
クーラーボックス(容量16ℓ)。
クーラーBOXは、なぜ無機質な「白」なのか?
SEA-DOOといえば、ポップでカラフルなデザインが特徴的だ。なのに、どうしてこのクーラーボックスは「白」のままで、彩色されていないのか?
このクーラーボックスはOEM製品で、製造を依託しているのがアメリカで最もメジャーなクーラーボックスブランドである。アウトドアの遊びを熟知しているアメリカ人は、クーラーボックスのブランドに非常にこだわりがあるという。その彼らが支持するのが、このブランドのクーラーボックスで、そのイメージカラーが「ホワイト」だそうだ。
ポップなデザインよりも、「品質の保証」という意味において、このブランドの製品だということを分からせることのほうが重要なのだ。だから、色は「ホワイト」のまま。ちなみにこのブランドのクーラーボックスは、「中の氷が7日間も溶けない」と言われている。
オーディオシステム
スピーカーにコントロール機能が付いているので、スマホはグローブボックスの防水ケースに入れっぱなしでいい。
正直、今までジェットにオーディオなんて必要ないと思っていた。我が物顔で大音量をまき散らすユーザーを不快に思っていたし、ハイスピードで走り出すと、音楽なんて聞こえないからだ。
しかし、このジェットスキーに試乗して考えが変わった。自分にだけに聞こえるサウンドは魅力的だし、誰もいない場所で止まって聞くのは最高だ。お気に入りの曲を、誰にも邪魔されない最高のロケーションで聞くためだけに、ジェットに乗りに行く日があるかもしれない。
画期的なストレージボックス
ハンドルまわりの一式が、フロントストレージのハッチの役割を担っている。裏側には消火器とロープ、ライト、笛が入っている赤いケースを取り付ける。
このフロントストレージは、メチャクチャ便利だ。シートに座ったまま、フックを引っ張ったらハッチが開く。小さなグローブボックスの代わりに、大容量のフロントストレージがこんなに楽に使える日が来るなんて、思いもしなかった。
オプションの間仕切りを使えば、カメラやパソコンを直接入れても振動で壊れたりしない。こういったシンプルな変化こそ、実はものすごい。