
これは本来、優良ショップで購入した人だけが聞けるジェットスキーを壊さない遊び方の秘訣です。
今回は、トレーラーに乗ったジェットスキーを降ろす方法の上級者編です。ジェットスキーの扱いに慣れた人なら、この方法で降ろすのも良いでしょう。
ジェットスキーに乗ったまま作業する人は、極力、「濡れたくない」と思っているかもしれません。しかし、そう思っていると、トラブルが起きやすい。むしろ、いつでも水に入ることを心掛けておきましょう。
具体的には、ウェットスーツやドライスーツの着用をオススメします。人が嫌がること、例えば「水温が低い」ときに水に入るとか、「水に濡れたくない」と、思っていることを率先してやりましょう。
皆に好かれ、気分も良いですよ。そう考えると、ウエアの重要性も分かるでしょう。
ジェットとトレーラーを留めているストラップのフックを外す。
横からジェットスキーに乗り込む。このときに、トレーラーのフェンダーを使うと乗りやすい。
乗り込んだらエンジンを掛ける。
後ろに体重をかけてハンドルを引っ張ったり、逆に、前に過重したりとジェットスキーの上で体を動かしながら、徐々にジェットスキーを水面に降ろしていく。
リバースにして、水に付いたら、徐々にアクセルを開ける。
ある程度まで下がると、自然とトレーラーから降りてくれる。
十分に水深があるところまで運ぶ。
腰までの水深の場所に来たら、先にアンカーを投げ入れておく。
アンカーロープを持って、ジェットスキーから降りる。
バウアイにアンカーロープのフックを引っ掛ける。
くれぐれも、腰よりも浅いところでアンカリングをしないように。浅いところでエンジンを掛けると、石やゴミを吸い込むリスクが高くなる。「アンカリングは、腰より深いところ」を覚えておこう。【関連記事】
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