「First Challenge」レーサー。戦い前の朝。
遥か昔に「First Challenge」をしている先輩ベテランライダー。微笑ましい目で、ファーストチャレンジャーたちを見守っていた。写真左から、芳賀 毅、中村 貴司、石田 仁彦、加藤 豪。全員VINTAGE 550クラスに参戦。
大会を盛り上げるMCのSAKOさん。
今大会のマスコットガール。
山崎直美JJSA会長（写真右端）と、「First Challenge」の皆さん。山崎会長も、元レーサーである。
大変よく頑張りました。【RACE 関連記事】
「日本のレース 」 aquabike 2021「SKI DIVISION GP1」「淡路・慶野松原大会」
「日本のレース 」 aquabike 2021「RUNABOUT GP1クラス・第6戦 慶野松原大会」
JJSA最終戦「淡路・慶野松原大会」「A SKI SLTD ALL」「A SKI SLTD Kawasaki」クラスのレース結果
JJSA最終戦「淡路・慶野松原大会」「A SKI-X SLTD ALL」 「M SKI-X SLTD ALL」 「M SKI-X SLTD ALL」「B SKI-X STK Kawasaki」クラスのレース結果
JJSA最終戦「淡路・慶野松原大会」「FREESTYLE PRO」クラスの結果
【関連記事】
優良ショップが教える、ジェットを長持ちさせるワンポイントアドバイス
2021 水上バイク国内全モデルラインナップ
2021年 BRP SEA-DOO（シードゥ）ニューモデル 国内全モデルラインナップ
2021年 ヤマハ マリンジェット ニューモデルラインナップ
2021年 カワサキ ジェットスキー ニューモデルラインナップ
2021年 SEA-DOO ニューモデル「RXP-X 300」【試乗記】乗って驚いた！今までにない革新的なレーシングモデル
