※映像のなかに、一部日本未導入モデルもあり。
「Can-Am(カンナム) スパイダー」は、スノーモービル(Ski-Doo)や水上バイク(Sea-Doo)、ATVを製造する、カナダのBRP社より発売されている三輪トライクである。 「かつてない解放感を味わえる、まったく新しい乗り物」をコンセプトに、2013年から日本国内での販売が始まった。
前2輪、後ろ1輪の「リバース型トライク」と呼ばれ、バイクでもクルマでもない独特のライディングフィールに、愛好者が増えている。
今年、2023年モデルとして発売される「Can-Am(カンナム)」トライクは、3つのシリーズがある。「Spyder RT」シリーズ、「Spyder F3」シリーズは、ともに「Spyder」の名を冠しているが、「Spyder RT」シリーズのほうが、より装備が充実している。
「Spyder RT」は、「ツーリングのためのデザイン」とメーカーが謳うように、タンデム走行での快適性を追及したツーリングモデル。座り心地が良くクッション性の高いシートと、タンデム用シートバックを装備している。
グレードは、「Spyder RT LIMITED」と「Spyder RT SEA-TO-SKY」の2種類。
価格は、「Spyder RT LIMITED」が4,263,600円~(消費税込)、「Spyder RT SEA-TO-SKY」4,527,600円~(消費税込)。
「Spyder F3」シリーズは、大胆で力強いデザインを有し、パフォーマンスの限界に挑戦する一方、ゆったりとしたシートポジションのおかげで、長時間の走りも快適に過ごせる。
グレードは、「Spyder F3-S SPECIAL SERIES」「Spyder F3 LIMITED」「Spyder F3 LIMITED SPECIAL SERIES」の3種類。
価格は、「Spyder F3-S SPECIAL SERIES」が3,439,700円~(消費税込)、「Spyder F3 LIMITED」が4,100,800円~(消費税込)、「Spyder F3 LIMITED SPECIAL SERIES」が4,354,900円~(消費税込)。
「Ryker(ライカー)」シリーズは、Spyderよりも後に発売された機種で、Spyderがラグジュアリー路線だとしたら、Rykerは「走ることの楽しさ」を実感させてくれるアクティブ路線である。ちなみに、Ryker(ライカー)の名前は、「ライダー」と「バイカー」を組み合わせた造語である。
グレードは、「Ryker」「Ryker SPORT」「Ryker RALLY」の3種類。
価格は、「Ryker」が1,777,600円~(消費税込)、「Ryker SPORT」が2,296,800円~(消費税込)、「Ryker RALLY」が2,613,600円~(消費税込)。
※装着のサイドパネル及びホイールはオプションとなる。
いよいよ日本に到着した2023年最新モデルのCan-Amを、試乗できる絶好のチャンス!
『この機会に試乗会にお越しいただき、Can-Amモデルの溢れる個性をぜひ体感してください』。
普通自動車免許(AT限定含む)で乗ることができるので、二輪免許がなくても“オープンエア・デビュー”できるのだ。
45分の試乗時間のうち、最初の20分ほどは初心者でも安心の「操作講習」を実施する。講習後、Can-Amに跨って、先導車とともに25分のツーリングへ出かける予定となっている。
運転に必要なヘルメットやグローブ、ジャケットなどの貸し出しあり(サイズ・数量制限あり)。
参加者には、「Can-Amオリジナル」グッズをプレゼント。さらに、アンケートに回答いただいた中から抽選で計6名様に、特別なプレゼントも用意されている。
初心者はもちろん、すでにCan-Amオーナーも大歓迎! この機会をお見逃しなく!
イベント日時 | 2023年7月22日(土)・23日(日) 10:00~受付開始 |
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試乗車両 | ・Spyder RT Limited ・Spyder RT Sea-to-Sky ・Ryker Rally ・7/22(土)は12:00から、タレントのガダルカナル・タカさんによるトークショーを開催! Can-Am Spyderオーナーでもあるガダルカナル・タカさんが、Can-Amで走る楽しさ、Spyderの魅力について語ってくれる |
会場 | バイカーズパラダイス南箱根 〒419-0101 静岡県田方郡函南町桑原1348-2 |
イベント日時 | 2023年7月29日(土)・30日(日) 10:00~受付開始 |
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試乗車両 | ・Spyder RT Limited ・Spyder RT Sea-to-Sky ・Ryker Rally |
会場 | シーゲッツ 〒488-0021 愛知県尾張旭市狩宿町4-16-1 |
※予約は先着順。希望に沿えない場合もあるので、行く予定があれば、早めに予約を!
※予約状況に空きがある場合は、当日現地にて予約をすることも可能。
※ 試乗ルートは試乗会側の指定したルートを、先導車とともに走行。
※ 試乗する場合、必ずスニーカーを履き、くるぶしまで隠れるパンツを着用のこと。
※試乗モデルおよびカラーやグレードは、希望に沿えない場合もある。
A1 「トライク」とは、シートにまたがった状態でハンドルバーを操作する、ドアのない三輪車のこと。同じ三輪車でも、シートが着座式、丸ハンドル操作式、ドア付きのものは「トライク」とは呼ばない。
A2 スパイダーは「自動車」扱いである。そのため、公道で運転するには「普通自動車」以上の運転免許が必要となる。パドルシフトのセミオートマなので、AT限定免許で運転できる。ちなみに、二輪免許では運転できない。
高速道路での走行ももちろんOKで、高速道路の料金は401cc以上のバイクと同じである。
自動車扱いなのでヘルメット着用義務はないが、飛び石や虫などから頭部を守るため、ヘルメットを被った方がいい。
A3 サイドカーと同じ「側車付きオートバイ」に分類されるので、購入時に車庫証明は必要ない。税金、自賠責、任意保険も、バイクと同じ扱いである。
A4 法定最高速度は、一般道が60km/h、高速道路は80km/h(三輪自動車扱い)となっている。
A5 排気量によって変わってくる。排気量が250ccを超える場合は「側車付オートバイ」となり、車検が必要。
排気量が50cc超~250cc以下の場合は「側車付軽二輪」となり、車検は不要。
ちなみに、SPYDERシリーズは1,330ccなので、車検が必要である。
「Spyder RT SEA-TO-SKY」は、「Spyder」シリーズの最高グレードモデル。
ワンランク上のプレミアム「Spyder RT SEA-TO-SKY」のホイールが新しくなり、さらにカラーオプションにグリーンシャドーが追加された。Rotaxが誇る3気筒エンジン「ROTAX 1330 ACE エンジン」は、ガソリンを満タンにすれば、最長406kmを走行可能。曲がりくねったワインディングでも、力強いトルクを発揮する。
「Spyder RT LIMITED」は、ライダー向けスマートフォンアプリ、長距離用シートなどを標準装備。タンデムでも快適な冒険を愉しめるように設計されている。
「Spyder F3 LIMITED SPECIAL SERIES」は、Spyder F3シリーズのフラッグシップ。コンフォートシート、ショートリーチのハンドルバー、補助ライト、大容量138Lのストレージなど、ロードトリップに最適な装備だ。
「Spyder F3 LIMITED」には、「ヒーター付きグリップ」や「一体型パッセンジャーバックレスト」「フットボード」などを標準装備。6スピーカーサウンドシステムもあり、好きな音楽と共に旅ができる。
「Spyder F3-S SPECIAL SERIES」は、低重心、高性能ショックアブソーバー、スポーツモードなど、ライディングの楽しさを追求したモデルである。
「Ryker RALLY」は、より頑強なリム、ラリー対応のタイヤ、ハンドガード付きラリーハンドルバー、プッシュバーなど、オフロード走行も楽しめる仕様となっている。ダートでドリフトやコーナリングがしやすい特別な「ラリーモード(クルーズコントロール)」を装備。
「Ryker SPORT」は、ひと目見たら忘れられない印象を与える「スポーツモデル限定」のスタイリング。ダイナミックなドリフトを可能にする「スポーツモード(クルーズコントロール)」を装備している。
「Ryker」は、ベースモデルがシンプルで無駄を排した装備となっている。その代わりに、オプショナルパーツの多さが際立っている。外装パネルも22色から選択可能。カスタムパーツの組み合わせは10万通り以上と、「誰とも違う1台」を作ることが可能だ。
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