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なんで明石市長は、いつも“市議会と揉める”のか?「相反する考えを排除する姿勢が、危険で不適切」などとして、今月12日に問責決議案が提出される予定。売り言葉に買い言葉か

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市政を一生懸命やっているからこその「行き過ぎた行動」

兵庫県明石市の泉房穂市長に対し「相反する考えを排除する姿勢が、危険で不適切」などとして、兵庫県明石市議会の4会派が問責決議案を12日の本会議に提出する方針を固めている。

それについて8日、問責決議案の提出を予定する市議会議員に対して泉市長は、「賛成したら許さんからな」と繰り返し言ったり、他の議員にも「問責なんか出しやがって。議員みんな、次の選挙で落としてやる」などと発言したことが問題となっている。

泉市長は正確な文言は覚えていないとしつつ「きつい言い方をして(市議が)ショックを受けたのは事実なので、おわびした」と話した。式後、泉市長は3人に謝罪の電話をかけたという。

「市政運営を一生懸命やっているのに『なにが問責やねん』とカチンときて、きつい言い方をしてしまった」「“問責決議に賛成しないでほしい”とお願いする趣旨だったが、言い方や表現が不適切だった」と泉市長は釈明している。

※問責決議(もんせきけつぎ)とは、地方自治体の議会において、市長に対する個々の政治的責任を問うことを内容として行われる決議のこと。 類似のものとして不信任決議、解任決議、辞職勧告決議などがある。問責決議は不信任決議と異なり、法的拘束力はない。


明石市は、日本で初の「悪質な水上バイクの危険走行に対する“懲役刑”を含む条例」を作った町

昨年の夏、世間から非難を浴び続けた「悪質な水上バイク」の問題の急先鋒と目され、他の自治体に先駆けて「水上バイクの危険走行に対する懲役刑を含む条例」を施行したのが明石市の泉市長だ。

昨年8月、大きな社会問題となった明石市の林崎松江海岸の水上バイクの危険走行と、翌9月、淡路島での無免許運転による衝突事故で3名が命を落とした事故により、市民の不安感がかつてなく高まっていることから、水上バイクの危険走行に対して「6カ月以下の懲役、または50万円以下の罰金が科される」という条例改正に踏み切った。

その一方で泉市長は、一方的に水上バイクを責めるのではなく、「これから条例を作るのに、水上バイクのことを“何も知らないから”」と、自らも水上バイクの免許を取得している。


「明石市民を守る」という並外れた情熱が、軋轢を生む原因なのかもしれない

『強いメッセージ性のある情報を発信しなければ、「明石市民を守れない」。発した情報が、受け手の側に伝わらなければ何も言っていないのと同じ』。

泉市長は、過去の本誌のインタビューでもそう語っている。 そして、改正条例施行1年目の今年から確実に効果を出し「悪質水上バイク」は明石の海から1台もいなくなった。

これほどの情熱と実行力とスピード感をもって政治を行っている政治家を、私は他に知らない。

泉市長が、なぜこれほどまでに市議会と軋轢を生むのか。想像するに、その一番の原因は「全てが圧倒的に他の政治家と違う」からだと思う。


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