これは本来、優良ショップで購入した人だけが聞けるジェットスキーを壊さない遊び方の秘訣です。
今回は、「ジェットスキーを水からトレーラーに上げるまで」の上級者編です。
ジェットスキーの扱いに慣れた人でも、この方法でトレーラーに乗せるときには、細心の注意を払いましょう。ジェットスキーに乗ったまま作業する人は、極力、「楽をしたい」と思っているかもしれません。
しかし、そう思っていると、トラブルが起きやすい。むしろ、いつでも水に入り、ていねいにジェットスキーを扱うことを心がけましょう。
ジェットスキーに乗ったまま、水からトレーラーに上げるときの事故は、ほとんどがこのときに起こる。
キチンとトレーラーの真ん中に進めず、フェンダーの上に乗り上げたり、ひどい人は、勢い余ってジェットスキーごと陸まで飛んでいく。
また、ていねいに扱っているつもりでも、トレーラーとジェットスキーが接触する衝撃で、両方に多大なダメージを与えているケースが多い。だから、西本店長は、自分のお客様には「ジェットスキーに乗ったまま、水からトレーラーに上げないよう」にと、説明しているという。
前項で「キールローラーに接触するまで進めない」と書いたが、エンジンを掛けたまま、ジェットスキーのフロント部がキールローラーにぶつかると、衝撃が加わってトレーラー、ジェットスキーの両方が破損するケースがある。
プロが教える「初めてのジェットスキー」も、今回で5回目。何度も見て、確認して、事故のないように、安全にジェットライフを楽しんでください。
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